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ソーシャルカーナビのwazeのオープンさが、トヨタ、日産を抜くかもよ

 アメリカのサービスなんだけど、スマートフォンにアプリをダウンロードするだけで、みんなで渋滞情報をシェアしあうという秀逸なwazeというサービスがある。日本でもダウンロードすることは可能。まだユーザーはそんなに多くないので、地図は表示されないけど。
 アメリカではカーナビとしてiPhoneなんかのスマートフォンを使っている人が多いというのは以前に書いた通り。
 自分としては絶対専用カーナビのほうが便利だと思っていた。だって画面が大きいし。
 でも画面の大きさよりも通信機能のついているスマートフォンのほうが便利かもしれないな、と思い始めた。このwazeを見てると特にそう思う。
 使い方は簡単。アプリを立ち上げて車を運転するだけ。スマートフォンからアップロードされるGPSの位置情報の推移と経過時間を見て、渋滞に巻き込まれているのかどうかを、ネット上のwazeのシステム側が判断。渋滞情報をほかのwazeのユーザーと共有するという仕組みだ。
 そんなの日本のカーナビだってやってるじゃん、と思うかもしれない。でもトヨタのカーナビと日産のカーナビの間では情報は共有されていない。ユーザーを囲い込みたいからなのか、ライバル社と協力しあうような雰囲気じゃないのかはしらない。しらないけど、情報が分断されたままだと、スマートフォンが普及したときにはwazeのようなサービスに完全に抜かれてしまうと思うよ。

 日本じゃそこまでスマートフォンは普及しない、という予測もある。そうかもしれない。ただそうなれば、日本は世界的なモバイル技術の急速な進化から取り残されるだろう。
 さてwazeの面白いのは、カーナビだけじゃない。地図自体もみんなで作ってしまうところなんだ。同じ緯度、経度のルートを何台も車が通過すれば、そこに道路があることを判断して、地図上に道路を書いてしまうんだ。100%参加型で地図を作ってしまうようになっている。だからまだ日本ではほとんど使われていないので、まったく地図は作られていない。これから利用者が増えると作られるかも。情報が役に立つので、みんなが使う。みんなが使うので役に立つ情報が増える。その好循環に入るまでには、まだしばらく時間がかかるかもしれない。
 またもっと精度の高い地図を作ることに貢献したければ、ストリート名なども自分で入力できる。ただ安全上の理由から、停止中しかキーボードでの入力はできないようになっている  興味のある人は、下の動画をご覧ください。英語だけど。聞き取りやすい英語なんで、英語の勉強にもなります。

 

   

twitterコンテンツ課金、するの、しないの、何があったの

 twitterが日本でtweet課金可能なプラットフォームを準備しているという報道があったかと、思ったらそれを否定する正式発表が登場。何が起こっているんだ?

 ことの発端はこの記事。つぶやきを有料コンテンツに——Twitterに課金システム、来年1月から (11月25日 18時24分 更新)

 11月25日、mobidec2009で講演を行ったDGモバイル取締役COOの杉建一氏が、Twitterのビジネスモデルに言及。2010年1月にも、Twitter向けに課金プラットフォームを提供する予定であることを明らかにした。

 これをTechCrunchが転電した。
Twitter Japanが来年1月から有料アカウントを開始

 

11月28日 ソーシャルメディアのお国の今朝一番(米国時間11/27)のニュースだ: Twitterの日本版が、実験的に有料アカウント*を開始するらしい。

 その後、アメリカのブログ界隈を見ていたら、ものすごい勢いでこのことがニュースになっていってた。
 世界的にみれば、本家のアメリカのtwitterでもやってない試みをいろいろやっていってる日本のチームはすごい、ってことにはなるよね。アメリカのブログなんか読んでると、ほとんどテック分野では、トップニュース扱い。
 でも本当に成功するんだろうか、って海外の人たちは疑問を持つ。だから成功するかもしれないよって、日本在住のTechCrunch社外ブロガーが書いている。Twitter Japanの有料コンテンツ制が成功する(と思われる)6つの理由

 みんながんばってるな、と感心していたら、DGモバイルの親会社であるデジタルガレージの伊藤譲一氏が、有料化計画を否定する公式発表をした。以下全文引用。

Twitter 関連サービスに関する一部報道について »
Joi
11 28, 2009 - 12:50 UTC »

訳:

「Twitter Japan」が Twitter 上で有料アカウントサービスを始めるという一部報道がありますが、こうした事実はありません。日本において Twitter は無償のサービスであり、Twitter 社や株式会社デジタルガレージが、有料アカウントについて検討したり計画を立てたりしたことはありません。また、Twitter社とDGは事業パートナーシップを結んでいるものの、ジョイントベンチャーの設立についての事実がないこともここに改めてご説明します。

本件に関する報道は、DG の子会社である株式会社 DG モバイルが、サードパーティとしての有料サービスの可能性について誤解を招きかねない説明を行ったことが発端になっています。 DG モバイルの説明は、Twitter 社とデジタルガレージのパートナーシップとは関係ない別個のものです。

デジタルガレージ(私自身を含む)は、このような誤解を招いたことおよび、その修正についてのお知らせが遅れたことを深くお詫びします。この説明によって、Twitter 社に協力することを通じて Twitter を無償のサービスとして日本のユーザーに広めていくという弊社の方針を、多くのみなさまが理解してくださるこ とを望んでいます。

 「DG の子会社である株式会社 DG モバイルが、サードパーティとしての有料サービスの可能性について誤解を招きかねない説明を行ったことが発端」としている。ITMediaの記事では「課金プラットフォームを提供する予定であることを明らかにした」。「可能性の説明」と「予定を明らかにした」では大きな違いがある。

 DGモバイルの説明の仕方に問題があったのか、ITmediaの聞き間違いなのか。

 どういうことなんだろう。

 DGモバイルの公式twitterアカウントなるものがある。

 こういうこと書くくらいなんで、本物のDGモバイルだとは思うんだけど。

 「行います」とあるので、「可能性の説明」というより「予定を明らかにした」という感じだと思う。

DGモバイル取締役COOの杉建一氏とみられるアカウントでも


でも資本提携に関しては

 親会社のデジタルガレージが「twitter社とは資本関係にない」って言ってるのに、「ある」というのはどういうことなんだろう。まさか公式アカウントの中の人がそのことを知らないってことがあるんだろうか。

追記;「Twitter社とDGは事業パートナーシップを結んでいるものの、ジョイントベンチャーの設立についての事実がない」と書いているので、「資本関係にない」と言ってるわけじゃないんだね。失礼しました。

 

 twitterの大きな可能性に武者震いするDGモバイルの中の人の勇み足、ということなんだろうか。

 でもサードパーティ型のプラットフォームでするんだったら、別にtwitter本社にとやかく言われる筋合いでもないと思うんだけど、問題なんだろうか。

 DGモバイルの人たちもそう考えて独自に進めていたんだけど、twitterの公式のサービスなのかどうなのか、曖昧なブランドイメージのままで斬新なサービスを始めようとしたので、twitter社から伊藤譲一氏のところにクレームが入ったというような感じなんじゃないかと推測される。分かんないけどね。

追記:この記事をtwitterでつぶやいたら、いろいろ反応が反応をいただいた。そのうちの一つ。

まあ、確かにそうかもね。

ローカル広告は、クラウドソーシング、アドマーケットプレースでブレークスルーを

 

位置・地図連動型広告の潜在能力を読んで。
 位置、地図連動型広告というのは僕自身非常に興味のある分野で、この記事を興味深く読んだ。感想は、アナリストって優秀だなあということ。アナリストとし て転職できないかなと漠然と思ってたんだけど、こんな頭のよさそうな原稿書けないな、多分。ブログを書き散らしているのが自分にあってるのかも。プロブロ ガーか。食えないプロブロガーか。
 さて妄想はこれくらいにして、幾つか重要なポイントをメモ。

特定地域の情報に対するインターネットユーザーのニーズは非常に大きいということだ。これに応じて、特定の地域に対して自社や店舗を効率的にプロモーションしたいという広告主も多い。(中略) 企業の検索連動型広告への出稿が増え、地域に特化した事業を手掛ける企業はインターネット広告への理解を進めている。広告主は、チラシやタウン情報誌への出稿と同じ感覚でインターネット広告を利用するようになった。その結果、地域に特化した広告を安価に出稿できる位置/地図連動型広告の引き合いが増えているのだ。

 ふむふむ、引き合いは増えているのね。

市場規模は、2008年度時点ではまだ数十億円程度にとどまっている。広告主数は着実に増えているが、同市場の爆発的な拡大にまでは至っていない。

 でも伸び率はたいしたことないのか。何が悪いんだろう。

 市場が拡大しない理由の1つは、位置/地図連動型広告のサービス形態はクリック課金が中心であり、クライアント1社当たりのグロスの広告費が少ないことだ。事業自体の規模も相対的に小さくなってしまう。

 もう1つは広告主の幅が限定されている点だ。CPC(Cost Per Click:クリック単価)やCPA(Cost Per Acquisition:成果・獲得当たりの単価)を重視する企業からの出稿が中心となり、国内の大手企業からは出稿が望みにくい。また個人店舗などの小規模の事業主による出稿も大きく進んでいない。

 インターネット広告で効果を知った広告主がローカル広告にも興味も持ち出したんだけど、ネット広告同様に結果を重視する。結果なんて別にきっちり測定できなくてもいいよ、どばっと金やるよ、というような感じで広告を出稿してくれる大手企業が入ってこないと市場はそれほど拡大しないということか。

 一方で、ロングテールの広告を集めようにも、小さな店舗の店主なんかはネット広告のことなんてまったく知らないし、「位置連動型広告?はあ、なにそれ?」の世界なんで、一軒一軒回って説明していくのはかなりコストがかかるんだけど、もらえるお金は少ない。じゃあ、どうすりゃいいんだ。

 同広告をインターネット中心の展開だけに頼ると、地方企業の出稿を得るのが難しくなる。広告主を増やすには、地方企業の担当者や個人店舗の代表と顔を合わせて出稿を依頼するといった地道な業務が欠かせない。地方企業の出稿増には、まだ時間が必要だ。

 なるほど。恐らく広告業界のベテラン100人に聞き取り調査をすれば100人ともこう答えるだろうね。

 僕はこれまでインターネットがいろんな業界を変革するのを見てきたんだけど、変革は残念ながら業界の中からはほとんど出てこない。今までのやり方の延長線上で物事を見るから。大きな変革は外から起こることが一般的なんだと思う。

 前回の拙著「次世代マーケティングプラットフォーム 」の中核メッセージの1つが「変化は周辺から起こる」なんだけど、講演の中でも同じ主張するんだけど、本も読んだ、講演も聞いたという人から「大手広告主にデジタルサイネージに出稿してもらうにはどうすればいいんでしょうか」という質問が寄せられることがある。

 あれっ全然メッセージが伝わってないじゃん。

 大手広告主なんて、いろいろ広告、マーケティングの手法を研究しているのだから、成果が出始めると勝手に広告を出稿してくれるようになる。だからそんなのは後回しで、先にテクノロジーの力、クラウドソーシングの力を借りてジオメディアを作り、アドマーケットプレースを作るべきなんだと思う。それがインターネットらしい進め方だと思うよ。だって世の中を変えるくらいに大成功しているネットビジネスってみんなそうじゃん。
 世の中を変えるくらいに大成功するネットビジネスは日本では無理だって言う人もいる。そんなシリコンバレー的な進め方じゃなくて、もっと地道に日銭を稼ぎながらやるしかないんだ、って言うんだけど....。まあそういう考え方ももちろん有効だとは思う。両方かもね。

 クラウドソーシング的なジオメディアって、例えばちょっと前に記事を書いたFourSquareみたいな感じとか。ユーザーがお店のファンになって足しげく通ってくるようになると、店長と親しくなるかもしれない。「実はこんなサービスで遊んでるんです。だから頻繁に通ってるんです」って話を聞けば、店長は広告を打ちたいと思うようになる。アメリカではFourSquareの広告って、そんなゲーム性が効果を奏して自然な感じで集まり始めてるだよね。営業マンを回ってるわけじゃないんだ。
 で広告の方もアドマーケットプレース。広告主が自分で出稿するセルフサービス型だ。Googleのadwordsみたいなもの。adwordsだって成果が広く認知されるようになると、大手企業ががんがん出稿している。Googleの営業マンが大手企業を回ったわけじゃない。

 僕がローカル広告に注目するのは、こうしたネットらしいやり方で大変革が起こる可能性があると思うから。営業活動でしか市場拡大の道がないことには、それほど興味がない。

 さあ日本のローカル広告の市場拡大は、ネットらしいやり方で爆発するのか、地道な営業活動で緩やかに拡大するのか。

 どちらの可能性もあるだろう。多分、数年以内に答えは出ると思う。

Black Friday SaleでMacBook Airが25%オフ!ナニー!でもアメリカの話でしょ

MacBook Air購入ってtwitterでつぶやいたら、早速友人から「ブラックフライデーまで待ったら安く買えたんじゃない」とreplyをもらった。なにー!ホント!

 ちょっとあせったけど、ちょっと調べた限り日本ではブラックフライデーのセールはやってないみたい。

 でもアメリカではほんとすごそう。ちょっと調べたらMacBook Airが25%オフで売っていた。すげー。アップルにとっては過去最高のブラックフライデーのセールになるんじゃないかという話も出ています。

 アメリカでは感謝祭の次の日(Black Friday)が、クリスマス商戦スタートの日。1年で最高のセールの日なんです。先週出張でニューヨークに行ってたんでいろんな人から「もうニューヨークの街はクリスマス一色だったんじゃないですか」と聞かれたんだけど、感謝祭が終わるまでは派手なクリスマスの飾り付けはほとんどない。感謝祭の次の日からなんだよね、クリスマスへ向けた準備は。感謝祭の週末にクリスマスプレゼントの買い物を始めるわけです。

 うちの奥さんもアメリカに住んでいたときは、この日の前の晩から妙にテンションが高くなり、朝5時に乳飲み子を含む家族をたたき起し、近くのモールで行われる6時からのセールに並ばせたものです。なつかしいなあ。

 これからクリスマスに向けた一ヶ月は、大人をもわくわくさせてくれる楽しいシーズンです。

Google Waveの開発者キックオフパーティに行ってきました

 昨夜、渋谷のGoogle本社で行われたGoogle Waveの開発者コミュニティのキックオフパーティに行ってきました。

 僕は開発者でも何でもないんですが、非常にGoogle Waveに期待しているということを以前からあちらこちらで表明しているせいか、特別にPressという形で招待されました。ありがとうございました。

 僕の開発者に対するリスペクトとあこがれは半端ないので、開発者の容姿がギークっぽかったりすると「すげー」となっちゃいます。で昨日のパーティはスゲーの連続でした。

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 プレゼンではAPIが3種類あるということの説明を受けました。ボットAPI、ガジェットAPI、エンベッドAPIの3種類です。最初の2つのAPIは、wave上でそれぞれボットとガジェットを作るためのAPIです。最後のAPIは、ブログなどに埋め込むことでwaveの中をのぞくことができるようなAPIです。ブログに埋め込むとWaveの中の議論や共同作業の様子をブログで見ることができるようになります。
 ボットは、ユーザーと簡単な会話ができたり、「暇だなあ」とつぶやくとゲームのガジェットを持ってきてくれるものの実演がありました。
 ガジェットは、ゲームに加え、離れた場所にいる友達とお絵描きを一緒にするものなどの実演がありました。
 埋め込みの実例として、シーサーブログにボタン1つでwaveを埋め込めるということを実演してもらいました。このボタンってシーサーブログに既に実装されたのかしらん。

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14年ぶりにMacユーザーに戻りました

 ついにやりました。いろいろ悩んだ結果、MacBook Airを購入しました。貯金がなく24回の分割です。それでも買いました。

 実は僕にとって最初のパソコンはマックでした。確かMac ClassicⅡとかいう白黒の機種だったと思います。一体型デスクトップで、ポータブルというのが売りでした。ポータブルといっても大きなダッフルバッグに詰めたら持ち運びできるとという程度のポータブルで、このAirで言うところのポータブルとはまったく別物。

 非常によくできたマシンだと思いますが、慣れないせいなのか不満が2点ほどあります。1つは、薄すぎて壊れそうなこと。気をつけないとヒンジの部分とか壊れないか、ぶつけてへこまないかと気を使わなければなりません。  もう1つの不満点は音がしないこと。SSDなんでハードディスクのカチカチがないんです。カチカチがないと動いているのかどうかまったく分かりません。困ったものです。
 以上、ひょっとすると不満というより、自慢でした。 photo

 

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米新聞業界、今年はこれまでに1万4000人以上が職を失っている

Paper Cutsというサイトが、米国の新聞業界の失業者数を集計している。今年は今日までに1万4661人以上がレイオフされたという。すごい不況の嵐が吹き荒れているんだなあ。

Facebookって黒字になってたんだ

 えっ、知らなかったのオレだけ?  まだ上場していないので数字とかは出てないんだけど、Mark Zuckerbergの過去のブログ(9月16日)を読んでいたら、さらっと書いてあった。

Earlier this year, we said we expected to be cash flow positive sometime in 2010, and I'm pleased to share that we achieved this milestone last quarter.

 今年初めに2010年度中には黒字を達成するって予測してたらしいんだけど、前四半期(4-6月期)にこれを達成しちゃったらしい。 ユーザー3億人ということは、Facebookのエンジニア一人で100万人に対応している計算になるという。すごい効率のよさだなあ。広告不況で、ほかのメディア企業がヒーヒー言ってるときに、なんという景気のいい話。

米国のPC小売の売り上げの半分近くはアップルってすごい

 BetaNewsの記事 Nearly half the money spent at US retail on desktop PCs goes to Appleから

 いつの間にアップルってそんなにシェアを伸ばしたんだろう。すごい。

 In October, Mac US retail desktop computer revenue share was 47.71, percent up from 33.44 percent a year earlier, according to NPD.

 47.71%って。パソコンメーカーっていろいろあるだろうにアップル1社が半分近くを占めている。 
 かく言うわたしもMacBook AirのSSD搭載のやつを、なけなしの小遣いをはたいて注文しました。本日くらいに自宅に届く見通し。わくわく。

Washington Postの支局閉鎖の一方でAolがジャーナリスト募集

 従来型メディアから新しい形のメディアへ-。時代が移行しようとしているんだろうなあ。

 Washington City Paperによると、Washington Postが近く、New York, Chicago, Los Angelesの支局閉鎖を発表するらしいと報じている。
 全米のニュースを幅広くカバーするのではなく、コアコンピタンスである首都Washingtonの報道に特化するのが目的という。

 またSilicon Alley InsiderはTime社がレイオフすると報じている。アメリカ人がもっとも家族で楽しい時間を過ごそうというクリスマスシーズンを前にしてのレイオフって、余程のことじゃないのかなあ。

 一方でTime Warnerからスピンオフした新生Aolが、新米ジャーナリストを雇用するために、ニューヨーク大学のジャーナリズム関連のイベントで採用面接を行っていたと、これまたSilicon Alley Insiderが報じている

 捨てる神あれば拾う神あり。いや、捨てる紙あれば、拾うオンラインメディアあり、ということなんだろうなあ。

 新生Aolがどのようなオンラインメディアを作ろうとしているのか気になる。これまで成功しているオンラインメディアというとテクノロジーを使ってコンテンツを集めるというテクノロジーベースのメディアが中心だったけど、Aolは何やら人手を使ったメディアを作ろうとしているもよう。
 一説には、Associated Contentみたいなメディアになろうとしているというけど。Associated Contentは元グーグルの社員がやっているオンラインメディアで、グーグルの検索で上位に表示されるようなやり方でコンテンツをブロガーやジャーナリストに作ってもらうというベンチャーらしい。

Wikipediaの編集者が減少しているというグラフ

 どうして下がってきたんだろう。もう十分にいろんな領域について書き尽くされたからか、何か内部の問題なんだろうか。日本語版でも同じことが起こっているんだろうか。

Silicon Alley Insider

「未来から来たケータイ」、ACCESSのELSEの世界での絶賛ぶりが半端ない件

 日本では10月22日の「ACCESS DAY 2009」でお披露目されたんだけど(IT mediaの記事)、株式会社 ACCESS とイスラエルの Emblaze Mobileが共同開発した携帯端末向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」の試作端末が英で発表された。その後、世界の各メディアの大絶賛ぶりが半端なくすごい。

engadget

Folks, today might be the day when you start to notice how ancient our smartphones have become, even if they only came out in last few months.
2,3ヶ月前に出たスマートフォンでさえ、過去の遺物に見えてしまう。

mashable

It Came From The Future: The Gorgeous First Else Smartphone
未来からやってきた。ゴージャスなスマートフォン

OurielOhayon

Made in Israel: the first UI/UX that make me think twice when looking at my iPhone
僕のiPhoneを「微妙」と思わせる最初のUI
Whoever has tried to copy the iPhone interface, even Google/Android, has not come yet with something exciting and different enough.
This phone, created by Emblaze, an israeli company, is the first to make me think that something better is possibleI
例えグーグルのAndroidであっても、iPhoneのインターフェースを真似た社がエキサイティングで斬新なものを出せてこれなかった。Emblazeは、iPhoneよりすばらしいものを作ることが可能なんだと思わせた最初の電話だ。

 百聞は一見にしかず。
 下の動画を見てください。

 すごいね、ACCESS。こんなに大絶賛されるなんて。
 ちょうど今日(11月26日)1時半から、創業者の荒川亨氏の「お別れの会」が開催される。荒川さんの業績を、世界が今絶賛していますよ。

折り畳み式iPhone?と思ったらニセモノか

IntoMobileの記事

ネタもとは Gizmodo

「日本じゃ折り畳み式電話じゃないと主婦には普及しないよ。iPhoneやアンドロイドはキャズムを超えないね」とソニー大好きな同僚が言ってた。まあiPhoneは分からないけど、アンドロイドは折り畳み式電話が出るんじゃないか、と反論したけど、IntoMobileに折り畳み式iPhoneの写真が載っていてびっくりした。

 Apple Q300 Ultraという名前らしいけど、もちろんアップル製じゃないっしょ。りんごマークとかつけていいんだろうか。

グーグル自社ブランドケータイのうわさ、今度はロンドンから

 今度は英タイムズが報じている。

The Googlephone promises to be one of the most advanced smartphones, with a large touchscreen display and a processor almost twice as fast as the one powering Apple’s iPhone 3GS. It will probably be the first phone to run a new version of Google’s Android software, codenamed Flan, offering high-speed 3-D gaming said to be as good as that of many handheld consoles.
According to Ashok Kumar, an analyst at Northeast Securities

 iPhoneの2倍の速度のプロセッサと開発中のアンドロイド次期バージョンFlanを搭載するという。基本料で通話は全部無料になるみたいだし。

 ただこのAshok Kumarという人物、ちょっと前にグーグルが自社ブランドのアンドロイド機器を開発していると発言し、その数日後にグーグルの中の人に全否定されていた人物なんだよな。intomobileの記事

 確かにGoogleはちょっと前にSkpyeのライバルであるGizmo5を買収しているし、電話事業に興味があるようではあるんだけどさ。果たしてどうなんでしょう。

新聞業界に広がるグーグルボイコットの波=Denver Post、the Dallas Morning Newsも

 ルパート・マードック紙率いるニュース・コーポレーション以外の新聞社にもGoogleのクローラー締め出しを検討するところが増えてきたようだ。Bloombergニュースが報じている

 Publishers of the Denver Post and the Dallas Morning News may pull some of their stories from Google Inc.’s news site, a move that would emulate News Corp.’s Rupert Murdoch.

 こういう動きに発展する可能性は十分にあると思っていた。最初にマードック氏がグーグル締め出しを示唆したときに、ネットの状況を把握している人たちからは「自殺行為とみられていることなのに。にわかに信じがたい」「検索エンジンの重要性をおろそかにしているとは思いにくい。一種のパフォーマンスでは」という声があるって書いた。でも、メディア業界の人って、たとえオンライン事業をやっている人たちでも考え方がネット業界とは違うんだから。
 だってネット業界のイベントや会合に顔を出すマスメディア業界の人ってほとんどいないでしょ。見たことないでしょ。マスメディア企業のオンライン担当者でも自分たちをネット業界とは考えていなし、SEOという言葉さえ知らない人は山のようにいる。ほとんどがそうじゃないかなあ。SEOなんて考えたこともない人が、Google締め出すとどうなるかなんて考えるわけないじゃない。

 さてグーグル締め出しの動きって、すべての従来型メディア企業に広がるかっというとそんなことはない。断言できる。
 こういう動きは、よくあることなんだ。

 時代のニーズに応えられないことを人のせいにしたいという気持ちは分かるし、その怒りをだれか代表的な人や企業にぶつけたいというのは人間の感情としてよくあること。
 その一方で、感情的な人を尻目にこの機に有利な方向に動こうという人たちもいる。
 第3者からみれば「信じられない」という感想が出るような感情的、非合理的な動きをだれかがするときは、日ごろライバル関係にある人たちの間では、必ずこの2種類の動きが起こるもんなんだ。

 例えば日本のメディア企業の人たちは、まだグーグルの脅威にそれほど気づいてなくて、もっぱら感情の矛先はヤフーやMixiに向いている。Greeが力 を持っていることは知らない人が多い。Greeの名前を聞いたことがない人も多いんじゃないかな。だってモバイル領域はまったく知らないみたいだから。
 で、仮想敵に感情をぶつけているのがどの社で、この機に有利に動こうとするのがどの社かってのは、ヤフーやMixiの情報提供企業一覧をみれば分かる。

 結末はどうなるのかと言うと、落ち着くべき形で落ち着く。つまり時代のニーズの変化に応じて進化できるところは勝ち残るし、力づくで対抗しようというところは時代の津波に飲み込まれる。それだけのことだ。
 氷河期になったことに対する怒りを、恐竜が空から降る雪にぶつけても事態はなにも変わらない。そうした恐竜の怒りや悲しみとは別に、氷河期は進行する。果たして自ら哺乳類に進化できるのかどうか。
 「哺乳類に進化しなければいけないよ」という声と「ばかやろう。できることとできないことがあるんだ。そんな夢みたいなこと言ってる時間があれば、早くみんなのために洞穴を探せ」という声。仲間内で、そんな会話している間にも氷河期は進行するんだよなあ。

【関連原稿】
新聞の生き残り策は電子新聞しかないと考える業界人たち     09/11/18   
有料化できるコンテンツ、できないコンテンツ     09/11/13    
マードック氏がグーグルをボイコットすれば15%の売り上げを失うという話     09/11/11   
「グーグルからサイトを見えないようにしようと思う」マードック氏     09/11/09    

サンシャイン牧場が300万人突破

 発表文から。

インフィニティ・ベンチャーズLLP(所在地:東京都世田谷区)及びRekoo Japan
株式会社(所在地:東京都渋谷区)は、RekooMedia Ltd. (以下 Rekoo)が提供す
るmixiアプリ「サンシャイン牧場」の利用者数が、2009年11月20日に300万人
を突破しましたことをお知らせ致します。

Rekoo Media Ltd. が提供するmixiアプリ「サンシャイン牧場」は、2009年8月
に公開され、サービス開始以来、一躍人気サービスとなり、3ヶ月弱で単体のm
ixiアプリとしては初めて利用者が300万人を突破しました。
また、1週間内に利用者の80%以上が再アクセスする大人気アプリケーション
です。

「サン牧」、「サンミク」(「サンシャイン牧場」をしている「マイミクシィ
(友達リスト)」)、「サンシャイン語」(日本語訳がおかしい日本語)などの言
葉も生まれ、農場・牧場のゲームを介するマイミク(友達)間の新しいコミュニ
ケーション方法として定着しました。
その結果、11月10日に株式会社ミクシィから発表された「ソーシャルアプリケ
ーション・アワード」のグランプリを獲得しました。

10月27日には日本法人Rekoo Japan株式会社を設立し、開発・サポート体制の
強化を行う予定です。インフィニティ・ベンチャーズLLPは、共同代表パート
ナーの小野裕史がRekoo Japan株式会社の代表取締役に就任するなど、Rekooの
日本における事業展開を支援しております。


 日本でのサービス開始から3ヶ月たっていない。8割以上のユーザーが1週間以内に再利用するというから、結構面白いんだろうなあ、やったことないけど。
 中国のRekooMediaという会社が開発し、日本法人の代表取締役にはインフィニティ・ベンチャーズLLPの小野裕史が就任している。課金に関するトラブルもあったやに聞いているけど、急成長を続けているということは、ユーザーに広く受け入れられているのだろう。

 インフィニティといえば、毎年春と秋に札幌と宮崎でインフィニティ・ベンチャー・サミットというイベントを開催している独立系のベンチャーキャピタル。イベントを開催することで人脈ができ、独自の情報が入ってくるのだろう。
 イベントは人や情報のハブになるという意味で、オンラインメディアやオンラインコミュニティ同様に一種のメディアである、と僕は考えている。情報は急速に無料に近づくといわれる中で、情報を扱うメディア自体ではなく、メディアの周辺に収益の上がるビジネスを構築しなければならない。それがメディア変革期を通過したあとのメディアのビジネスモデルだといわれる。インフィニティは、イベントというメディアを運営し、イベント運営の成果として成長性の高い企業に出資したり支援したりする機会をだれよりも速く入手できる。そういう意味で、究極のメディアビジネスを運営しているのだと思う。こうした儲け口をしっかりと確立した企業には、メディア自体で利益をあげようという従来型の企業は絶対に勝てないのだと思う。

ソーシャルメディアのマネタイズ方法が見えてきた。ということは、そろそろ最終ラウンドか

 多くの人が集まりコミュニティー、ソーシャルメディアを形成すれば、いかようにでもマネタイズできるはず。だからマネタイズ手法を考えるよりも先に、人が集まるソーシャルメディアを確立すべき。
 ソーシャルメディアベンチャーの経営者や投資家は、そう考えて大胆な投資を続けてきた。一方で、マネタイズ手法が確立してもいないのに、ソーシャルメディアに多額の投資をすることは危険だと考える人たちもいる。
 それはそんなものだし、それでいいと思う。1つの事業が儲かるとだれもが考えれば、経営者も投資家も大きなリターンを得ることはない。儲からないと考える人がいるからこそ、成功者が大きな富を手にできるわけだ。

 なのでメディアの未来が不透明だといわれる今こそがチャンスのときだと思ってきた。ところがLinkedinFoursquareのAPI公開のニュースを読んで、もうそのチャンスの時期もそろそろ終わりに近づいてきたのではないかと思うようになった。ソーシャルメディアのマネタイズの可能性について、多くの人が既に確信を持ち始めたように思うのだ。
 APIを公開すれば、サードパーティが技術革新を先行してくれて、プラットホーム自体も進化していくことは、Twitterが証明してくれた。プラットフォーム上で、サードパーティのアプリ開発を可能にすれば、プラットフォーム自体も大きな収入になることは、アップルのAppStoreやFacebook、Mixiが証明してくれた。友人が集まる店のクーポンや広告を表示すれば効果があることを、FourSquareが証明してくれた。

 友人とゲームをしたいからソーシャルゲームが流行り、相手に勝ちたいからゲーム内のバーチャルグッズが売れる。友人が集まる店だから広告の効果が上がるのだし、友人が読む本だから読んでみたくなる。
 ソーシャルメディアの中では人間関係を通じて情報や広告が流れる。人間関係を通じた情報や広告でなければ伝播しない、効果がない。それがだれの目にもはっきりと分かってきたのだと思う。
 ソーシャルメディアの可能性に懐疑的だった人たちも、これからはどんどんソーシャルメディア事業に参入したり投資してくるだろう。先行するソーシャルメディアはAPIを公開し、プラットフォームを目指してくるだろう。
 大学生向け、若者向け、プロフェッショナル向け、ローカル向け・・・。次々と最も有望な領域からソーシャルメディアの覇者が決まり始めた。残っているニッチな領域で、どこが収益性が高く、しかもソーシャルメディアを築きやすいか。残ったスペースの取り合いが今後激化していくことになるのだと思う。

LinkedinもAPIを公開

 

LinkedinがAPIを一般に公開した
 Linkedinはこれまでにも一部企業にAPIを公開してきた。例えばIBMのロータスノーツ上で、Linkedinの人脈を表示し、ノーツ上で人脈のリスト上の知り合いに連絡を取れるようにしていた。Linkedinは本人が現在の勤務先や役職などのデータを更新してくれるので、いつも最新の情報を表示できるわけだ。同様にマイクロソフトとも提携、アウトルックのメールの連絡先にLinkedinのデータを取り込めるようにしていた。
 今回APIを公開することで、こうした連携を一気に加速しようというわけだ。具体的には、Developer.linkedin.comというサイトを昨日からオープンし、世界中の開発者がLinkedinのデータを利用したウィジェット開発の支援に乗り出している。
 APIを公開することで、プロフェッショナルの人脈というデータを持つプラットフォームとしての地位を確固たるものにしようという考えなのだろう。

Google締め出してくれればお金払うよとマイクロソフトがニューズ社に言ったとか、言わなかったとか

Finantial Timesの記事がちょっと話題になっている。

Microsoft has had discussions with News Corp over a plan that would involve the media company being paid to “de-index” its news websites from Google,

 ニューズ・コーポレーションがグーグルのクローラーを締め出すことに対してお金を払うという計画について、マイクロソフトとニューズ社が協議している、という話。それで setting the scene for a search engine battle that could offer a ray of light to the newspaper industry.(新聞業界に光が差すことになるかもしれない)って書いてるけど、そんなわけないよ。なに言ってるんだろ、この記事。
 幾ら現金をわんさか持っているマイクロソフトだって、窮地に陥った新聞業界を救済できるほどの資金を未来永劫、つぎ込めるわけがない。

 Finantial Timesは、マイクロソフトがコンテンツ保持者に働きかけているという話をつかんだらしい。まあ、それはありえるかもしれないけど、要はコンテンツを独 占的に検索できる権利に対する金額。ネタ元のコンテンツ保持者は次のように語ったみたいなんだけど。

puts enormous value on content if search engines are prepared to pay us to index with themもし検索エンジンがインデクスする権利に対して料金を払ってくれるのならコンテンツに対して大きな価値が与えられるようになる

そんなにお金を払い続けることはできないと思うよ。と僕は思うなあ。情報を独占できて、マイクロソフト経由でないとニュースを読めなくなれば、それなりに 広告収入も獲得できて、そのうちの一部をコンテンツ提供者に支払うことは可能。でもそれでも新聞業界の高コスト体質を維持でくるような額じゃないと思う。 それに、前提となっている情報の独占なんて、今の時代に絶対無理だと思う。

いずれにせよ、ネット上にはいろいろな意見が出ている。

Gizmodo:   The Definition of Evil: Microsoft's Search Wars Hurt Us All
悪の定義;マイクロソフトの検索戦争はわれわれ全員にとってマイナスになる

Newsosaur / Reflections of a Newsosaur:   Bing not likely to outbid Google for news
Bingは競売でグーグルに勝てそうにもない

Nicole Ferraro / Internet Evolution:   Microsoft Could Provide Revenue for Online News
マイクロソフトがオンラインニュースに収入を提供するようになる

Julio Franco / TechSpot:   Microsoft and News Corp potential alliance, against the open Web
マイクソフトのニュース社のアライアンスは、オープンなウェブに反している

Jeff Bercovici / DailyFinance:   Even with Microsoft pact, Murdoch can't go it alone
ニュース社一社では、意味がない

Alex Wilhelm / The Next Web:   Microsoft, Don't You Dare  ―  Surely you heard the news …
マイクソフトよ、いい加減にしろよな

Googleがバナー広告の多変量解析のベンチャーを買収

 買収金額は明らかになっていない。バナー広告のABテストってものがある。簡単に言ってしまえばABテストは、Aのパターンのバナー広告とBのパターンのバナー広告を交互の表示して、どちらの広告のほうがクリック率がよかったかなどの効果を測定するもの。午前中いっぱいABテストして、午後からは効果のよかったBのパターンだけでいく、とか決めることができるんだ。
 ABテストは2種類のパターンの間でのテストなんだけど、多変量解析というのは、2種類どころか、めちゃくちゃ要素を多くして、どの要素の組み合わせで作った広告が一番効果的かを測定するもの。
 Googleが今回買収したのは、その多変量解析のベンチャーのTeracent社

 

Googleの公式ブログから

Teracent's technology can pick and choose from literally thousands of creative elements of a display ad in real-time ― tweaking images, products, messages or colors. These elements can be optimized depending on factors like geographic location, language, the content of the website, the time of day or the past performance of different ads.
テレセント社の技術は、文字通り何千ものクリエイティブの要素から、最適のデスプレー広告をリアルタイムで選ぶことができる。イメージや、製品、メッセー ジの色など微調整できる。それで、ユーザーの所在地や言語、ウェブページの内容、時間帯、過去の広告測定の結果などを考慮して、一人一人に最適の広告を表 示する。

 この2つの広告は、下のほうが多変量解析の結果、自動的に作成されたものらしい。確かに下の広告のほうがいいような気がする。
 でもこうしたことまでコンピューターが自動的にするようになれば、クリエイターの仕事ってどうなるんだろう。まあもっと別の領域にクリエイティビティが必要になるんだろうけど。
 Googleの企業買収はまた活発になってきたなあ。ちょっと前にモバイル広告のadmobを買収したばっかりだし。ますますもってコンテンツの無料化 が進み、広告経済が進むことを見込んで、広告関連技術の買収を急いでいるんだろうな。この流れを読まずに、広告の有料化を推し進めていると大変なことにな りそうだ。メディア企業、広告会社の重役は「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を全員読むべきだね。

 

注目位置情報サービスの「FourSquare」日本で利用可に=狙うはローカル広告

 最近アメリカのブログを読んでいるとロケーション情報サービスのFourSquareのことがよく出てくるようになった。今回のニューヨーク出張でも、特に多くの人と話をしたわけではないんだが、ある女性が唐突に「こんなサービス知ってます?」とFourSquareのことを話し始めたのでびっくりした。

 「夫がはまってるんです。近くのスーパーマーケットとベーグルショップのメイヤーになっていて、ちょっと時間があると、スーパーマーケットとベーグルショップに出かけてチェックインしてくるんです。それで同じようなお店のメイヤーになっている女性と友達になったとか言って喜んでました」。どうやら数あるロケーションサービスの中でFourSquareが頭一つ抜きに出たのかもしれない。

 このFourSquareは、日本でもアプリは以前からダウンロードできたんだけど、日本の都市はサポートされてなかったので、どんなものか使い勝手がまったく分からなかった。だが1週間ほど前に50都市を新たに追加、東京もその中に入った。とはいえまだローカライズされていないようで、表記は英語。当然今後早い時期にローカライズしてくることだろう。APIを公開するなど、ジオメディアの基盤インフラを目指しているのは明らかだ。先行する日本のジオメディアや地方新聞社、フリーペーパーなどの脅威になる可能性がある。

 今回のニューヨーク出張でFourSquareを試してみたんだけど、Yelpに比べてソーシャルメディアの色彩が強く、一人で利用してもその面白みがよく分からなかった。前出の女性や米ブロなどによると、FourSquareの特徴はゲーム性と情報の両方にあるという。

 GPSで現在地を把握すると、その周辺のレストランやバーなどのリストが表示されるのは日本のロケーションサービスと同じ。ただ他のアメリカのソーシャルメディア同様に、他社のソーシャルメデアと積極的に連携しようとしているところが、日本の一部ジオメディアと大きく異なる。FourSquareではTwitterとYelpと連携、そのお店の周辺のTweetやYelpに書かれたそのお店のレビューを読むことができる。「tip」というタブをタッチすると、「ここの名物料理は○○で、ビールと一緒に注文するといいよ」というちょっとした情報を読むことができる。「people」のタブを開くと、そのお店に頻繁にくる人の情報を見ることができる。

 そのお店に行くたびにFourSquareでチェックインし、チェックイン数に従っていろいろな称号をもらえるようになっている。称号は「バッチ」と呼ばれるが、チェックイン最多の人はメイヤー(市長)というバッチが与えられる、多分。ほかにもいろいろなバッチがあり、東京に戻ってきてから近くのレストランでチェックインすると、「Newbie」というバッチをもらえた。新参者というバッチなのか、最初にこのお店にチェックインしたというバッチなのかはよく分からないけど。サイトを調べればどこかに説明が書いてあるかもしれないけど、調べてません。ごめんね。

 このバッチを集めるということが1つのゲームのようになっていて自分のお気に入りのカフェでメイヤーになりたいという心理が働き、そのカフェに頻繁に出向くようになるようだ。これはそのカフェにとっては当然ありがたいことで、FourSquareが店舗から人気が高い1つの理由になっている。店舗に人気があるので、広告がつく。ニューヨークの1つの店舗をページを見ていると、「Special Near-by」という緑色のタブが表示された。近くのお店のお得情報のようだ。

 そこをタッチすると、アイスクリームのクーポンが表示された。FourSquareでチェックインしたことを店員に伝えると、アイスクリームを無料でアップグレード(多分大盛りにしてくれたりトッピングを増やしてくれることだと思う)してくれるそうだ。これって非常にうまくできた仕組みじゃないか。

 友達が今どこの店にチェックインしたかも分かるようになっている。もちろんチェックイン情報をだれに公開するのかは自分で決めることができる。別に会う約束してなくても、友達たちが集まっているところに出かけることができる。友達に来てほしくなければチェックインしなければいい。「Shout」というボタンがあるのは、「今からそこに行ってもいい」とか聞くときに使うのだと思う。ある在米ブロガーは、FourSquareでチェックインすると「Shout」と使って「そのお店は○○がおいしいよ」などといろいろな情報を寄せてくれるのが便利だ、と書いていた。そんな使い方もできるんだろう。

 

そのfourSquareがAPIを公開したのだ。

 ネット上の有効なビジネスモデルは2つ。1つはプラットフォームになること。もう1つは、小規模体制のままそのプラットフォームを利用して専門性を活かして大きな収益を上げることだ。
 TwitterがAPIを公開したことで非常に多くのクライアントアプリが登場し、そのアプリが機能を先行開発し、Twitter自体を進化させている。Twitterを核にした生態系が完成したので、Twitterは成長を続けている。Twitter自体、技術的には簡単な仕組みだし、UIが特に優れているわけでもない。技術的、デザイン的に優れた後発企業が次々登場したが、Twitterを追い越せないのは、Twitterが作ったプラットフォーム上にこうした生態系が完成してしまったからだ。Twitterを使っている人なら、このプラットフォームになるというビジネスモデルが非常に有効なことを実感できると思う。

 ジオメディアをおさえたところが、次のグーグルになる、ということは以前のエントリーで書いた。そのジオメディアのプラットフォームになるべく、FourSquareがこのほどAPIを公開した。GigaOMの記事。 Twitterに出資したベンチャーキャピタルのUnion Square Venturesからは $1.35 millionの出資も受けた。東京を含む50都市で、サービスを開始した。
 日本はGPS搭載ケータイが世界で最も普及している国だといわれる。世界に先駆けてジオメディアも誕生した。しかし米国のジオメディアは急速に進化し始めている。米国ジオメディアがローカライズし本格上陸するまで、そう時間はない。

関連記事;機は熟した。これから始まるジオメディア時代

Yelpがあればガイドブックいらず

 

前のエントリーでも書いたけど、ニューヨークではiPhoneアプリのガイドブックを買おうかと思ったが、口コミタウン情報のyelpで十分に役にたった。

 3G電波のない状況で試したから分かるんだけど、yelpはかなりのデータをローカルにキャッシュしている。なので立ち上がりが速く、サクサク動くんだろう。まったく電波のない状況だと、グーグルマップはまったく使えなくなるんだけど、そんな中でもyelpは地図をしっかりと表示。GPSで現在地を表示してくれるので、迷子になることがなかった。

 日本にも位置情報に関連するロケーションサービスってグルメ系を中心に幾つかあるけど、ほとんどがPCウェブのサービスを主眼にしモバイルはそのおまけって、ところが多い。yelpはiPhoneを中心に考えて作られたものなので、当然のことながらiPhone上での使い勝手がかなりいい。日本のロケーションサービスのモバイル版だと、すぐにでも周辺のレストランを検索したいのにサクサク動いてくれなかったり、よさげなレストランを見つけても、そのデータをメールで友達に送れなかったりする。モバイルサービスにはまだなっていない。

もちろん日本のサービスもiPhone普及を受けてすぐに追いついてくると思うけど。

iPhoneの無線LAN機能だけでニューヨーク出張を乗り切れるか体験記

追記 Boingoの解約方法も簡単に記述しました。

 アメリカはあちらこちらに無料の無線LANがあるから便利だよ、という話をよく耳にする。アメリカでiPhoneを3G回線で使うと国内の定額が適用されないんで、莫大なローミングチャージがかかったという話をネット上で見かけたりする。そこで3G回線をオフにして、無線LANの通信だけで、どの程度便利に使えるものなのかを、今回のニューヨーク出張で実験してみた。
 出張は11月17日から22日まで。まず準備としてアメリカの無線LANのプロバイダーであるBoingoに申し込んだ。その辺りの話は以前のエントリーに書いた通り。
 1ヶ月無料トライアルがあるので帰国後キャンセルすれば、まるまるただで利用できたりする。
 準備万端、いざ出発!

 ただアメリカについてからあたふたするのはいやなので、成田空港で試しに無線LANでニューヨークの同僚に電話してみることにする。まずはiPhoneの「設定」画面で「機内モード」をオン。こうすると無線LANまでオフになっちゃうので、Wi-Fiを「オン」にする。そうすると複数の電波をひろうんだけど「NRT-AIRPORT」というのがそれっぽいので、これを選択。 次にダウンロードしておいたBoingoのアプリを立ち上げる。そうすると「Use Boingo here!」との表示が。 ログインボタンをタッチすると「Presto!You are online」の表示が出た。 このままで使えるのかどうか分からないが、Launch Safariと書いてあるところをタッチして試しにsafariブラウザを立ち上げた。グーグルが立ち上がった。
 バッチリ、バッチリ。
 それでダウンロードしておいた無料通話のskypeのアプリを立ち上げる。無料通話といっても相手もskypeを使っている場合のみ。固定電話やケータイにかけるときは、1分数円の料金が発生する。でも国際電話がその程度でかけられるんだから、安いもんだ。僕は以前からskypeを使っていてクレジットカード番号も登録してあるんで、そのまま使えたけど、初めての人は出発前にskypeにクレジットカード番号などを登録しておく必要がある。
 skypeの問題点は、相手に非通知で電話がかかってしまうこと。非通知拒否設定している相手にはかけられない。自分のskypeの番号を持つこともできるんだけど、それは有料。しかもちょっと高めだったので自分の番号を取得していない。
 アメリカ滞在中はiPhoneの電話回線を切っているし、skypeの番号はない。日本の家族からの緊急の電話が受けられないのがちょっと心配だ。
 僕の場合は、iPhoneとフツーのケータイの2台持っているので、緊急の場合はフツーのケータイにかけてもらうことにした。
 iPhoneだけの人は、緊急の場合、電子メールを送ってもらうようにするしかない。それと電話回線を切ってあるのでショートメッセージ(SMS)の送受信はできないことも注意。

 さてskypeでニューヨークの同僚に電話をしようとしたんだけど、かからない。あれ?日本で試しておいてよかった。向こうに着いてからだと多分あせったと思う。「オフラインです」って、今Boingoでオンラインにしたと思ったんだけど。

 いろいろ探してみると、skypeのアプリの中の「my info」のところにログイン状態というのがあって、そこがオフラインになっていた。ここでオンラインのところにタッチ。これでオンラインになった。これで再度挑戦。

あれ、かからない。

 どうしてだろう。もう一度試してみる。かからない。

んー、よく分からない。仕方がないのでニューヨークの同僚はあきらめて、自宅の妻にskypeで電話してみることに。

 かかった。非通知なんでびっくりしていたけど、ニューヨーク滞在中は非通知でかける旨を報告。

 国内でかかるんなら、ニューヨークにもかかるはず。自信が出たので、再度挑戦。
 おっ、今度はかかった。
 無事ニューヨークと話することができた。これでばっちり。さあ、今度こそ出発だ。

 ニューヨークのJFK空港に到着。飛行機を降りてすぐにiPhoneの電源を入れてみる。幾つか無線LANの電波を拾っているみたい。Boingoを立ち上げてみようとすると、怖そうな空港職員のあんちゃんに怒られた「No cell phone here!」。どこまでがケータイ禁止区域なのか分からないので、とりあえず入国審査、荷物チェックが終わって、そとに出るまで待つことにした。
 成田で試した通りにやると、問題なくつながる。しめしめ。ケータイをレンタルすることも、高いローミング料金を払う必要もこれでない。万が一緊急の場合は、3G回線をオンにすればいいだけだし、緊急の場合は、ローミング料金がかかってもそれは仕方がないと思う。
 まあ無線LANのないところではiPhoneを一切さわらないぐらいの覚悟があれば、3G回線をオンにしておいてもいいけど。
 でも例えばローカル情報のYelpのようなアプリの中には、どの部分のデータがローカルにキャッシュされてて、どの部分のデータが毎回通信で取得しているのかが分かりづらいものがある。便利に使っていると、料金がかかっていたということになりかねない。そう思って僕は、3G回線を常時オフにすることにした。ちなみにyelpはオフラインでも地図を表示してくれるので非常に便利。ニューヨークのガイドアプリをAppStoreで購入しようかなとも思ったけど、yelpで十分便利なので、購入しなかった。

 滞在したのは57ストリートにあるBuckingham Hotel。ニューヨークらしい趣のある小さなホテルだ。フロントと2階のラウンジでは無料の無線LANが利用できる。自分の部屋には別の無線LANが利用できるようになっているんだが、こちらは有料。1日13ドル。

 そんなに払えるか!

 この無線LANってBoingoと提携していないんだろうか。Boingoのアプリを立ち上げると「Sorry, not a Boingo network」という表示が。
 iPhoneの設定のところで、次々とほかの無線LANの電波を選択してみたが、どれもやっても「Sorry, not a Boingo network」となる。ぜんぜん使えないじゃん。
 ということで頻繁にラウンジまで降りていって、無料無線LANを利用することに。

 日中は街中を結構歩いた。本当にニューヨークって安全になったなあ。以前のようなぴりぴりした空気を感じない。もちろん危険な地域も残っているようだけど、ほとんどの地域はまったく安全。
 iPhoneを握りしめて街中を歩くも、使えそうな無線LANはほとんどなし。いちいちBoingoを立ち上げて、どの無線LANが使えるのかを確認するのも非常に面倒。でも先にも書いたけどyelpの地図がオフラインでも使えるし、GPSで現在地も分かるので、無線LANのあるところでyelpで行きたい場所を探してブックマークしておけばいいと思う。
 確かBoingoのホームページでスターバックスの無線LANは使えると書いてあったので、スターバックスの前でおもむろにiPhoneを取り出してみる。店の前でも電波が十分届いている。早速アクセスしてみよう。 iPhoneの設定のwi-fiのところをみるとAT&Tの電波が一番強いので、これを選択してBoingoアプリを立ち上げる。やはりAT&TはBoingoと提携していた。問題なく使えた。ここでメールとTwitterの最新データをダウンロード。と同時にYelpで周辺のデパートも検索してみた。
 ニューヨークにはスターバックスが本当に多い。100メートルも行くと別のスターバックスがあったりする。スターバックスごとに無線LANにアクセスしてメールをチェックしていた。
 さて、無線LAN体験記いかがでしたえでしょうか。参考になりましたか。
 4日間の滞在で、感じたことは、やはり3G回線が使えないのは不便だということ。グーグルマップも地図を表示しないし、SMSも使用できない。
 一方でYelpは地図データがローカルにキャッシュされてるので非常に便利だった。無線LANのあるところで、行きたい場所を検索し、ブックマークしておけば、それをもとにニューヨークの町を自由に歩き回れると思う。
 またskypeも本当にありがたいと思う。ホテルの部屋の電話料金ってほんとうにバカ高いから。
 いざというときは3G回線をオンにして緊急連絡を取るということにして、あとは無線LANだけでも結構なんとかなった。海外旅行用ケータイをレンタルする必要なし!

関連記事;Yelpがあればガイドブックいらず

追記 Boingoの解約方法

 頻繁に海外に行かれる方は、このままBoingoを利用されればいいかと思います。もしそうでないのなら、くれぐれもBoingoのページで解約するのを忘れないようにしてください。1ヶ月後から毎月自動的にクレジットカードにチャージされますよ。

モバイルのページでログインして入り、「記述の設定」のタブを選択し、「取り消しの選択」をクリック。辞める理由は正直に、no longer traveling as muchでいいと思います。それで「続けなさい」をクリック。「記述の停止 首尾よく取り消される記述」とでれば、アカウントを停止できたのだと思います。それにしてもひでえ日本語だなあ。

アンドロイド搭載の電子書籍リーダー売り切れ

 

ニューヨークタイムズによると、米書籍大手のバーンズ・アンド・ノーブルのアンドロイド搭載の電子書籍リーダーnookに予約が殺到しており、配達がクリスマスには間に合わない状態だという。
 ソニーの電子書籍リーダーも売り切れたという。
電子書籍リーダーがこのクリスマス商戦のホットなプレゼントになっているようで、メーカーの予想を上回る人気のようだ。
 でもアナリストによると、十分な準備ができていないのに発売を決めたのが問題だという。

Sarah Rotman Epps, an analyst at Forrester Research, illuminated the causes of some of the supply problems. She said Sony and Barnes & Noble rushed their product announcements, and neither was truly ready to begin selling their devices this year.

あー僕も電子書籍リーダーがほしい!

「Chrome OSは大失敗になる」=米InfoWorld

 僕なんかChrome OS搭載のネットブックを首を長くして待っている一人なんだけど、米InfoWorldのRandall C. KennedyさんがWhy Chrome OS will fail -- big timeという記事を書いている。

Fatal flaw No. 1: The Linux foundationFirst, there's the core architecture. A derivative of Linux, the Chrome OS builds on Linus Torvald's popular open source foundation to create a lightweight, Web-oriented desktop environment. However, it also inherits that platform's many warts, including spotty hardware compatibility.
致命的欠陥その1 リナックスベースであること。電源管理からディスプレーサポート、中途半端なドライバーなど、リナックスは非常にバグの多いOS.そこでグーグルは、すべてのハードウェアではなく、グーグルが認めた特定のデバイスにだけChrome OSの搭載を認めることにした。

Fatal flaw No. 2: The Web user interface The "applications" running under the Chrome OS are really just interactive Web pages, with the Chrome browser's tabs serving to separate and organize them visually on the screen. And though I can certainly appreciate the advantages of doing away with those heavy legacy OS windowing layers -- Web content is lighterweight and easier to isolate from a security standpoint -- it also serves to limit the environment's overall utility. The world won't buy an inflexible OSAnd that's where I believe the Chrome OS ultimately fails. In its effort to pare the traditional OS model down to the bone, Google has thrown out the one characteristic that made Windows and, to a lesser extent, Mac OS X and full-blown Linux successful: flexibility.
致命的欠陥その2 UIがブラウザそのものであること。無駄がないのはいいことだけど、全体の使い勝手が制限されることになる。柔軟性のないOSは、いずれだめになる。ウィンドウズにしろマックOS Xにしろ、その柔軟性が理由で成功している。

Simply put, the Chrome OS is too narrow. It assumes that the world is ready to give up the traditional personal computing paradigm and live full time in the cloud. In reality, most users prefer a hybrid existence, with some of their data and applications stored locally, and others -- typically the freebies, like Gmail -- hosted online.
Chrome OSの目指すことろが狭すぎるということ。世の中の人がすべてクラウドを求めていると考えているのだろうけど、実際のところ、データやアプリを、パソコンとクラウドの両方に持つハイブリッド型のほうが、多くの人のニーズに合っている。

The bottom line is that while there is virtually nothing that you'll be able to do with the Chrome OS that you won't be able to do equally well with Windows, there are literally millions of things that you can do with Windows today that you'll likely never be able to do with the Chrome OS.
Chrome OSでできることでウィンドウズでできないことはほとんどないし、反対にウィンドウズでできる非常に多くのことがChrome OSではできない。

So don't be surprised when you start hearing about early Chrome OS adopters trying to reformat their systems with Windows 7 Starter Edition. After all, people are easily distracted, and the Chrome OS already bores me to death.
Chrome OSを購入した人たちが、ウィンドウズをインストールしなおすということがあっても不思議ではない。わたしにとってChrome OSは、死にたくなるぐらい退屈なOSだ。

 うーん、言ってることは分からないでもない。僕の前回のエントリー「ネットブック使用後1年レビュー」に書いたように、仕事で特殊な使い方をするのなら、高性能のパソコンのほうがいい。メールをちょっとチェックするのなら、iPhoneのほうがいい。

 でもChrome OSの数秒で立ち上がる起動の速さはやはり魅力だし、フルキーボードもいい。イベントのツイッター実況なんかにはもってこいだと思う。値段が2万円ぐらいになる可能性もあるんだし、2台目パソコンとしての可能性は十分にある
 それにgoogleのサービスの多くは今でも、ローカルにデータを持つことができて、ネット環境がなくても作業できて、ネット環境に入るとすぐに同期してくれるんじゃなかったっけ。
 要は使い方次第。パソコンがほとんどすべての人にとって不可欠なデバイスになる中で、その使い方も多様になってきている。みんながみんな、昔からパソコンを多用しているわれわれのような使い方をするわけではないと思う。
 Chrome OSが成功か失敗かは、Chrome OSで十分満足できる人がどの程度いるか、ということになると思う。この記事を書いたKennedyさんは、そんな人はほとんどいない、と考えている。でもわれわれ業界の人間は、一般ユーザーとちょっと違った感覚を持っていることが多い。われわれにはあまり魅力的ではないデバイスでも、一般ユーザーには十分魅力的になる可能性はある。いずれにせよ、Chrome OS搭載機が発売になる来年の年末商戦が楽しみだ。

ネットブック使用後1年レビュー

 何か新しいガジェットを購入する前にネット上でユーザーレビューを検索するんだけど、意外とこれが役に立たない。だってレビューを書いている人の多くは、買ったばかりでうれしいという気持ちがベースにあるので、いいことを中心に書くから。買ったばかりでブログに文句を書く人はいない。そんなブログ書いている暇があれば、商品を返品するか、オークションで売り飛ばそうとしているだろう。
 なので本当に役立つレビューというのは、1年ぐらい使ったあとの感想を正直に書いてくれているものだと思う。でもそうしたレビューを書くインセンティブってあまりないんだよなあ。あまりいいこと書かないからアフィリエイトを通じて商品が売れることもないし。

 そこで使用後1年のレビューがもっと増えることを祈って、まずは自分から1年後レビューを書くことにした。
 今回はネットブック。僕が買ったのは、工人舎SA
買ってすぐにこんなレビュー記事をこのブログにアップしている。EeePCより工人舎SAの方が断然いい!

使ってみた感想はというと、これは本当にいい!
買う前に1万円安いEeePCとの間でちょっと迷っていたんだけど、ちょっと前にコンパクトフラッシュ型のイーモバイルの通信カードを買ったばかりだったから、コンパクトフラッシュが使える工人舎しかないかなって感じだった。でも買ってみて思ったのは、工人舎にして本当によかった、てこと。だってやはり現状ではまだまだローカルストレージは要りますよ。

 で1年使ってどう思うかというと、新しいパソコンがほしいと思う。これはハードの問題なのかウィンドウズの問題なのかは知らないけれど、最近やたら動作がもっさりしてきた。急いで原稿を書きたいときなどは、あまりに動作がもっさりしているので、iPhoneで原稿を書いたりするくらいだ。
 まあ僕の使い方は特殊なんで、ネットをちょっと見るぐらいの人には問題ないかもしれないけど。僕の使い方というのは、ブラウザのタブを10個以上開いて、タブを切り替えながら原稿を書き進めるというもの。ときにはタブを20個くらい開いているときもある。やっぱりこんな使い方するには、もう少し性能のいいパソコンが向いていると思う。
 あと問題点は画面が小さいこと。これは初めからもちろん分かっていたことだけど、やはり画面は大きいほうがいい。どっちにしろポケットには収まらないので、かばんに入れて持ち歩くことになる。それなら画面が大きくて、薄く軽いパソコンのほうがいい。
 仕事に使わないのならネットブックもありだと思う。ただちょっとした情報を検索するのなら、絶対にiPhoneのほうが便利。僕もiPhoneを買うまではネットブックを結構使ってたけど、iPhoneを買ってからはほとんど使わなくなった。

 ということで仕事に使わない、iPhoneを持っていない人には、ネットブックもいいと思うけど、それ以外はお勧めしない。

twitterの位置情報対応で可能になった11の事業アイデア

 僕自身も幾つかすぐにでも思いつく。例えば(1)地震情報。地震があるたびに「揺れた!」「地震だ!」というtweetをよく見かけるが、これを地図上で表示できれば非常に便利になるだろう。
 (2)つ目は、電車の運行情報。台風の際に、tweetをiPhoneアプリのtweetmapで表示させたら「中央線が止まっている」「東西線が動き出した」などのリアルタイム情報が次々と出てきて、非常に役に立った。
 (3)つ目は、レストランのクチコミ情報。僕はグルメなブロガーのクチコミより、友人のクチコミに興味がある。現在地の周辺で、友人がtweetしたことがある店があれば行ってみようかとも思う。そこで偶然出会えても楽しいし。

 ざっとこんなところだけれど、ReadWriteWebがWhat Twitter's New Geolocation Makes Possibleという記事で、このほかにもビジネスのアイデアをいろいろ挙げている。
さくっと紹介しよう。詳しくは原文に当たってみてください。

"Party Over Here" Bot: Automated Geo-Replies

位置情報に関連したいろいろなロボットを開発できるのではないか、というアイデア

Want to know when you're near a certain type of public event, great wine shops or deals at Macy's? How about when friends, close friends or friends-of-friends are near? It's not hard to imagine a bot that you subscribe to on Twitter, that then auto-subscribes to you, notices when you "check in" at a new location and automatically sends you a reply when whatever or whomever you're interested in is near that location.

 (4)友人が同じ場所に集まり始めたら教えてくれるボット、というアイデア。仲のいい友人たちが自分を誘わずに集まってるのは、ちょっと微妙だけど・・・(笑)。そうではなくて、自分がfollowしている数百人のツイッターユーザーの多くが1つの場所に集まり始めたら、その場所を教えてくれるというボットだ。
 ツイッターのタイムラインを見ていると、何人かがどこかのイベントに集まって盛り上がり始めたのが分かることがある。時間があるときなどは出かけてみたいと思うのだが、いちいちその場所を聞くのもあれだなあ、と、その盛り上がりをタイムライン上で眺めていることがよくある。確かにもしボットが場所を教えてくれて、その場所が近ければ、ちょっとのぞいてみたいと思うかもしれない。

How about a bot you can Tweet "@whereami" to and that @'s you back with a link or stats about the location you're in: nearby restaurant reviews, notable landmarks, crime rates, apartments for rent. Talk about augmented reality!


 (5)@wheramiに向かってtweetすると、現在地に関する情報が記載されたURLを送ってくれるというボット。近くのレストランのレビューや、名所旧跡、犯罪率、賃貸住宅情報などのページのURLを送ってくれるというものだ。

Articles Being Shared From This Coffee Shop Today Include...

 (6)コーヒーショップで今最も読まれている記事を集計するサービス。今たまたまニューヨークに出張してきているんだけど、こっちのスターバックスにいくとコーヒーを飲みながらパソコンの画面をにらんでいる人が本当に多い。日本でもスタバで無線LANが利用できるようになったので、スタバでオンラインニュースを読む人が増えてくるのではないだろうか。来年以降は電子書籍リーダーも普及しそうだし。ツイッターやってる人の中には、自分が読んで面白かった記事のURLをtweetする人が多い。そうしたURLを集計するわけだ。特定のコーヒーショップの中での本日の最も読まれたニュースでもいいし、地域のトップテンを集計してもおもしろいかも、というアイデアだ。

News at 11: Local Interest Survey Tool

Think local TV news and newspaper companies would be interested in a stream of hot topics in their local area? They'd be foolish not to; what a great way to discover breaking local news to report on.

 (7)よくテレビの番組で、道行く人に話を聞いたりしているが、特定の地域のtweetの中から特定の話題に関連したものだけを集めてくれば、もっと役に立つ情報になると思う。ローカル局のコンテンツの1つになる、というアイデアだ。

Cop Watcher

magine taking a map of tweets discussing criminal activity, or police misconduct, in a city and comparing it with a map of the same from local police agencies. Some places that warrant more official attention could be exposed.

 (8)犯罪分布図。警察は実際に届出のあった犯罪の記録は持ってるかもしれないけど、届出のない情報は当たり前だけど持っていない。「変な男につけられた気がした」「この電車に痴漢がいるんじゃないか」などというtweetの分布をもとに、警察も取り締まりを強化すべき地域を決めることができるのではないか、というアイデアだ。

Inventory Forecast

 (9)特定の商品の名称が特定の地域でより多くtweetされるようになれば、その商品のメーカーは、その地域におけるその商品の在庫を増やすことができる。

Politics & Marketing

(10)同様に商品のマーケティングにも、行政に対する要望の調査にも使える、というアイデア。

Flu Trends+

 (11)「やべ、風邪ひいたかも」とかいうtweetは確かによく見かける。これを地図で表示させれば、どの地域でインフルエンザが流行し始めたかがリアルタイムで分かる、というアイデア。

 もちろんこうしたビジネスができるようになるには、twitterおよびtwitter風のサービスがもっと普及しなければならないけど。でもそれは時間の問題だと思う。

【関連記事】
機は熟した。これから始まるジオメディア時代

機は熟した。これから始まるジオメディア時代

グーグルは、アドワーズ、アドセンスという小口の広告主の広告マーケットプレースを構築して世界一の広告会社になった。小額過ぎて既存の広告会社がマンパワーを使って取り組むわけにいかなかったニッチな広告へのニーズに、コンピューターを使って対応して成功したわけである。
 もう1つ、小額過ぎて大手広告会社が効率的に取り組めない広告の領域がある。飲食店などのローカル広告である。ローカル広告を効率的に取り扱えるインフラを構築できるテクノロジー企業が次のグーグルになる。ずっとそう考えてきた。間違いなく次のホットな領域はジオ(地理関連)メディアなのである。
 それは多くの技術系ベンチャーもみなそう考えるところだったのだが、どの先行するジオメディアもが一世を風靡するまでにはまだ至っていない。それは成功のための条件がまだ整っていなかったからだ。
 その条件が整い始めたのである。
 条件の1つは、ジオメディアを利用するための電子機器の普及である。これはケータイの高性能化、さらにiPhoneなどのスマートフォンの爆発的普及を受けて、十分に満たされてきた
 またただ高性能電子機器が普及するだけではだめで、その電子機器を通じてユーザーが自ら情報発信する必要がある。これはツイッターの普及で実現した。これまではSNSなどの閉じた環境の中で情報発信していたユーザーがツイッターというオープンな場で、今何をしているのか、何がしたいのか、という情報を発信し始めたのである。
 それと位置情報を取得する仕組みも不可欠である。これは、ツイッターが位置データの表示を一部で利用可能にしたことで、急展開の可能性が出てきた。ツイッターの本家サイトではまだ位置情報の表示はできないが、クライアントと呼ばれるサードパーティのアプリに対しては位置情報に関するAPIを公開し始めた。
 機は熟した。これからジオメディア間の競争が始まるのである。

【関連記事】twitterの位置情報対応で可能になった11の事業アイデア

注目位置情報サービスの「FourSquare」日本で利用可に=狙うはローカル広告

有料twitterアカウントは大企業向けに年内開始

paidContent.orgの記事 Twitter Premium Accounts Due By Year’s Endから
http://paidcontent.org/article/419-twitter-premium-accounts-due-by-years-end/

He said plans to start selling corporate accounts, first hinted at in August, are on-course. A pay-for package offering verified streams and an analytics package will be available by year’s end, he said.

企業向けの純正ストリームを用意するとともに、解析ツールのパッケージを年内までに提供すると語った。イギリスで開催されたイベントのパネルで語ったみたい。

“This takes advantage of some of the commercial use of Twitter we’ve seen from businesses like airlines and big box stores… we want to present to them a layer of features that allows them to become better at Twitter, show them some of the analytics.”

以前から有料アカウントを大企業向けに提供する考えを示していたので、特におどろきはないけど。よく「ツイッターでマネタイズできないでしょ、広告出してもだれも見ないだろうし」という人がいるけど、非常に多くのユーザーがつけば、幾らでもマネタイズはできるもの。自分でマネタイズの方法が思い浮かばなくても、マネタイズ手法を提案する人が次々と現れるものだと思う。

Chrome OS搭載ネットブックは来年末発売

グーグルが開発中のOS「chrome OS」の詳細の速報。

  • 目標は、スピード、シンプルさ、セキュリティ
  • chrome OS上で動くchromeは、ほかのOS上のchromeより速く動く
  • すべてがウェブアプリケーション。アプリケーションを一切インストールする必要ない
  • パッケージソフトとしては販売しない。インストールされたネットブックとして販売
  • ハードウエアと連結しているので数秒以内に立ち上がる
  • HDDではなくSSD向けに開発
  • 現状のネットブックよりも大きめのネットブックになる
  • タッチスクリーンは考えていない
  • 搭載ネットブックの価格帯はまだ決まっていない

アップルタブレットは有機EL搭載するので、発売が来年後半にずれ込む?

 来年3月発売とみられていたまぼろしのアップルタブレットなんだけど、台湾のDigiTimesによると発売が来年後半にずれ込むもよう。ただSilicon Alley Insiderによると、このサイトの情報ってあてにならないこともあるらしい。
 9.7-inch OLED搭載を決めたからなんだって。OLEDって有機ELってことなんだけど、実際に非常に見た目がきれいんだよな。開発者と話したことあるけど、「白色なんかは後ろから発光させるので、実物よりも写真のほうがキレイに見えるんです」とか言っていた。
 ただまだまだ高かったと思うんだけど。

 DigiTimeによると、アップルは10.6-inch TFT LCD と有機EL搭載機の2種類を発売する計画のようだ。

Since 9.7-inch OLED panels are currently priced at about US$500 and panel costs normally account for about 30% of the device's total cost, Apple's 9.7-inch OLED tablet PC is expected to have a cost of about US$1,500-1,700 (based on today's prices), the sources estimated. However, OLED panel prices are dropping rapidly and are expected to reach an acceptable level for notebook products by 2011, so the sources believe Apple's delayed schedule may include such considerations.

 有機EL搭載にしちゃうと、現在の相場ではタブレットパソコンが1台1500ドル以上もするようになってしまう。でも有機ELの価格が急速に低下し始めたので、少しでも安くなるころを見計らって、タブレットパソコンを発売しようということらしい。
 画質の悪いタブレットをとりあえず出しておくかって僕なんかだと考えるところだけど、さすがにアップル。この辺りに非常にこだわっているようだ。

ASUSによる東芝のノート部門買収の話

 ネットブックのフロンティア、EeePCブランドで有名な台湾のAsustek Computerが東芝のノートブック部門の買収に向けて交渉しているって話、どうなったんだろう。東芝のダイナブックラインが台湾メーカーから出るって、ちょっとした衝撃。でも「IBMのThinkpadがLenovoの手に渡ったくらいだから、ありえない話ではないな」と思いながら過ごしていると、続報もなく2、3日が経過した。あれっ、どこもこの話を追ってないの?さくっと検索したところ、後追い記事もない。東芝担当の記者はこの話を、わざとスルーしてるんだろうか。どういう理由で?ガセ?

 ネタ元は台湾の工商時報(Commercial Times)らしい。中国語分かんないので、確認できないけど。その英語版がこちらに転載されている。

Asustek Computer is considering plans to aid its goal of ranking as the global top-three notebook vendor in 2011 through acquisitions; Toshiba's notebook business has been identified as one of the company's possible targets, according to a Chinese-languag e Commercial Times report citing Jonney Shih, the company chairman.

 日本ではGigazineが上の記事を元に原稿を書いてます。

この記事によると、ASUSは2011年にノートパソコン市場でトップ3に躍り出ることを計画しているそうです。そしてトップ3に躍り出るための施策として、同社会長のJonney Shih氏が東芝のパソコン事業の買収を考えていることが明らかになったとのこと。
なお、すでにASUSは東芝に対してパソコン事業の買収を持ちかけていますが、Shih氏は「まだ結果は出ていない」と述べています。

 このあとの報道としては、経済通信社ブルームバーグが以下のように報じてます

華碩電脳の広報担当、ニック・ウ氏は「ノート型事業で協力する機会について話し合った」と述べた。

 買収交渉しているという工商時報の報道に対しては、ノーコメントだったらしい。ブルームバークが報じてるんだから、まあほんとなんだろうな。話ぐらいはしているんだろう。
 でもどうしてこの時点でShih氏は買収を持ちかけていることを自ら口にしたんだろう。普通ならしないよな。ただのパブ狙いか?それともかなりのワンマン会長か?

このままではウェブは戦場と化す?=オライリー氏のブログから

 インターネットにはオープンとクローズドの2つのビジネスモデルがある。もちろんインターネット自体はオープンなものなんだけど
 Web2.0の提唱者ティム・オライリー氏は話題を呼んでいる同氏の最近のブログエントリーThe War For the Webの中で、2つのモデルを次のように説明している。

The first is the winner-takes-all world that we saw with Microsoft Windows on the PC, a world that promises simplicity and ease of use, but ends up diminishing user and developer choice as the operating system provider.

 クローズドのモデルは、勝者の独り勝ちの環境。PC全盛時代のマイクロソフトのようなもの。マイクロソフトは、非常にシンプルで安心して利用できる環境を作ったんだけど、最後にはユーザーと開発者の選択範囲を狭めてしまった


The second is an operating system that works like the Internet itself, like the web, and like open source operating systems like Linux: a world that is admittedly less polished, less controlled, but one that is profoundly generative of new innovations because anyone can bring new ideas to the market without having to ask permission of anyone.

 オープンなモデルは、インターネットそのものや、リナックスなどのオープンソースのプログラムのような環境。確かに天才によって作られたiPhoneのような洗練さに欠けるかもしれないし、秩序に欠けるかもしれない。でも新しい技術革新が生まれやすい環境である。

 さてどちらがいいか。どちらを消費者は好むのだろうか。このブログの読者なら「後者!」という人が多いかもしれないが、でもiPhoneって天才が独自の感性で作り上げた世界なんだよね。mixiやfacebookなども前者。だれかがしっかりと運営してくれているという安心感や安全性が評価されて、利用者がここまで増加したんだと思う。

 だから一概にどちらがいいのかとは言えないし、今はクローズドのモデルで成功したプレーヤーっていうのは結構たくさんいて、それぞれがそれぞれの分野の中心になっているだけ。まだまだ新しい分野が登場してきているので、この状況がそれほど問題とも思えない。検索や小口広告のマーケットプレースならグーグル、スマートフォンやアプリ市場ではアップル、書籍はアマゾン、オークションはイーベイやヤフオク、ECは楽天、SNSはmixiやfacebook、モバイルではグリーにモバゲー、って具合に結構プレーヤーがいる。それぞれがその地方を治める田舎大名のようなものだ。
 ところが力をつけた田舎大名たちが天下を取ることを目標に動き出して、今後戦国時代に突入しそうになっている。地方分権の秩序の中で活気が保たれていたのに、中央集権に向かって時代が動き出した。オライリー氏は、そういう感じの危惧を抱いている。
 マードック氏がグーグル締め出しを示唆したので、マイクロソフトがマードック氏率いるニュース・コーポレーションにアプローチをかけたとかいう話になっているけど、オライリー氏はマードック氏がグーグルもニュース社にアプローチをかけるはずだと読んでいる。そこでマイクロソフトとグーグルの争いが激化する。

またグーグルのアンドロイドフォンのGPSナビが優れていることが話題になったけど、これってグーグルの影響力が検索の領域の外にまで及び始めたことにほかならない。GPSナビ専業のベンチャーにとっては大きな痛手だろうし、ウェブ上の競争が激化している証拠でもある、とオライリー氏は見ているようだ。

 でも僕が取材した限りグーグルは、技術革新が大好きなギークたちの集団で、他社を蹴落とすことが動機の核にはなっていないように思うのだけれど。

 オライリー氏は、GPSナビが今のところアンドロイドフォンだけに搭載されていて、iPhoneに搭載されていないことを指摘して、アップルとグーグルの対立が深まりつつあるように考えている

Most interestingly, this move sets the stage for the future competition between Google and Apple. (Bill Gurley's analysis is an essential read.) Apple controls access to the dominant device of the mobile web; Google controls access to one of the most important mobile applications, and so far, is making it available for free only on Android. Google's prowess is not just in search, but in mapping, speech recognition, automated translation, and other applications driven by huge, intelligent databases that only a few providers can offer.

んー、どうなんだろう。オライリー氏のブログは英語の教材としても優れているので、ぜひ原文に当たってみてください。自動翻訳を使ってもいいので。それでまた感想をお聞かせください。

オンラインニュースにお金を払ってもいいと考えている人は約半数

 

ニューヨークタイムズの記事から

Among regular Internet users in the United States, 48 percent said in the survey, conducted in October, that they would pay to read news online, including on mobile devices.

 ネットユーザーを対象にアンケート調査したら、米国のユーザーの48%がお金を払っていいと答えたらしい。ヨーロッパのほかの国よりも払っていいと考えている人は少ないようだ。

When asked how much they would pay, Americans averaged just $3 a month, tied with Australia for the lowest figure ― and less than half the $7 average for Italians.

 いくらなら払う?と聞いたら米国ユーザーは月3ドル。イタリアは7ドル。

 ふーん。へー。それで。
 別にお金をかけてアンケート調査しなくても、iPhoneのAppStoreでどれくらいのコンテンツがいくらぐらいで売れているか見るだけで、だいたいの値ごろ感って分かると思うんだけど。
 この調査を見て新聞業界はどう動くんだろう。「やっぱり有料化は可能なんだ。これからニュースをいっせいに有料にすべきだ」と考えるのか「この程度しか払う気がないのなら、有料化してもやっていけない」と考えるのか。「おれたちはいい記事書いているんだから、無料で公開するわけにはいかない」という精神論者は1番目の反応、2番目の反応の人は事態はビジネスの観点から冷静に見れる人だろう。この業界には前者の人が多いので、話がややこしくなるんだけど、普通に考えれば、このアンケート結果を見て有料化には進まない。
 コンテンツを有料化にする3つの条件に関しては、以前コラムに書いた。「ゲームなんかの娯楽コンテンツの話だろ。ニュースというコンテンツにはどう当てはまるのか」という批判をいただいたけど、ブルームバーグが金融関係者の間で人気があるのは、各種ツールが優れているということもあるだろうけど、ユーザーがブルームバーグのネットワーク上でコミュニティーを形成しているから、と指摘されている。クローズドのコミュニティーだから、そこではみんな有料でブルームバーグのニュースを購読しているんだ。やり方はいくらでもある。発想転換できるかどうかの問題だと思う。

2010年は電子書籍リーダー大躍進の年。次の進化はアップルが担う

 米調査会社のガートナーがそう言っている。Softpediaの記事

Gartner Technology Business Research Insight reached the conclusion that even all the heavy promotion of e-book readers during 2009 wouldn't be able to match what 2010 would bring.

 2009年の電子書籍リーダーのプロモーションもすごかったけど、2010年はこんなもんじゃない。もっとすごいって書いている
 ソニーなんかが早くから電子書籍リーダーを手がけているけど、本当に市場を開拓したフロンティア的存在は、アマゾン。アマゾンは、リーダーという機械と、通信回線、コンテンツ(電子書籍)、それにアマゾンが以前から持っている支払いの仕組み、などを1つのパッケージにして提供したことで、少なくとも米国内で多くのユーザーの支持を獲得した。
 確かに、本のレビューとかを読んでいて、その本を購入したくなったらボタン一つですぐに注文できて、しかもその場でダウンロードが始まって、すぐに読むことができるのは便利。アマゾンのウェブサイトは本屋にまで出向かなくても、その場ですぐに注文できる利便性で、読書に関連する消費の形を1つ進化させた。そのアマゾンがキンドルを投入することで、注文から商品の受け取りまであっと言う間に終えてしまうというところまで、さらにもう1段階進化させたわけだ。
 アマゾンのキンドルを受けて、アメリカでリアル店舗をチェーン展開する大手バーンズ・アンド・ノーブルがグーグルのアンドロイド搭載の電子書籍リーダーを持って参戦してきたし、来年にはアップルが電子書籍リーダーにも最適のタブレット型パソコンを発売する見通し。これは来年は本当に電子書籍が本格普及するのではないか、と僕でも思う。
 さて読書に関する消費の進化は、ここまでアマゾンが一手に担ってきたのだが、次の進化はアップルやグーグルが担うことになりそうだ。なぜなら、アップルやグーグルが作った仕組みの上で、サードパーティーが電子書籍リーダーのソフトウエアの開発を競うからだ。iPhoneのアプリ市場AppStoreでは、電子書籍を読むためのアプリが既に500タイトル以上も売られている。アップルがタブレットを発売するとしたら、当然ながらこれらのアプリをタブレット上で利用できるようにするだろう。アプリ開発者は、読書を少しでも便利にできるような仕組みを競って開発するだろう。
 読書を便利にする仕組みってどんなものがあるだろう。例えば便利な機能に各種デバイス間の同期機能がある。今でもiPhone上のキンドルのアプリは、キンドル本体と自動的に同期されるようになっていて、キンドルで読んでも、iPhoneで読んでも、どちらかの機器で最後に読んでいたページが常に最初に開くようになっている。
 ほかには、例えば僕なら次のような機能がほしい。洋書を読んでいて知らない単語やフレーズがあれば、タッチ一つで翻訳してくれるという機能。タッチした単語やフレーズは自動的にデータベース化され、iPhoneの単語帳アプリに自動的に同期されて、ちょっとした時間のすきに暗記できるというような機能がほしい。
 また一人一人がブックマークしたパラグラフやセンテンスがソーシャルブックマーク的に収集されて表示されれば、その本のどの部分がエッセンスなのか、読む前に分かったりするようになるかもしれない。
 このほかにも、僕の凡人の頭脳では思いつかないような機能が今後登場するだろう。いや絶対に登場する。
 つまりアプリ開発者が機能開発を競争することで、読書というエクスペリエンスは急速に変化、進化する可能性が大きいわけだ。
 もし、ソニーやアマゾンが、自分たちの電子書籍リーダーをプラットフォームとして解放しなければ、どうなるか。よほど優秀な開発者を社内に何人も抱えてなければ、アップルやグーグルの読書アプリの進化に取り残される可能性があるだろう。
 来年こそ、読書というエクスペリエンスが、これまでになかったほどの進化を始める最初の年である。紙の書籍を読むことよりも、何倍も何百倍も便利で楽しい電子書籍のリーダーに消費者が飛びつくのは間違いない。
 今ある書籍の電子化をめぐって今だにいろいろもめているみたいだが、電子化に消極的な人を説得することに労力を費やすよりも、新しく出す書籍を電子書籍として出していけばいいと思うんだけど、どうなんだろう。電子書籍リーダーの普及を見て電子書籍を出版したいと思う著者は増えるだろうし、電子書籍の大成功を見て、今、電子化に消極的な人たちもいずれより積極的に電子化に乗り出すことになると思う。進化を促進したいのなら、進化を拒む中核部分よりも、進化を望んでいる周辺部分に最初に働きかけるべきではないだろうか。

有名になったCEOはクビにしろ、という話

MITPressの調査によると、賞を取ったりマスコミで持ち上げられたCEOって、有名になってからそれほどいい仕事をしていない場合が多いんだとか。一方で、有名になってことで給料を余計に払わないといけないんで、株主に対する価値という観点で見た場合、CEOが有名になることはマイナスなんだそうな。
 株主がCEOをとっかえひっかえするアメリカの話だけど。

MITPress: We find that award-winning CEOs subsequently underperform, both relative to their prior performance and relative to a matched sample of non-winning CEOs. At the same time, they extract more compensation following the awards, both in absolute amounts and relative to other top executives in their firms. They also spend more time on public and private activities outside their companies, such as assuming board seats or writing books. The incidence of earnings management increases after winning awards. The effects are strongest in firms with weak corporate governance. Our results suggest that the ex post consequences of media-induced superstar status for shareholders are negative.


 小さい会社の場合は、トップが有名になるメリットはあると思う。

ARMがアンドロイドのアライアンス確立

チップメーカーのARMって人気アンドロイドケータイDroidなんかに搭載されているICチップを作っている。

ARM、Android搭載機器の開発を促進するアライアンスを設立

 ARMは米国時間11月17日、広く利用されている同社製チップを使った「Android」ベースの製品の開発を支援するため、技術企業35社以上が参加するアライアンス、Solution Center for Androidを設置すると発表した。

 ARMベースのチップは世界中で特に人気の高いスマートフォンに搭載されており、(米国での人気機種である)Appleの「iPhone」、Motorolaの「Droid」、「BlackBerry Storm」「Palm Pre」も含まれる。

ケータイだけじゃなくて、デジタルフォトフレーム、スマートブックなんかの機器の開発に必要なツールやプログラムなどを提供するようだ。
スマートブックというのは、いわゆるARM版ネットブックという説と、スマートフォンとネットブックの中間のような機器という説の二つがある。前者の説は、ネットブックというのが、ARMの競合のチップメーカー、インテルが提唱している低価格パソコンカテゴリーの呼称だから、その呼称を使いたくないのでスマートブックという呼び名にしているというと話。後者の説は、タブレット型パソコンのようなもののこと。
 いずれにせよ、アンドロイドをベースにした新しいガジェットが次々と登場してきそう。ガジェット好きの自分としてはうれしい限り。
 シャープもアンドロイドケータイの開発に乗り出したようだし、アンドロイドがデジタル家電の中核技術になったりはするかも。

おサイフケータイ対応ならシャープのアンドロイドケータイに買い換えたい

 もちろんiPhone大好きなんだけど、最近はアンドロイドケータイ向けのおもしろいアプリが次々出てきている。例えば、ソーシャルメディア完全対応の連絡先アプリとか。
それにケータイWatchのシャープ、Android端末を来年前半投入へという記事によると、おサイフケータイ機能も載るみたい。

(現状のAndroidに足りないものは? という問いに対して)日本市場の特徴的なものとしては、FeliCaやキャリアのメールサービスといったものがあり、そういったところへのカスタマイズが必要ではないか。どのキャリア向けの機種となるかは、現時点では差し控える」と説明した。

 今iPhoneと普通のケータイの2台持ちしているのは、iPhoneにおサイフケータイ機能がないから。おサイフケータイがアンドロイドに搭載されるのなら、iPhoneからの乗り換えも十分にあるなあ。2010年前半に発売か。気になる。

グーグルは米裁判所の判例を検索できるようにするみたい

Internet WatchのGoogle、米国の判例検索を「Google Scholar」で開始から。

米Googleは17日、米国内の裁判所における判例を検索できるサービスを「Google Scholar」に追加したと発表した。米国連邦地方裁判所・控訴裁判所・最高裁判所の判決や意見書、論文を検索できる。

 判決は、当事者名や分野名を入力することで検索できる。例えば、「Google」と入力することによって、米Microsoftの研究者Kai-Fuu Lee氏をGoogleが引き抜いたことに端を発した裁判などの判決文を見ることができる

 以前、アメリカで取材していたときに、裁判所の書類を簡単に検索できるようになればいろんな情報が取れるのになあ、と考えていた。いちいち裁判所へ出向いて調べるのって本当に大変だったから。
 当時、原告、被告の名前だけ羅列してくれるニュースレターがあって、それを購読していたことがある。ものすごい数の訴訟が小さい字でずらっと並んでいるだけのニュースレターだったけど、時間があるときにその中に日本企業の名前がないかを探していた。結構あったんだ、これが。その多くがセクハラ関係の訴訟で、3面記事的な記事ならいくらでもネタはあった。でも僕はIT記事を中心に書きたいと思っていたし、そのニュースレターは常に全部チェックしていたわけではなかったので、セクハラ訴訟を記事にすることはほとんどなかった。だってほかにも山のように同じような訴訟があるのに、たまたま時間があった日に暇つぶしでみたニュースレターに名前が載っていたというだけで、大きく報道するというのは公平さに欠けるような気がしたから。書くんだったら、すべての訴訟に目を通して、同様の訴訟の中でも一番悪質なものを取り上げるべきだと思ったんだ。

新聞の生き残り策は電子新聞しかないと考える業界人たち

TechCrunchによるとマードック氏は新聞業界を救うのは、アマゾンのキンドルのようなタブレット型コンピューターで、これがうまくいかないと新聞というビジネスは消滅すると考えているようだ。

ALEXIS GLICK:うまくいく確信がありますか。

RUPERT MURDOCH:もちろん。

ALEXIS GLICK:なぜでしょうか。

RUPERT MURDOCH:テストマーケットの結果、対価を支払うことが全くフェアであることを、みんなが理解してくれたと思っています。これがうまくいかなければ、新聞ビジネスは終わります。あらゆる新聞が。

 どうして従来型メディアの人たちってみんな同じようなことばかり考えるんだろうか。「このままじゃ事業が成り立たなくなるんだ」と業界の先行きに危機感を持つ人は増えてきた。「分かってないやつらが多すぎる」と嘆く人も増えてきた。で、そうした嘆く人にどうすればいいと思うか聞いてみると「あらゆるコンテンツを電子化しなければならない。それを阻止するやつらがいるから困るんだ」と答える。自分たちが変化を起こそうとしている側であることを主張する。「君と考えは同じなんだ。デジタルメディアにしか未来はないんだ」と主張する。
 すみません、僕はデジタルメディアにも未来はないって思ってるんですけど。

 僕はメディアが、「従来型メディア」から「デジタルメディア」へ進化し、最後は「ソーシャルメディア」に進化するのだろうと考えている。その理由はコラムに書いた通りだが、人々が情報発信が始めたのだからそれを取り込むべきだし、取り込まないとコスト的にも成り立たないと思うからだ。多くの業界人が考えているように、デジタル化すれば解決する、電子新聞に移行すれば再び事業として成立する、ということは絶対にないと思う。その先にまで進まないと本当の再生はない。問題は、メディア業界はその先まで進もうとしていないことだ。

 じゃあその先って具体的にどのような形かと言うと、ツイッターを取り込んだHuffington Postや、BusinessWeekを買収しようとした投資銀行の考えていたようなものが参考になるのだろうと思う。つまり(1)特ダネを取る記者、(2)いろいろな情報を解説する記者、(3)発表文やユーザー発信情報の整理をする編集担当者、の3種類のポストを用意し、報酬もポストごとに決まる。もちろん特ダネを取ってくるような記者は、高額でリクルートすることになるんだろう。最近よく若い記者から将来に向けてのアドバイスを求められるんだけど、(1)か(2)を目指せって話している。新しいメディアへの移行期は3段階で進むって以前書いたけど、この3段階目になると、必ずそれなりの所得を得ることができるようになるだろうから。ただし人数はそれほど多くないだろうけど。(1)も(2)もあまり得意でない記者は、まったく違う分野への転職を目指すしかないと思う。

 割と簡単な論理だと思うんだけど、なかなか自分たちでその方向に進化していくのは難しいのだろうなあ。

ウェブページの表示速度もページランクに考慮するかも、と中の人が語った。

 グーグルが、ウェブページの重要度を決めるうえで、有力サイトからのリンクの数を考慮していることは有名な話だが、そうした要素に加えて、ウェブページのロードの速度も考慮すべきかもしれない、とグーグルの中の人が語ったみたい。Mashableの記事
問題の発言のあったビデオ

We’re starting to think more and more about "should speed be a factor in Google’s  rankings?"  …A lot of people within Google think that the web should be fast, it should be a good experience; and so it’s sort of fair to say if you’re a fast site, maybe you should get a little bit of a bonus. Or maybe if you have a really awfully slow site, users don’t want that as much.”

 グーグルの社員の多くはウェブはもっとサクサク動くべきだと思っているし、サクサク見ることのできるウェブページを作っているところにはボーナスを与えるべきなんじゃないか、と考えている、ということらしい。

 こうした発言をするだけでウェブサイトの運営者は、軽いページ作りを目指すだろうなあ。そう考えるとグーグルの影響力ってすごい。グリーンスパン氏が為替に関する感想を述べただけで、為替市場に影響を与えるような感じに似ている。

 まあページのロード速度が速くなりウェブ利用がよりサクサクできるようになることは、ユーザーにとってはありがたい話だし、より多くの広告を見てその中から自分が興味のある広告をクリックする率も高まるんだろうと思う。

Google Phoneは韓国で産声を上げる、といううわさ

Google Phone…Googleブランドの携帯電話…が来年初頭にいよいよ発売みたい」というTechCrunchの記事から。

 まあ以前からうわさはあったけど、グーグルの中の人は「そんなことは絶対にない」と発言したりした。だけど、TechCrunchのMichael Arringtonが「これはもう噂ではなくて真実だ」と自信たっぷりに書いているので、ほんとかもしれない。それにしてもTechCrunchってすごいなあ。テクノロジーの分野では、従来型マスメディアよりも特ダネをより多く取るようになってきている感じがする。やはりこれからのメディアはブログだね。優秀な記者がブログに移っていけば、ブログこそが報道の中心になるような気がする。

 それはさておき、グーグル自身が自社ブランドでケータイを開発することがいいのかどうかで、グーグル社内でもいろいろ議論があったことは容易に想像できる。問屋が安売り大型店を自ら運営すると、問屋から商品を買っている小売店が怒る、という構図。問屋は問屋に徹したほうがいいのではないか、という議論があるんだが、今やグーグルはかなりのブランド力を持っているわけだし、アンドロイドフォンというブランドよりもグーグルフォンというブランドで売ったほうが多く売れるに違いない。ということでメーカーのほうでも、グーグルブランドを使いたいと思っているところが多いかもしれない。特にブランド力の弱いアジアメーカーはそうだろうなあ
 ただグーグルのブランドを使って売りたいのなら、グーグルのブランドに恥じないようにグーグルの思い通りにケータイを開発したい、とグーグルは考えるだろう。ケータイはこうあるべきだというグーグルの考え方が、このグーグルフォンに込められるんだろうなあ

 この記事で気になったのが、「今得られる最良の情報は、Google Phoneは韓国で産声を上げると言っている」というところ。そうかやっぱり韓国メーカーか。これから韓国メーカーはますます力をつけていくんだろうなあ。

追記 IntoMobileが「Do not believe TechCrunch, there is no Google phone」と記事を出して追いかけてきた。「テッククランチを信じるな。グーグルフォンなんてない」という刺激的なタイトルをつけている。

Tom Krazit from C|Net had a chance to speak to Andy Rubin, Vice President of Engineering for Android at Google. He confirmed my sneaking suspicion that Google would never hurt their partners:

    “We’re not making hardware, we’re enabling other people to build hardware.”

    And he later added Google does not want to “compete with its customers”.

 米cnetのTom Krazitさんが、グーグルのアンドロイドの責任者の一人 Andy Rubinさんに直接話を聞いて「グーグルフォンはない」というコメントを取ったんだという。「消息筋によると」ということじゃなくて、名前まで出しているんで、こちらのほうが有力情報かも。
 まあ特ダネ合戦は見ていて面白いので、どんどんやってください。

検索とECサイト、どちらのビジネスモデルが勝つのだろうか

The Business Insiderによると、米国の小規模ECサイトがSEOが上手になって売り上げを上げているという。背景には、商品購入を考えている消費者が、大手ECサイトではなくグーグルで検索するという行為がより一般的になってきているということもあるようだ。

Pure-play e-commerce sites are increasing their share of e-commerce revenue, according to the below chart included in Comscore's State Of Us Online Retail Economy In Q309.  We believe this was driven by search as large and small pure-play e-tailers improved their SEM (search engine marketing) efforts and shoppers used search engines to find products versus finding them on multi-channel sites (there tends to be more incidental shopping on these sites).  Here are some implications to this trend:

    * Google is in a position to capture a larger share of e-commerce revenue as shoppers turn to the search engine as a point of discovery in their online shopping habits.
    * E-tailers that improve their organic and paid placement alongside product searches will outperform those with inferior SEM efforts in the future.

 何年も前に楽天のビジネスモデルが時代遅れになる、という内容のブログを書いたことがある。Googleの影響力が増し始めたころだ。楽天の関係者にとっては非常に失礼な内容だったと思う。ごめんなさい。
 言いたかったことはYahooや楽天ように情報を一カ所に集中させというビジネスモデルが、Googleの登場でいずれ時代遅れになるんではないか、ということだった。Googleは当時「フルーグル」だったか何だったかそんな風な名前のショッピング検索エンジンを開発していた。このショッピング検索エンジンの検索窓に商品の名前やカテゴリー名を入力すると、商品の写真や価格などを並べたキレイな表にしてくれた。このショッピング検索エンジンの精度が上がれば、Yahooショッピングや楽天に行かなくても、すべてこと足りるのではないか、と思ったわけだ。
 情報を一カ所に集める「集中」のビジネスモデルというビジネスモデルに対して、情報を分散させたまま検索使って必要な情報を集めてくるという「分散」のビジネスモデルが登場したばかりのことだった。検索技術は今後も精度を上げていくだろうし、このまま「分散」のビジネスモデルが優位に立つ時代がくる、とそのときは思った。

 でどうなったかというと、上記のレポートのように検索技術の向上で「分散」ビジネスモデルはシェアを伸ばしている感じはあるのだが、ご存知の通り楽天は健在。
 時代の流れは「分散」ビジネスモデルに向かっているのに、どうして「集中」が今だに大きな成果を挙げているのか。自分なりに考えてみた。

 的確な情報にたどり着くということに関しては、検索技術が向上していけば確かに「分散」のビジネスモデルが有利になるかもしれない。でも消費者に買い物したいと思わせることができるのは的確な情報だけではない。そのほかにも幾つかの要素があるのではないか、と思う。
 1つはポイントである。楽天はいろいろな形でポイントが貯まるようになっている。オークションに参加してもポイントは貯まるし、秀逸なのがおサイフケータイの電子マネーを利用してもポイントが貯まるという仕組み。僕もおサイフケータイを使うようになって、楽天のポイントを意識するようになった。一部の楽天ポイントには有効期限があるので、有効期限が切れる前に楽天で買い物をしようというインセンティブが働く。うまいやり方だなあ。

 このほかにも消費者の買い物に導く要素は幾つかあると思う。リアルな状況が参考になるのであれば、友人との買い物のエクスペリエンスをうまく作り出すというやり方もあるかもしれない。ソーシャルショッピングと呼ばれる技術の研究分野だ。
 まだまだショッピングに関する技術革新は続くだろう。この分野でどういう技術、サービスが登場するのか、注目し続けたい。

Huluで内輪揉め=メディアの寄り合い所帯がうまくいかない理由

 YouTubeに対抗するため米の有力テレビ局が集まって設立したオンデマンドビデオサイトHuleで内輪揉めが始まったと米MediaWeekが報じている。


But according to sources, network sales execs, who’ve never been crazy about the idea of another party controlling their content, are increasingly wary of the relationship. They say that Hulu’s sales staff―rather than treating the relationship as a partnership―at times deliberately sells against its network brethren, promising lower CPMs that can end up diluting the value of the entire category.

 もともとHuleの設立には消極的だったテレビ局の営業責任者が怒っているらしい。テレビ局が提案している広告料金よりも安い料金設定をHuluの営業担当者が広告主や広告会社に対して提案しているようだ。

 まあ十分ありえる話だなあ。

 こうしたメディア企業の連合体というのは、日本にもあったりするんだけど、なかなかうまく行かないもの。
 まず設立の動機というのが、新しい技術使ってユーザーに新しい価値を提供するという前向きなものではない。もともとはライバル同士だった社の前に共通の敵が現れたので急きょ共同戦線を組んだというのが、本当のところ。つまり共通の敵はいなくなったり、相対的に力が弱まると、共同戦線を組む意義も薄れる。成り立ち経緯からして、こういう結果なることは避けられない。
 唯一結束を維持する可能性のあるシナリオとしては、中の人たちが出身母体よりも新しい寄り合い所帯に重心を置くようになった場合だ。
 しかし事業規模では今だに比較にならないくらいに従来型メディア事業のほうが大きい。この先オンライン事業が急成長することはありえないだろうし、従来型メディア事業がゆっくりと縮小していく中で、寄り合い所帯の売り上げが母体の売り上げを合わせたものより大きくなるのはかなり先の話。そのころには、競合社との戦いは決着がついていることになるだろう。
 顧客に新しい価値を提供するという前向きの事業でないかぎり、付け焼刃の寄り合い所帯というのは成功するのがなかなか大変だと思う。船頭ばかりの船になっちゃうからね。

androidの次の進化系は韓国メーカーから出るといううわさ

TechCrunchのIt’s Google’s world and handset makers just live in itという記事の中に気になることが・・・。

 これまでグーグルのアンドロイドの新バージョンは、常にどこかのメーカーの1つの機種とともに発表されているらしい。

    * 1.0 went to the HTC G1
    * 1.5 went to the HTC Hero
    * 2.0 went to Motorola
という感じに。

たまたまなのか、1社となんらかの契約を結んでいるのかは分からないけど。
うわさでは、グーグルのアンドロイドチームは、モトローラとベライゾンに協力してDroidのソフトを1から開発したらしく、今は韓国メーカーに協力してバード、ソフトのコンビネーションの微調整を行っているらしい。

Google’s Android team directly assisted Motorola and Verizon in building the Droid’s software from the ground up and is currently assisting another, unknown, handset maker in Korea to create a finely-tuned hardware and software combination.

またまた少々国粋主義者っぽくなるけど、どうして日本のメーカーじゃないんだろう。

有料化できるコンテンツ、できないコンテンツ

 ネット上のコンテンツは無料になる、といわれる。もちろん簡単に手に入るようなコンテンツ、希少性のないコンテンツを有料化することはできないだろう。だがほかで手に入らないような良質なコンテンツに対しては、ユーザーは料金を支払うようになる。こう主張してきたのだが、多くの人は「ほんまかいな」と首を傾げる。納得してもらったと感じたことがない。しかし、ようやくここにきて有料コンテンツが成立する時代が見え始めてきた。

▼グーグル締め出しの可能性は、十分にある。

 世界のメディア王、ルパート・マードック氏が、同氏率いるニューズ・コーポレーション傘下の新聞社、テレビ局のコンテンツの有料化を目指し、同社グループのニュースサイトからグーグルを締め出す可能性を示唆して話題になっている。

 グーグルは、自動的にネット上を巡回する「クローラー」と呼ばれるプログラムを使ってネット上の膨大な情報を区分けしているのだが、ウェブサイト運営者側でこのクローラーが入ってこれないように設定できるのだ。

 オーストラリアのスカイ・ニュースというテレビ局でのインタービューに同氏が答えた もので、同氏の「グーグルは他人のコンテンツでビジネスをしている」という批判に対し、インタビューアーが「いっそのこと(ニューズ社のサイトを)グーグルから見えないようにしてはどうですか」と水を向けると「そうだね。そうしよう」と語ったという。

 インターネットの世界では、自分のサイトをグーグルの検索結果の上位に表示させることがサイト運営者らの最大の命題。そんな中でのグーグル締め出し発言なので、ネット上では大きな反響を呼んだ。

 米有力ブログメディアのテッククランチ は、グーグルを締め出せばニューズ社傘下のウォール・ストリート・ジャーナルのアクセス数は3割減となるという試算を記事にした。同ブログメディアのシリコン・アレイ・インサイダー は、ウォール・ストリート・ジャーナルにとって売上高の10%から15%を失うことになると試算している。やれるものなら、やってみろ、という感じだ。

 日本の有力ブログ「メディア・パブ 」は「グーグルの検索エンジンのサーチ対象外となるのは,ネットビジネスにとって自殺行為に等しい。そんなことは実施できないはずと,見られていたのだが・・・」と驚いた様子。「この発言は,グーグルやヤフーなどのニュースアグリゲーターとの料金交渉を優位に進めるための,マードックの戦略かもしれない」と勘ぐる。ブログ「モバイル・マーケティング・ニュース 」も「個人的な想像ですが、本気じゃないと思います」「(人気サイト)MySpaceの運営などで知見の高いマードック氏が、検索エンジンの重要性をおろそかにしているとは思いにくいです。一種のパフォーマンスもあるんじゃないかな、と感じます」と書いている。あまりにも突拍子もない発言なので、その真意をつかみきれないようだ。

 しかし日米の多くのマスメディア関係者とつきあいのあるわたしとしては、この発言にはまったく驚かないし、突拍子のない発言とも思わない。マスメディア企業のウェブサイトの中には、グーグルの検索結果のことなどまったく気にしていないところが多い。多くのマスメディア関係者は、良質のコンテンツさえあればアクセスが集まるものと考えている。検索結果の上位に表示されやすいようにサイトをデザインするSEO(検索エンジン最適化)というウェブ業界の中ではだれもが知っている言葉でさえ、聞いたことがないというマスメディアサイト関係者が多い。

 同じようなウェブの仕事をしていても、一般のウェブサイト関係者と、マスメディアサイト関係者の常識はまったく異なるのである。

 つまり多くのマスメディア関係者は、グーグルを締め出すことがそれほど大きな問題とは考えていない。なのでニューズ・コープ傘下のマスメディアサイトがグーグル締め出しを本気で検討している可能性は十分にある。

▼有料コンテンツ市場が急拡大

 とはいうものの、グーグルを締め出しコンテンツ有料化戦略に舵を切ったマスメディア企業が成功するかといえば、一部を除いてことごとく失敗するだろう。断言してもいい。それは多くのウェブ関係者が感じるように「自殺行為」なのである。

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twitterのアクセス減ってるって言っても8割のユーザーはクライアント使ってるんだぜ

twitterのホームページへの米国内からのアクセスが10月に初めて減少した、いよいよtwitterブームも終わりか、というような話も出ているけど、twitstatで調べてみたらtwitterのホームページを利用しているtwitterユーザーって全体の19.95%しかいない。8割のユーザーはtwitterクライアントを使ってるんだ。
twitterを始めたばかりの人はtwitterのホームページからつぶやくのかもしれないけど、しばらくするとほとんど人がクライアントを使う。クライアントの数字を見ない限り、利用が減っているのかどうかは分からないね。まあ米国内での新規ユーザーの伸び率に陰りが出てきたってことはあるだろうけど。

猫も杓子もtwitterをするようになるとは思わないので、始めた人の中のアクティブユーザー率とかは興味があるなあ。でもまだまだ新しい使い方や機能が登場するだろうから、しばらくは新規ユーザー数やアクセス数は伸びたり鈍化したりはするとは思う。

クライアントではTweetDeckって人気なんだ。僕はデザインがあまり好きじゃないけど。

今は、リスト機能が使えるseesmicがいいかなあ。

Seesmicのリスト機能が使いやすい

 twitterのリスト機能が使いやすいtwitterクライアントがないか探しているんだけど、Seesmicがいいかも。リストを横に幾つも表示できる。リスト間の移動は下の横スクロールバーで移動できるし、オートページ更新になっているんで、下を見ていけば次々ツイートが見られるし。
 米有力ブロガーが作った業界の影響力のある人物のリストを読んでいると、ほとんどシリコンバレーにいるのと同じだけの情報を持てるような気がしてきた。

 最近は米マスメディアの記事をRSSリーダーで飛ばすようになった

 一日に何百もの記事の見出しをRSSリーダーで読んでいるわけなんだけど、以前ならBusinessWeekやニューヨークタイムズなど大手マスメディアのテクノロジー系の記事で面白そうなものは、知ってそうな話でも必ず本文にアクセスして目を通していた。
 ブログ記事はマスメディアの記事の論評ばかり。それはそれでいいんだけど、新しい情報はあまりなかった。一方で、マスメディアの記事にはほかにないような情報が必ず含まれている・・・。そんなふうに一般的にいわれてきたし、自分もそんなような印象を持っていたからだ。
 ところが最近、マスメディアの記事で見出しが目新しくないものをがんがん飛ばしている自分に気がついた。マスメディアの記事で、せっかくアクセスしても何も目新しい情報がないという経験が続いたからなんだと思う。一方で特に英語圏では専門家のブログ情報の質が非常に高いので、聞いたような話でも一応アクセスしてみる、ということが増えてきた。
 米国では、メディアの世代交代が始まっているのだなと実感している。

市場価値でアップルがマイクロソフトに追いつきそうな件

Silicon Alley Insiderから。

「アップルはOSをオープンにしなかったから負けちゃったんだよね」と言ってた時代がなつかしい。アップルはなぜマイクロソフトに敗れたのか、ということがビジネス大学院などのケーススタディになってたと思うんだけど、その経営の失敗とみなされてた方法を続けていたら、今度は成功したという話。ビジネス大学院の先生方はこのことをどう教えているのか興味あるなあ。

アップルストアNYに就職するのはハーバード大より難関という話。

 新しくニューヨークにできたアップルストアって、超おしゃれくさい。ほんまかっこええ。来週めずらしくNYに行くことになっているので、見に行くことにしよう。オープンは今週土曜日。
Silicon Alley Insider「It's Harder To Get A Job At The Apple Store Than It Is To Get Into Harvard」という記事によると、あまりにおしゃれな職場なんで、従業員200人の枠に1万人が応募したらしい。なんと合格率2%。
 今年度の名門ハーバード大の合格率が7%だったというから、ハーバードよりも狭き門だったらしい。

webをより速く、グーグルが新プロトコルSPDY発表

 よく分かりません。ただHTTPのようなプロトコルなんだけど、HTTPを代替するものではなく、補完するものらしい。スピーディーと発音するそうです。
 機能的には、multiplexed streams、request prioritization、HTTP header compressionなどを取り入れたものらしい。分んないけど。
SPDYに準拠したウェブサーバーとブラウザ(Chrome)のプロトタイプは出来ていて、試験的に運用したら人気ウェブサイトの表示速度が64%も速くなったそうな。もちろんオープンソースとして提供し、みんなで改善し、普及させていきましょう、というスタンス。
 関連する英文記事はこちら
 グーグル開発者のブログはこちら

アップルがスマートフォン市場の17.1%にシェア拡大

IntoMobileが調査会社ガートナーの数字として、世界のスマートフォン統計の今年7-9月期のメーカー別シェアを報じている。
 それによるとアップルが昨年同期の12.9%から17.1%に台数ベースでシェアを拡大。利益ベースではアップルが一位だったんだけど、台数ベースでは3位。でもすごいのはiPhoneという1機種だけで17.1%も獲得しているところ。ほかのメーカーはスマートフォンを以前からやってるし、何台も機種を揃えているというんだから。
 携帯電話全体の前年同期比が0.1%なのに、スマートフォンは12.8%も伸びている。「スマートフォンはまだ早い」というメーカーさんもいるようだが、世界的にはスマートフォンが市場を牽引しているように見えるけどなあ。IntoMobileも次のように結んでいる。

It’s clear that smartphones are here to stay and will soon become the “norm” in the mobile space
スマートフォンは一時の流行ではなく、主流になろうとしていることは明白である。

twitterホームページへの米国内のアクセスが初めて減少

 TechCrunchがcomScoreのレポートとして報じたところによると、米国内でのtwitterのホームページへのアクセスが10月は前月比で8%減少した。マイナス成長は初めてという。
 前年同月比では1271%というびっくりするような数字で伸びているし、世界中ではユーザー数は9月で5840万人と順調に伸びているし、twitterのユーザーの半分くらいはPCでホームページにアクセスしないで、スマートフォンでクライアントアプリを使っているといわれているので、まあいいんじゃないと思うんだけど。
 特にほかのサービスと違ってインフラ、プラットフォームとしての立ち位置を目指しているわけだし、もともとモバイルを主眼にしたサービスなんだから、どうでもいいじゃんと思うけどね。
 でもライバルのFacebookは順調な伸びを示しているし、やっぱホームグランドでの低迷はやばいっしょ、て感じなのかなあ。
 リンク機能、RT機能の搭載とか、ホームページへの集客にも力を入れているみたいですね。この数字はこれらの機能搭載前だし。ひょっとすると機能搭載後は再び伸びてるんじゃないかなあ。

追記:そのRT機能だけど、評判いいのか悪いのかよく分らないんだけど、ホームページから消えている。どうやらバグが多くて一時的に中止しているみたい

we’ve been contending with an elevated number of errors since late last night. we’ve ruled out a number of causes of this problem but are still working to reduce the number of errors on the site.

ANA来春からエコノミー含む全席にiPodcコネクタ、PC電源

2010年2月から成田-ニューヨーク線に就航するボーイング777-300ER機を手始めに、全便に展開するそうです。すげえー。
iPodとなっているけど、当然iPhoneもジャックに接続し、前面のディスプレーにビデオを表示できるみたいです。出発前にビデオをiPodに録画しておけば、見たいものが見れていいですね。
でも僕はそれより、全席にPC電源がついたのがうれしい。機内に無線LANはあるのかなあ。あれば仕事がはかどりそう。

それにしても僕が子供のころにはANAよりもJALのイメージのほうがよかったんだけど、今では完全に逆転してしまった感じがする。

新しいARアプリ「junaio」

 次から次へとAR(拡張現実)のアプリが登場する。10日にリリースされた「Junaio」。できることはだいたいセカイカメラと同じ。ただ画像の貼り付けなど、結構自由度が高くて絵やアニメを実際の風景に貼り付けられるみたい。まだ試してないけど。

竜巻を起こしたり

クリエイティビティ全開で楽しそうなんだけど、自由過ぎて変な絵だらけになったらどうするんだろう。 ARも機能はそれほど違わないから、UIとかルールの勝負になっていくのかなあ。

サムスンもウィンドウズモバイルからアンドロイドに乗り換え中

 ソフトバンクがアンドロイドケータイを発売することを明らかにしたばかりだが、韓国の電機メーカーのサムスンもアンドロイドの品揃えを増やしていく計画のようだ。
 テレコム・コリアが、HMC Investment Securitiesのレポートを報じたもので、サムスンは年間40種類くらいのスマートフォンを発売しているらしいが、2008年はそのうちの9割がウィンドウズモバイルをベースにした機種だったのが、2010年には5割まで落ち、2012年には2割にまで落ち込むという。

 天下のグーグルのOSがリリースされたのだから、ある程度はウィンドウズモバイルのシェアを奪うだろうとは予想していたけど、この落ち込み幅はすごくないか。

 サムスンは、低迷する日本のメーカーを尻目にケータイの世界市場でシェアを伸ばしている。スマートフォンのシェアでも5位らしい。サムスンがウィンドウズモバイルからアンドロイドに鞍替えしたら、マイクロソフトとしては痛手だろうなあ。
 シンビアンもこのグラフから見るとゼロになるってことだろうか。
 代わりに伸びているのがアンドロイド。それとこの薄い水色はなんだろう。だれか韓国語の読める方、教えてください。サムスン独自開発のOSなのかなあ。これがBadaというモバイルプラットフォームなんだろうか。
 ところでモバイルプラットフォームってなんやねん!OSからアプリ市場まで含めたやつなんだろうか。
 まあそれにしても韓国メーカーは元気。世界を目指している。日本のメーカーはどうしてるんだ、って話になるけど、だれかが「韓国は市場が小さいので内需だけではやっていけない。だからメーカーは世界を目指す。日本メーカーは国内市場がそれなりの規模なので、まず国内向けに力を入れる」と説明してくれた。なるほどね。
 でも中国メーカーががんばってるのはどう説明するんですか?中国の国内市場って世界一大きいけど、それでも中国メーカーは世界を目指してるじゃん。

 どういうこと?

twitterアカウントをbluetoothで交換するiPhoneアプリ「follow you」

こんなアプリ待ってたんです。iPhoneユーザー同士で簡単にtwitterアカウントを交換できるやつ。無料で。これが大事。無料。


以前に同様のアプリがあったんだけど、有料アプリだった。だからほかの人に気軽に「インストールしてよ」とお願いできない。やっぱこういうアプリは無料じゃないと広がらない。
Bumpとかいうアプリもいいんだけど、入手した相手の情報が連絡先のデータベースの中に埋もれちゃって、今会った人がどこのだれだか分んない。

実はこのアプリをダンロードしたばっかで、まだ使ってないので使用感は分らない。早くだれかとアカウントを交換したい。
で、既にfollowしている人かどうかも自動的に調べてくれるんだって。これもすばらしい。
使い方は簡単で、ただアプリを立ち上げるだけ。それで周辺のユーザーを探してくれるみたい。それでfollow決定すればいいのでしょう。

twitterのアカウントだけというのもいい。電話番号や住所なんかいらないもん。

早く使いたいな、次のtwitterの飲み会っていつだろう。人見知りの人もこのアプリをインストールしてオフ会へGO!

Shazam利用を月5曲に制限

 テレビやラジオから流れている曲のほうにiPhoneをかざすと曲を認識し曲名を表示するというiPhone人気アプリのShazamは、これまで使い放題だったけど、新しくダウンロードしたアプリは月に5曲しか認識しなくなるらしい。Shazam Limiting Free iPhone App To 5 Songs Per Month
 前にダウンロードしたのはだいじょうぶなんだろうか。あまり使ってないから分んないけど。ダウンロード済みの人は、削除しないように気をつけないとね。

ケータイ3社の戦略鮮明に-僕はソフトバンクに一票

 ケータイ大手3社の戦略がはっきり分かれてきた。ITmediaの記事は孫社長「Wi-Fiが答えだ」 山田社長「Wi-Fiより3G」 ソフトバンクモバイルとドコモが新サービスと2社を対比させている。

ソフトバンクモバイルは、携帯電話の無線LAN機能を使って高速通信やコンテンツ配信を行う「ケータイWi-Fi」サービスを発表。孫正義社長は「3GとWi-Fiの両方を搭載しているのが当然だという時代になる」と現行3Gより高速なWi-Fiのメリットを強調した。
 一方ドコモは、フェムトセルを自宅に設置して高速に通信できるようにする「マイエリア」サービスを発表。山田隆持社長は「Wi-Fiは補完的に使うもの」と3Gの高速化で対応していく姿勢を示す。高速通信をめぐる両社の思想は対照的だ。

 これにauのKDDI小野寺正社長の「スマートフォンはまだ早い」という記事を合わせて読むと、3社の現状認識や今後の時代の流れの読み方に、はっきりと違いが出ている。
 ソフトバンクの考えは、「ユーザーは今後ますます大量のデータを送受信するようになる」というもの。ドコモは「2つの通信方式を搭載するのは分りにくい。wi-fiを搭載するより3Gを快適にするほうがユーザーにとってありがたいはず」と考えているのだと思う。そしてauは「ケータイの通信機器としての機能はほぼ出そろった。これ以上の機能を搭載するよりデザイン性をユーザーは志向する」と考えているのではないだろうか。
 そしてもし一般消費者にアンケート調査を実施すれば、auの考え通りの結果になると思う。僕の友人にはテクノロジー系のエッジの立った人間が多いので常に最新の高機能ケータイを求めるかもしれないが、ほとんどの消費者は現時点でそれほど高機能を求めていないのではないか。
 またドコモの自宅専用エリアも一部の人にとってはケータイがさくさく利用できて便利かもしれないけど、不便を感じている人はそう多くないと思う。
 さらにソフトバンクのwi-fiと3Gの両方搭載という考えになると、多くの一般消費者は首を傾げるのではないか。

 

つまり現時点では、多くのユーザーは、ドコモのサクサク3Gにそれほど魅力を感じないし、ソフトバンクのwi-fi搭載に関しては全然必要としていないのではないか。
 ただし現時点では、というところを強調しておこう。

 iPhoneはケータイではなく小型のパソコンであるー。あまりに多くの人が言ってるので、同じ表現を使いたくはないのだが、僕が強調したいのは性能面、スペック面の話ではない。iPhoneの性能が小型パソコン並みということを言いたいのではなく、使い方がケータイというより小型パソコンに近い機器であるということを言いたい。
 僕はiPhoneの電話番号をだれにも教えていない。だって電話として使う気がないから。電話としては、もう一台のフツーのケータイを使う。お金がかかるので2台持ちを止めたいんだけど、オサイフケータイを使いたいので仕方なくフツーのケータイも持っている。
 iPhoneの主な使い道は、メールの送受信、RSSリーダー、twitter、そしてときには原稿も書く。長い原稿はさすがにiPhoneのキーボードでは書きづらいのでパソコンで書くが、メール、RSSリーダー、twitterは、パソコンの前に座っていてもiPhoneのほうがサクサクと動くのでiPhoneを使う。僕にとってiPhoneはケータイではない。パソコンである。
 一般消費者にケータイに関するアンケート調査をするから、ケータイに対する要望が出るのだと思う。デザイン性が最重要になるのだし、電波状況が優先課題になる。その要望に応えようとするから、デザインの優れたケータイ、電波状況の改善策に注力することになる。
 多くの一般消費者は、超小型パソコンをポケットに入れて持ち歩くということがどんなことなのか経験がないのである。
 しかし、ケータイは次の進化として超小型パソコンになる。
 ソフトバンクはこのビジョンの下、動いているのだ。
 果たして、ケータイが超小型パソコンとして使われるようになるのかどうか。スマートフォンが主流になるのかどうか。これはずっと議論されてきたし、今でも議論が分かれるところだ。
 今でも、絶対そうはならない、という主張する人がいるが、でも2、3年前に比べるとかなり少なくなったように思う。iPhoneの利用者が増え、その進化の速度を目の当たりにすることで、多くの人の考え方に変化が出てきたのだと思う。

 ケータイがパソコンとして使われるのなら、パソコンの標準技術の1つであるwi-fiを搭載するのは当然のことだし、搭載することでいろいろとメリットもある。例えばPlaceEngineみたいな技術も、多くの人のデータが自動的に集められて、位置測定が非常に正確になるだろう。今のケータイのGPSってほんとに頼りないから、早くそうなってもらいたい。
 またこの記事に書いたように海外へ出かけても無線LANスポットから日本の家族へ1分数円で国際電話をかけることができるようになる。ケータイのパソコン化という世界的な波に乗れば、ますますケータイは便利になるのである。

アップルが利益ベースでノキアを抜き世界一のケータイメーカーに

 調査会社Strategy Analyticsによると、売上高ベースではなく利益ベースで比較すると、2009年7-9月期にアップルがノキアを抜いて世界一の携帯電話機メーカーになった。

 

GigaOMによると、アップルのiPhoneのハード部門の利益は16億ドルで、ノキアの11億ドルを大きく抜いた。

 iPhoneは販売台数も大きく伸びたし、利益率も高いかららしい。それにしてもケータイ市場に参入してわずか2年なのにすごい快挙。
 アンドロイドも好調のようだし、アップル、グーグルといったパソコンインターネットの有力企業が、本気でモバイル市場に攻め入るとこういうことになるということなのだろうか。

マードック氏がグーグルをボイコットすれば15%の売り上げを失うという話

 ニュースが無料で読める状態にいらだっている新聞王ルパート・マードック氏が、傘下のニュースサイトからクローラーを締め出そうと考えていると語ったことから、その結果を試算する人たちが出てきている。テッククランチはヒットワイズの数字をベースに「ウォールストリートジャーナルがGoogleを拒絶したらWSJ.comはトラフィックの3割近くを失うことになるが…」という記事を書いている。
Hitwiseの推計によれば、WSJ.comへのトラフィックの15%はGoogleの検索から、そして約12%はGoogle Newsからなので、合わせて3割近くになる。
Silicon Alley Insiderは、Google Boycott Would Only Cost Murdoch About 10%-15% Of Revenueという記事で、この数字をベースにさらに金額ベースでの試算を行っている。
売上高の10%から15%を失うことになるという。その数字の根拠は以下の通り(訳さないけど)。

First, the WSJ has subscription revenue, which we estimate to be in the neighborhood of $50 million. This will be unaffected by the change.

Second, it seems reasonable to assume that readers who come in from Google produce fewer pageviews than readers who pay to subscribe to the paper. On a per-unique basis, therefore, Google searchers likely generate less ad revenue than loyal readers who go direct.

Third, the rest of the WSJ's revenue, from ads, can be broken down into two parts:

    * Ads shown to paying subs, which command higher prices
    * Ads shown to drive-by readers, which command lower prices

Put all this together, and we suspect that the 25% of uniques who come from Google account for about 10%-15% of the WSJ.com's traffic.

 

メディアパブ

でも,そんなにグーグルを毛嫌いするなら,robots.txtでブロックすればいいのに。グーグル検索エンジンからのクローリングをシステム的に拒否できるからだ。でも,グーグルの検索エンジンのサーチ対象外となるのは,ネットビジネスにとって自殺行為に等しい。そんなことは実施できないはずと,見られていたのだが・・・。

 それが,マードックが Sky Newsのインタビューの中で,「ニューズ社のコンテンツがグーグルから見えないようにするつもりだ」と答えたのだ。にわかに信じられない話だが。

 というのだけど、僕は信じられます。だって今だに「リンクはトップページだけ、記事への直リンクは認めません」というポリシーを持っていて、ちょっと前まで実際にグーグルのクローラーを拒否していた報道機関を知ってますから。

米のアンドロイド端末Droid、週末だけで10万台販売

 日本でもソフトバンクがグーグルのOS「アンドロイド」搭載のスマートフォンを春に販売するということで盛り上がっているが、米で発売になったモトローラ製のアンドロイドケータイ「Droid」は非常に好調で、発売の最初の週末だけで10万台が売れたもよう。IntoMobilecの記事。

Motorola is expected to sell 1 million Android-powered smartphones this quarter, with 10 million units sold in 2010. Still, the numbers pale in comparison to conservative predictions that have Apple (NSDQ: AAPL) selling 8 million iPhones this quarter and about 28.5 million iPhones in 2010.

 今四半期には100万台、来年1年間で1000万台の販売を見通しているようだ。もちろん今四半期に800万台、来年は2850万台を見込んでいるiPhoneと比べれば見劣りするけど、iPhone以外のケータイでこんなに調子がいいのは久し振りじゃないか。モトローラにとっては画期的なことだし、IntoMobileもこれでモトローラがケータイ市場のプレーヤーとして再び相手にされるようになった、的なことを書いている。

  • The encouraging launch-weekend sales estimates could signal Motorola’s return to relevance in the mobile space.

 やっぱりスマートフォンがIT産業の主戦場になってきているのは間違いないし、あらゆる地域の市場でスマートフォンをめぐる戦いが今後活発になっていくのだと思う。
 KDDIの小野寺正社長は「スマートフォンはまだ早い」とか言ってたけど、どうなんでしょうね。

海外旅行はiPhone持って無線LANスポットを利用しよう

といっても、まだ行ったわけじゃないので、どの程度使えるのか分らないけど。帰国したら、実際にどの程度使えたか報告したいと思います。
 ソフトバンクの孫正義社長の言う通り、iPhoneを持っちゃうとパソコンに触れる時間が本当に10分の1ほどになって、iPhoneばかり触っている毎日。iPhoneのない生活なんて考えられない。ずっと日本にいるんだったらそれはそれでいいんだけど、たまにある海外出張の際には非常に不安になる。もちろん海外でも使えるんだけど、そのローミングの料金がびっくりするくらいになるんじゃないかと思って、非常のとき以外は使わないでおこうと固く心に誓うわけ。じゃあiPhone持ってる意味ないじゃん。米国在住の友人に聞くと、google mapやらyelp!やら、最近はモバイルでローカルなサービスが非常に充実してきているそうなんで、そんなのも試したいし。
 そこで次回のニューヨーク出張では、3Gの携帯電話回線は使わずに、無料の無線LANスポットを利用して、どの程度快適にiPhoneライフを送れるのか試してみようと思う。
 まず情報収集やら日本でできることはやっておこうと思う。
 iPhoneをそのまま米国に持っていって、そのまま使っちゃうとケータイの回線につながってローミング料金を取られてしまうので、米国についたらまず無線LANしかつながらないようにiPhoneを設定しなけらばならない。
 設定は簡単。ホームスクリーンの下の設定のボタンをタップして、設定画面が出てきたら、一番上の「機内モード」を「オン」に切り替える。こうしちゃうと次にその下のWi-Fiをが自動的に「オフ」になっちゃうんだけど、これを「オン」にする。これだけ。これで携帯電話回線にはつながらず、無線LANだけにつながるようになる。
 あとは無線LANスポットを探すだけ。
 この際、有料でもいいから、無線LAN事業者を探して申し込もうと思っていろいろ探したら、Boingoというサービスが結構宣伝してよさげなんで申し込むことにした。

boingo1

1ヶ月間7ドル95セント。800円弱で使い放題って結構いいじゃん。でもBoingoの無線LANスポットが僕が行くホテルなんかの場所の近くにあるかどうかが重要なんだけど。
 iPhoneのAppStoreにBoingo Wi-Fiって無料の専用アプリがあったので早速インストール。まあ英語でいろいろ書いてあるんだけど、別にあやしいサービス事業者ではないので、メールアドレスやクレジットカードの番号なんかを入力。でも変な日本語訳語もあって笑ってしまう。

「続けなさい」って、どんだけ上から目線なんだよ、このサービスww。
で最後のページまで進むと30日間は無料トライアルで、それ以降継続して使うと課金が始まるらしい。継続しないよ。だってそんなに頻繁に海外行かないし、日本国内ならケータイの回線使うんだから。最初から帰国後に解約するつもり。ということは、今回の旅行ではタダで利用できる!
 Boingoさん、ごめんなさい。でもブログでこんな風に宣伝してあげてるから許して。それにまたもし近々、米国出張が入れば、そのときは料金払うからさ。
 でもいろいろ調べていると、最近はiPhoneのユーザーが増えたので、スマートフォン向けに無料の無線LANスポットが米国内で増えているもよう。ヤフーがグーグルが無料で提供しているのだそうだ。中には簡単な宣伝を見せられて、その後は無料というのがあるみたい。
GigaOMの記事


    * Starting today, visitors to Times Square in New York City will be able to get free Wi-Fi on their computers and mobile phones, courtesy of Yahoo. If you log in from your mobile phone, it is going to take you to http://m.yahoo.com. On a computer, you end up at a Yahoo page filled with ads. ニューヨークのタイムズスクエアで、ヤフー提供の無線LANを利用できるみたい。アクセスすると、広告が掲載されたヤフーのページが表示されるらしい。
    * Google is offering free Wi-Fi access on Virgin America through Jan 15, 2010. バージンアメリカ航空の機内(?)でグーグル提供の無線LANが利用できる。1月15日まで。
    * eBay is sponsoring free Wi-Fi on 250 flights on Delta Airlines during the week of Thanksgiving. Wi-Fi users will get access to the eBay home page and an invitation to shop there. デルタ航空の250のフライトの機内でeBay提供の無線LANを利用可能。感謝祭の週だけ。
    * Microsoft is working with JiWire to give away free Wi-Fi in premium hotspots in hotels and airports as long as they use Bing for search via their connection. 高級ホテルや空港などでマイクロソフト提供の無線LANスポットを利用できる。ただし検索エンジンはマイクロソフトのBingを使わないとだめ。
    * Google is giving away free Wi-Fi in 47 airports across the U.S., including hubs such as Miami, Seattle, Houston and San Jose, Calif. The promotions will last through Jan. 15, 2010. グーグルが米47の主要空港で無線LANを提供。1月15日まで。

 こうしてみると、空港では結構無料で使えるみたい。そうそうスカイプのアプリをiPhoneにインストールしておかないと。スカイプ使って現地の同僚に電話したり、日本の家族に電話すると、1分数円でできる。日本国内の市内通話より安い。
 これで準備万端。行ってきます!

 ニューヨークに向け17日に出発。22日に帰国します。目的は弊社主催の講演会。20日にアドイノベーターの織田さんと対談します。在ニューヨークの方はぜひお越し下さい。またそれ以外はほとんど予定入れてませんので、遊んでくださる方、ツイッターで連絡ください。ツイッターのアカウントは@tsuruakiです。

ページのクリックされた部分をヒートマップで表示するユーザーヒート

 引き続きTechCrunchJapanの東京CAMPネタ。
 株式会社ユーザーローカルのユーザーヒートという製品のご紹介。いわばウェブ解析ツール。ユーザーがページ上のどの部分をクリックしたかを、ヒートマップを使って直感的に見せるというもの。今後はsalesforce.comやgoogle analyticsなどとも連携できるようにしたいという。

1人で3人分の仕事をするような感じのブラウザLunascape

 引き続きTechCrunchJapanの東京CAMPからの動画レポート。最近GoogleのブラウザChromeがサクサクと動くので、Choromeがメインブラウザっぽくなってきているのだけど、このココログの管理画面をうまく表示してくれない(HTMLの編集画面が表示されない)。そこでネットサーフィンはChoromで、ブログ執筆はInternet Explorerでとすみ分けている。またFirefoxのアドオンも捨てがたいし・・・。気がつくとブラウザを3つ立ち上げていることがある。あーあ。
 で、このLunascapeなんだけど、新しいバージョンでは、3つのレンダリングエンジンの切り替えが簡単になり、firefoxのアドオンも使えるようになったという。うーん、完璧じゃん。試してみよう。
 サイトを見ると、サクサク動くようなことが書いてあるし。

「グーグルからサイトを見えないようにしようと思う」マードック氏

「グーグルからサイトを見えないようにしようと思う」マードック氏

オーストリアのメディア関連ニュースサイトmUmBRELLAによると、メディア王ルパートマードック氏が同氏が率いるニュース・コープのサイトからグーグルのクローラーを締め出す考えを示唆したという。

Asked by Sky News political editor David Speers why News hasn’t therefore made its sites invisible to Google, Murdoch replied: “I think we will.”
スカイニュースの政治専門の編集者に「じゃあいっそのことgoogleからサイトを見えないようにすればどうですか?」と聞かれたらマードックス氏は「ああそうすることにしよう」と答えた。

 ニュースの有料化を進めようとすればグーグルのクローラーの締め出しは当然ありだと思うので、特に驚くような話でもないのかもしれないけど、やっぱり世界のメディア王がこう発言したということは記録に残しておきたい。

 コンテンツビジネスに関して今は二つの考え方が対立しているように思う。フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略を書いたクリス・アンダーソンのような考えと、マードックのような考え。

IT潮流では、この対立する考えをお持ちのお二人に来ていただき、徹底的に対談していただくことになりました(大嘘。)

マードック 広告じゃ儲からないし、有料化しないとやってけないよ。
アンダーソン 時代は変わったんです。情報は無料になるんです。
マードック 情報が無料になれば、クソ情報ばかりになるぞ。質のいい情報がなくなってネットはバカと暇人のものになってしまうぞ。
アンダーソン だいじょうぶです。ほとんどの情報を無料にすることで、人々の知恵が結集され大きな価値を生むことになります。
マードック そうなるかどうか分からないのに、いい加減なことを言うな。お前は預言者か。それに情報が無料になったら、いい情報なんて出てこなくなるぞ。
アンダーソン だいじょうぶ。一部の優良な情報には対価が支払われるようになりますし、情報発信を始めた人々に対する新しい広告やマーケティングが収益を生むようになります。
マードック なりますって、いい加減な予測はやめろって言ってるんだ。そんな方法で儲かっている例なんてないんだろ?
アンダーソン まだないです。でも絶対現れます。
マードック だからいい加減なことを言うなって言ってるんだ。何万人という従業員の生活がかかってるんだ。そんな当たるも八卦、当たらぬも八卦みたいな意見を鵜呑みにして、経営はできないんだ。
アンダーソン
 あなたにはこのビジョンが見えないのですか?
マードック おれは合理的、科学的に思考したいだけだ。お前のような霊能者みたいなことを言うやつを信じるわけにはいかないんだよ。

なんだか結局、僕が日ごろメディア業界関係者と交わしている議論になってしまったような気が・・・(笑)。

 まあこの2つの考えがあって、しばらくは衝突するんだろうけど、振り子が右に振れたり左に振れたりしながら最後は真ん中でとまるように、何年後かにはだれもが「ああメディアビジネスは結局こうなcっちゃうんだね」と合意するようになるんだろうなあ。

 僕は今までのような情報だけのコンテンツは果てしなく無料に近づき、各種機能を搭載したコンテンツはマバイルのアプリ市場などの環境の中でなら有料課金でも成立すると思っている。

「プライバー侵害はけしからん」って何がそんなにケシカランのですか

いや別にプライバシー問題に真剣に取り組んでいる人にケンカを売るつもりも茶化すつもりもないんだけど、ネット上のプライバシーの問題を考える前に、その前提としてプライバシー侵害って本当に問題なのどうかをもう一度自分で考え直してみようと思ったわけ。
プライバシーを尊重すべきだという考え方が広まったのは近代になってからだとどこかで読んだような気がするし、両親の田舎ではドアに鍵などかける家などなく、近所の人たちが自由に出入りしていてプライバシーのかけらもなかったように思う。僕自身ネット上で予定表やケータイの番号を公開していてよく驚かれるけど、別に不都合なことが起こったことはない。
聞かれれば「プライバシーは重要である」とほとんどの人は答えるけど、ちょっとした景品と引き換えに個人情報を惜しげもなく差し出す、という調査結果は山のようあるようだし。どういうことなんだ、これ?
長い人類の歴史の中でなぜ近代という一時期にだけプライバシーの重要性が叫ばれるようになり、この傾向は21世紀も続くのか。それともプライバシーに関する新しい考え方が登場するのだろいか。
この分野で読むべき本、オススメの本があれば、教えてもらえませんでしょうか。
ああおれって本当に物事を知らないなあ。もっと本を読まなきゃ。

当たりつきCMでテレビ視聴者の動向把握

 TechCrunchの東京CAMPで株式会社フィックスと富山のチューリップテレビが共同で発表していた当たりつきのCM。視聴者が応募してくることで、視聴者の動向を把握できるというメリットがある。従来型マスメディアって、情報の一方通行が当たり前と思っているので、自分たちではなかなかこうしたマーケティング調査のツールやプロモーションツールを開発できない。そこにビジネスチャンスがある。
 株式会社フィックスさんて、こうしたことが得意なクリエイティブ集団らしいんだけど、以前僕が金沢に行った際に名刺交換させていただいたことがあったらしい。覚えてなかった・・・。
東京CAMPでは、こんな感じで「以前お話させていただいたことがあるんですけど」という人が数人いた。すみません、人の顔と名前が全然覚えられないんです。ごめんなさい。ほんと失礼なやつで、すみません。

イラストをベースにしたSNSのPixiv

聞いたことあるような、でも知らなかったような、SNSのpixiv。TechCrunchの東京CAMPでお話を聞きました。
イラストを通じてコミュニケーションするっていうのは、海外ユーザーとつながることができるので面白いと思う。会社のコラムで取り上げたマンガ★ゲットみたいに、言葉を超えて世界に羽ばたいていっていただきたいと思ってます
2007年9月スタートで、ユーザー数は130万人のユーザーがいる。月間8億ページビューぐらいをあげている。すごいじゃん。
できるだけイラストを通じて、ということで、掲示板やコメント欄もあるんだけど、デフォルトでは隠しているんだって。
台湾、香港、中国、米国からのユーザーが7%くらいをしめているという。

100チャンネルでもビデオを同時に見せちゃうスゴ技術「ファブリックビデオ」

 もちろんぶっとい回線であれば1つの画面上に幾つもビデオを表示するのも可能だし、反対にそれぞれのビデオを圧縮し小さなファイルにしてしまえば、フツーの回線ででも100個ぐらいビデオを同時ストリームすることは可能。

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  でも「ファブリックビデオ」は、フツーの回線で多くのビデオを1つの画面に流し、気に入ったビデオを瞬時に高解像度のビデオとして画面いっぱいに拡大できる。これってすごいと思う。11月6日に開かれたTechCrunch Japanの東京CAMP09で紹介されていた技術、サービスの中で、一番おもしろいと思った。

Fabricfeatures


 最近のテレビならピクチャー・イン・ピクチャーとかいうのがあって、1つの局の放送を見ながら別の裏番組も見れるみたいだけど(知らない。どうせうちのテレビは年代物のブラウン管ですよ)、そんなもんじゃない。CATVや衛星放送なんかも含め、すべてのチャンネルを1つの画面に全部表示させて、その中からおもしろそうなもの選択して瞬時に拡大表示させることが可能。何段階にも拡大、縮小が可能なんだ。
  ほかにも例えば、野球場のあちらこちらにビデオカメラを置いて、一番見たいアングルから試合を見る、という使い方もおもしろいかも。試合が退屈になれば、スタンドのかわいい女の子にズームインしたりして。
  警備員室にテレビがいっぱい並べたりしてるけど、あんなのも1つのパソコンでこと足りるようになるのかも。

 でもそんな当たり前の使い方より、もっとクリエイティブな使い方ってできないものだろうか。
 この技術を開発した電気通信大学の笠井裕之先生によると、iPhoneアプリならすぐにでも開発可能だという。何かのキーワードでYouTubeを検索した結果の動画を64個ほど並べて同時に見ながら、おもしろそうなものを次から次へとピンチズームしていくというUI。うーん、もおもしろいかも。
 そんなのでもいいし、この技術を使って何か今までになかったような映像配信サービスってっできないものだろうか。例えばTwitterとユーストリームを合体させたようなサービスもできるかも。友人の64人のだだ漏れ映像を流していて、おもしろそうな動きがあった映像を拡大して見るようなUIっておもしろいと思うけど、どうだろうか。

もう少し技術的に詳しく書いてみると(実はあまり詳しく理解できてないんだけど)、幾つものレベルの解像度に圧縮した映像ファイルを用意しておく。例えば画面に64個のビデオを並べるのなら1つ1つのビデオのファイル容量を64分の1にする(解像度でいうと8分の1。縦8分の1、横8分の1で、64分の1の容量になる)。16個のビデオを並べるのなら1つのビデオの容量を16分の1に、4個なら容量を4分の1に、1つのビデオだけを全画面表示するのなら最高の解像度のままで、配信する。これで動画ファイルを何個送ろうとも回線がパンクすることがないわけだ。
 ファイルを結合するときに、映像の品質悪化が起こるものらしいんだけど、独自の技術でそれもないというところが画期的なのだそうだ。また最初に1つのビデオを複数の解像度のものに圧縮処理しておくので、あとのビデオの結合処理などにはほとんど時間がかからず、多くの視聴者への提供が可能なことも斬新だという。
 発表文には、2010年1月からウェブサイトで公開、10年中の本格サービス開始を狙いますって書いてあるけど、東京CAMPでの発表が本邦初公開だったみたいで、実は出資の話も起業の話もまだ何も決まっていないようだ。
 突拍子もない利用方法を思いついた人はぜひ笠井先生に連絡してみてください。kasai@is.uec.ac,jp


この記事は、TechCrunchにもダブルポストされます。

鉄板英語学習ツール「Lang-8」

 僕自身、オンランでの英語の学習法について興味があって、いろんな人と話するんだけど、このLang-8とsmart.fmというのが2強。ほとんどの人がこの二つのサービスを絶賛する。僕自身は使ったことがないんだけど、世界中の言語を学習している人同士で日記の添削をし合おうよ、というコンセプトらしい。
 ある友人が自分の自己紹介を英文で書いたら、英語圏の人が30分以内に完璧な英語にリライトしてくれたって言ってた。スゲー。無料だし。
 これまでにもInfinity Venture Summitとかいろいろなテック系イベントで注目集めてたんで知ってたんだけど、友人から「あまり日本国内ではPRに努めてないみたいです。日本人の割合だけが多くなったらサービスとして成立しないんで」という話を聞いていたので、取材を申し込まなかった。でもあまりにいろんなところでニアミスするし、今回はTechCrunch Japanの東京CAMPにも出展していたので、お話を聞いた。
 ユーザー数は8万8000人。海外からのアクセスが7割以上なんで、そろそろ日本でもPRしていこうかと考えているとのこと。

【関連情報】たこ焼きを食べながら英語を学習する飲み会をします。参加者はツイッターアカウントで、以下のページから申し込んでください。

11月27日。英語をしゃべるタコ焼きパーティ
http://tweetvite.com/event/telme11

 tsudaるからwaveるへ-進化するセミナー、教育

津田さんがどこかのセミナーで、「自分の名前を動詞として使われるのはあまり嬉しいものではない」というようなことを言っていたので、Tsudaるって言葉使いたくなかったんだけど、使ったほうが一発で趣旨を理解してもらえると思ったんで見出しに使いました。ごめんなさい。
 さて津田大介さんがセミナーなどをtwitterを使って実況中継する、いわゆるTsudaるという行為が非常に大きな価値を生んでいるのはご存知の通り。
 セミナー参加者にとって要点の理解に役立つし、終了後の記録にもなる。また参加していない人も情報が伝わるし、そこにいないにもかかわらず、会場との一体感を共有することもできる。
 これだけの価値を生むわけだから、セミナー主催者も、より多くの参加者がTsudaれるように環境整えるべきだと思う。会場での電源の確保や無線LANの提供を始め、Tweetをまとめたウェブサイト作りが、長期的に見ればセミナー主催者の当然の業務になっていくと思う。
 そして、セミナーは講演者と参加者の共同作業という形に進化していくのだと思う。
 その進化の方向に向かう中でTwitterを超えるツールも当然、登場してくると思う。その最初の候補がGoogle Waveである。
 今のところまだ招待制で実際に試したことない人多いと思うが、誰でもが使えるようなり、セミナー内で使う人か増えれば、セミナーの形も変わるような気がする。
 みんなでセミナーの要点をまとめ上げるのである。Wikiを作り上げるようなものだが、ただGoogle Waveのほうがwikiよりリアルタイム処理が得意なのだと思う。多くのひとが同時に書き込んでもいいように、Google Waveは設計されている。
 Google Waveは授業にも使えるのではないか。授業の要点をまとめるだけでなく、授業内容に関連する情報を生徒みんなで持ち寄って協力しあって理解を深めていく。成績もどれだけGoogle Waveの書き込みに協力したかで決められるようになる。そうなれば、教育の形も変わっていくのではないだろうか。先生が一方的に教えるのではなく、生徒が協力しあって学んでいくという形がこれから教育の形になるかもしれない。教育もフラットにP2Pになるわけだ。その方向への進化が始まったのだと思う。

 

マイケル・ジャクソン・ケータイ、中国で発売

ほんと中国はすごい!すご過ぎる! なんなんだ、このキンピラケータイは。これのどこがマイケル・ジャクソン・ケータイなんだ。こんなケータイを持ちたい人って、大阪のおばちゃんだけじゃないのか。

次期iPhoneにお財布ケータイが搭載される?

 といってもソニーのFelicaが搭載されるのかどうかは分からない。
Near Field Communications Worldというサイトが、iPhoneの次期バージョンにRFID技術が搭載されるという噂があると報じている。

 同サイトによると、Linkedin.comの中で近距離コミュニケーションに関するディスカッショングループを運営しているEinar Rosenbergさんが、次のように書いているのだという。

    Had to share this news. A highly reliable source has informed me that Apple has built some prototypes of the next gen iPhone with an RFID reader built in and they have seen it in action. So its not full NFC but its a start for real service discovery and I'm told that the reaction was very positive that we can expect this in the next gen iPhone.

 かなり信頼できる筋からの情報だけど、アップルが次期iPhoneの試作品にRFIDリーダーを搭載しており、信頼できる筋の人たちは実勢に動作しているところ見ている。非常に簡単なレベルの近距離コミュニケーションだけど、それでも搭載に向けての動きが始まったことは注目に値する。それでアップルの人たちの反応は非常によくて、ひょっとすると次期iPhoneに搭載されるかもしれない。

    If Apple does it, expect every phone manufacturer and their sister to begin pumping out NFC enabled phones, at least for service discovery and sync.

 もし本当にアップルがRFIDを搭載したのなら、ほかの電話メーカーも搭載することになるだろう。少なくともサービスディスカバリーと同期に関しての機能は搭載されるだろう。

 この人は、iPhoneとマックをタッチさせるだけで同期できるようなサービスに使われると見ているのだけど、この情報を元に記事を書いたAppleInsiderはお財布ケータイとしての可能性も示唆している。

New RFID support in future iPhones could enable a variety of "touchless" technologies, ranging from swipe payments (where users could pay for items at a checkout, vending machine, or toll booth by swiping their phone near a payment pad), to swipe sensing of information kiosks, objects, or even animals.
新しくRFIDに対応した未来のiPhoneは、いろいろな非接触の技術を可能にすることができる。例えばレジや自販機、料金所での支払いなどが、かざすだけで可能になる。情報キオスクでかざして情報を得たりもできる。

 いよいよiPhoneにもお財布ケータイが搭載されるのだろうか。先日フェリカネットワークスの人と話す機会があったたので、iPhoneのFelica搭載の可能性の話をふってみたのだが、何も聞いていないような感じだった。少なくとも僕はそんな感触を持った。
 まあそれほど難しい技術でもなさそうなんで、Felicaでなくてもいいのだろうけど、世界に先駆けてここまでお財布ケータイとリーダーが普及した日本としては、Felicaを搭載してほしいところ。もしiPhoneがfelica以外の技術を搭載して、ほかの電話メーカーも右にならえすれば、またしても日本はガラパコスになってしまう。
 ソフトバンクの孫さんがスティーブ・ジョブズに、felicaを搭載するように勧めているという噂を聞いたことがあるけど、孫さんにはぜひがんばってプッシュしていただきたい。
 でもiPhoneにお財布ケータイが搭載されれば、iPhoneは完全に日本のケータイに追いつき、追い越してしまうことになる。いままで外国人に対してお財布ケータイを自慢していた僕としては、それも少々困ったものだけど。 

ジョブズ氏「過去10年で最高のCEO」。なんだろうけど結構大変なのかも

Fortune誌は、ジョブズ氏の「音楽、映画、携帯電話という3つの市場を徹底的に作り変えた」功績をたたえている、というITmediaの記事を読んで。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOが、Fortune誌の「CEO of the Decade(過去10年で最高のCEO)」に選ばれた。
 Fortuneはジョブズ氏を選んだ理由について、「過去10年間だけでも、音楽、映画、携帯電話という3つの市場を徹底的に、かつ利益が出るように作り変えた。最初に参入したコンピューティング業界に対する同氏の影響力も増すばかりだ」と述べている。
「ジョブズ氏はショーマンであり、生まれながらのセールスマンであり、現実わい曲フィールドを作り出すマジシャンであり、専制的な完ぺき主義者であるとよく言われる。まったくその通りであり、こうした人物像が彼の伝説に寄与している」(Fortune)

 実は僕の友人夫婦がシリコンバレーで日本料理屋をやっていて、ジョブズがよく来るらしい。前回長期休暇と取る前に「最後に大好物を食べたくて」とやってきたらしい。その後、まったく姿を見せず、僕が6月にシリコンバレーに行った際にお店に顔を出すと、「ちょうど二日前にスティーブがきたよ。やせてたけど、よくなったみたい」という話だった。案の定、その後ジョブズは仕事に復帰した。
 その店は夜しかやってないんだけど、「取締役会をここで開きたいので昼間もやってほしい」というので特別にランチタイムをアップルの人たちのためだけにオープンしたこともあるという。

あーウエイターになって話を一部始終聞きたかったぜー

 いろいろジョブズの話を聞いていると、彼は「スティーブ・ジョブズ」という自信たっぷりな独裁者的経営者を演じているのかもしれないと思う。奥さんの前では子供のように甘えるし、来店するときはいつも同じ側近と二人きり。席につくと必ず「フー」と大きなため息をつくのだそうだ。大好きな日本食を食べるときにだけ、本当の自分に戻るのかもしれない。
 確かに天才経営者かもしれないが、こうした話を聞くと、一人の人間としてのジョブズに親近感さえわいてくる。

twitterを利用したリアルタイム検索エンジンTopsyっていいかも

 リアルタイム検索と情報発見エンジンであるTopsyが日本語に対応していると、日本語版TechCrunchが書いていたので、早速使ってみた。
 感想→いいんじゃね
 これまでもBingとか、twitterベースのリアルタイム検索エンジンなるものの発表があったけど、利用できるのは米国内だけだったり、日本語が通らなかったり・・・。リアルタイム検索エンジンってどんなものか、正直イメージしづらかった。
 なるほど、こういうものね。

Topsy_a_search_engine_powered_by_tw

 A search engine powered by tweetsとあるように、twitterのつぶやきの中の言葉の検索や、つぶやきに含まれるURLのページの検索のためのものらしい。

試しに「湯川鶴章」でエゴサーチした結果がこれ。

Topsy_3



 RTされているのが上のほうに表示されるみたい。でも単にRTが多いだけでなく、だれからRTされたのかということも判断材料になっているようだ。
 ツイッターユーザーの影響度を測っていて、影響度の高い人からRTされた記事から上に表示されるみたい。
ブログの記事「湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: だからヤフーも報道機関になるって言ったじゃない」が一番上に表示された。

Twitter_trackbacks_for_it_powered_b

 RTの数字の部分をクリックすると、だれがどんな感じでRTしているのか一覧表示になっている。特に便利だと思ったのが、RTしている人のプロフィールまで表示されている。これはいいなあ。ふむふむyteppeiね。

twitter本家の検索は、あまり過去の記事は検索できなくなってるのだろうか。何も結果に出てこないことがある。TOPSYはまあまあ昔のことも検索できるのでいいなあ。「過去1時間」、「過去一日」、「過去一週間」、「過去一ヶ月」、「すべて」という時間の区切りで検索できるのも便利。

米の陸軍基地の銃乱射事件をHuffington Postがtwitterで報じている

http://s.oy.ly/piut

 Huffington Postが米テキサス州のフォートフッド陸軍基地で起きた乱射事件を報じている。ページの真ん中に動画、左コラムに地域住民のツイート、動画下の左にフォートフッドのメディアのツイート、右にテキサスのメディアのツイートという構成になっている。
 リアルタイムTwitterメディアの可能性の1つだと思う。

Fort_hood_shootings_updates_live_tw

googleが本気を出せばAndroidってすごいことになるかも

Googleのandroid2.0が載ったケータイ、モトローラのdroidが米国内で評判になっているんだけど、購入した人たちの声がチラホラ耳に入るようになってきた。
GPSナビがすごいって話はよく聞くんだけど、ポッドキャストのGoogleアプリもすごいみたい。最初はストリーミングで聞いていても、バックグラウンドでキャッシュしてくれていて、地下鉄に乗っても途切れることがないらしい。
それで思ったんだけど、Googleが本気出してPC向けの各種ツールを全部モバイルアプリにしてくるだけで、androidケータイってiPhoneよりすごくなるかも。
例えばgoogle notebook。個人的はこのサービスが大好きでブックマークとして愛用していた。firefoxにアドオンを搭載しておけば、ページの中の重要な部分を選択し、右クリックでgoogle notebookを選ぶと、その部分とページのタイトル、URLをすべてnotebookに自動的に貼りつけてくれる。
iPhoneを使うようになってからはオフラインでも使用できるという理由でevernoteに乗り換えちゃたが、もしgoogleがアプリを出せばすぐにでもgoogle notebookに戻りたいくらい。
ただoogleの中の人によると、これ以上notebookにリソースを割かないらしい。残念。
でも今後モバイル向け開発にますます力をいれるだろうから、notebookのモバイルアプリが開発される可能性がなくはないんじゃないか、とかすかな希望を抱き続けている。

Twitter で不正サイトにひっかかった場合の対処方法

Twitter で不正サイトにひっかかった場合の対処方法

英語で怪しげなメールが来たら相手にせず全部削除してるんだけど、Twitterではまんまと引っ掛かってしまった。
実は@Tsuruakiという日本語アカウントとは別に、英語専用の別アカウントを作っていて、それを使って英語勉強中の人たちや、バイリンガルの人達、外国人の友人たちとコミュニケーションしてるんだけど、そのうちの一人から次のようなメッセージが来た。

Cool new Twitter RPG game! http://bit.ly/4j

おもしろそうなゲームを勧めてくれてるのかなと思ってアクセスするとこれか罠だった。Twitter アカウントを乗っ取られてしまったんだ。

その後は、僕のアカウントを使って次のようなつぶやきが勝手に発信されて、友人たちが次々と罠にはまる始末。
ほんとすみませんでした。
勝手に発信されるメッセージにはこのほかにも
Please send me a sacrifice! http://bit.ly/
requested a favor in City of Blood! Help out! http://bit.ly/P
などがある。

それで対処方法なんだけど、twitterのドメイン内の次のページにアクセスしてください。
http://twitter.com/account/connections
そうすると、twitterアカウントへのアクセスを認めたサイトの一覧がでるので、自分で許可した覚えのないサイトのコネクションを「許可を取り消す」をクリックすることで、断ち切ってください。それで、勝手につぶやかれることがなくなります。

メディア企業が儲かる時代がくる

  メディア不況、広告不況と言われるが、情報化社会なのだから情報を取り扱うメディア企業が儲からないわけはない。
 ずっとそう考えていた。
 メディア企業といっても、新聞、テレビなんかの従来型メディア企業を必ずしも意味するわけではないので悪しからず。
 人と人の間に情報を流通させる、人と人を結びつける。そんなメディア企業の役割がこれからますます重要になることはあっても、不必要になるわけはない。なので時代に合った役割を提供できる、価値を生み出すことのできるメディア企業は、過去にもまして収益性の高い事業になると思う。
 儲からないメディア企業があるとすれば、それは時代が求めている役割を提供できていないから。それだけのことだ。
 では時代はどう変化していっているのか、どのようなメディアの機能が求められるようになってきているのか、ということは時事ドットコムのコラムに書いた通り。従来型メディアから、デジタルメディアへ移行し、最後はソーシャルメディアに移行する、という道筋だ。
 【関連記事】すべてのメディアはソーシャルに向かう 大変革期を迎えたマスメディア企業への提言

 ここ何年かで起こっていたことは、従来型メディア企業が時代の要請に応えることができないため、それにいらだった一般企業が自分たちでメディアを持ち始めたということだったのだと思う。だれもがメディアになれる時代。広告主企業が求めるような価値をメディア企業が提供できないのなら、広告主企業が自分たちでメディアを持つという流れになった。事実、一般企業の中には、メディア企業のサイト以上にユーザーを集めることができるサイトを作ったところが幾つもある。
 ところがメディアパブの「ソーシャルWebの台頭により企業サイトが目的地でなくなる
という記事によると、

企業サイト,メディアサイトそれにポータルサイトも,ユニークビジター数が減る傾向にある。ネット調査会社のデータでは,必ずしもこれほどまでユニークビジター数が下降していないが,伸び悩んでいるのは確かである。一方で有力なソーシャル系サイトは,たとえばFacebookや Twitter,Tumblrなどの勝ち組サイトは,もの凄い勢いでユニークビジター数を増やしてきている。

という。
 再び流れが変わり始めたのかもしれない。
 広告主企業が自らメディアを持つ時代から、餅屋は餅屋、情報流通はメディア企業に任せる、という時代に回帰しようとしているのかもしれない。しかもこの傾向はますます加速していくような気がする。
 というのは、一般企業は、何も自分たちがメディアになりたくてメディアサイトを立ち上げたわけではないだろう。できれば自分たちの本業に専念したい、コアコンピタンスに集中したい、と考えているのだと思う。ただ従来型企業があまりにふがいないので、自分たちでメディアを立ち上げた。そういうことなのだと思う。
 もし人と人との情報の流通と、人と人との結びつけを、自分たち以上に効率よくやってくれるメディアサイトが登場し、その上での情報配信が有効であることが判明すれば、一般企業は自分たちでメディアを作るための予算を、こうした新興のメディアサイトに回すのではないだろうか。
 そうなればメディアビジネスなるものが再び成立するようになると思う。いや、これまでになかったくらい収益性の高いビジネスになるのではないだろうか。
 農耕社会は農業が栄える。工業社会は製造業が栄える。情報化社会は、情報を効率よく扱う企業が儲かる。当たり前の話だと思う。

正式発表!iPhoneアプリ10万タイトル突破

Apple Announces Over 100,000 Apps Now Available on the App Store http://www.apple.com/pr/library/2009/11/04appstore.html

もう既に10万タイトルを突破しているという第三者の推計はあったけど、アップルの正式発表は初めて。
ほんと加速度をつけてアプリ数が急増しているみたい。ポータブルゲーム機市場にも少なからぬ影響を与えているみたいだし、電子書籍市場にも今後影響を与えそう。
このままアップルのアプリ市場が独走するのか、グーグルのAndroid Marketが追いつくのか。開発者予測は以前書いた通り。
【関連記事】
android vs iPhone 中長期的に見てアプリ市場を制するのはどっちだ
http://it.blog-jiji.com/0001/2009/11/android-vs-ipho.html

iPhoneアプリ数で書籍がゲームを超えた
http://it.blog-jiji.com/0001/2009/11/iphone-5a3a.html

なぜココログはログインをより面倒にしたんだろう

なぜってそれはセキュリティ強化なんだろうけど。

でもユーザビリティーを悪くしてでもセキュリティ強化を図るっていうのは、どうなんだろう。

ココログのID、パスワード入力システムが今年の6月ごろに変更になったんだけど、どうしたわけかfirefoxでパスワードを記憶できなくなった。いちいちアルファベットと数字の混じったパスワードをメモから書き出さなければならない。これが非常に面倒。今使ってるネットブック動作が遅くなってきていることもあり、急いでいるときはイライラすることがある。ヤフーはログインを不要にしたというのに。

INTERNET Watch - ヤフー、ログインなしで「My Yahoo!」の利用が可能に http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=cfb696437a98ed01057a65c547d0a005

Google WaveのiPhoneアプリが出た

Waveboardというのがアプリの名称。115円なり。
これまでもiPhoneのモバイルサファリででも「自分のリスクでつかいます」と宣言すれば、モバイル版のgoogle waveのサイトにアクセスはできた。
ただどうしても動作がもっさりしていた。
アプリ版は少々ましかも知れない。メッセージはすぐに反映される感じはする。先方の書き込み途中の文字がリアルタイムでみることができるのかどうかはまだ不明。iPhoneを横に倒して横表示できるしiPHoneを振ることでリロードやログアウトもできるみたい。まだまだGoogle Waveを使いこなしていないので、このアプリが便利なのかどうかは分からない。ということで非常に内容のないレビューになってあいすみません。

リアルタイム情報はtwitter以外にもある-グーグルCEO

Cnetの「グーグルCEOシュミット氏が語る5年後のウェブ--大きく変化するインターネット」という記事を読んで。
Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏が調査会社Gartnerのインタビューに答えているもの。記事の中には幾つかのポイントが箇条書きになっているが、リアルタイム情報に関する発言が一番多い。

  • リアルタイムの情報は、ほかのすべての情報と同じ価値を持っている。われわれはリアルタイム情報を検索結果に含めたいと考えている
  • リアルタイム情報を取り扱う企業は、TwitterやFacebook以外にもたくさんある。
  • われわれは今でも、リアルタイム情報をインデックス化することができる。しかし、それをランク付けするにはどうすればいいのだろうか
  • こうしたユーザー生成型情報への根本的なシフトにより、人々は従来型の情報ソースよりも、ほかのユーザーに熱心に耳を傾けるようになる。そうした情報に対するランクの付け方を学ぶことは、この時代における大きな課題だ

 シリコンバレーは、リアルタイムウェブがホットな話題だなあ。
 今日も、米ヤフーがリアルタイム検索のベンチャーのOneRiot社などと、リアルタイム検索の実験を始めている、という報道があったばかり。
Yahoo teams with OneRiot on real-time search

twitterだけがリアルタイム情報じゃないとSchmidt氏が言うので、ほかにどんなものがあるのか調べてみた。

 Leapfishというベンチャーも、もうすぐリアルタイム検索のサービスを始めるらしい。検索窓に入力している途中から、検索結果が次々と現れるという。だからどうなの?というところはあるけど。ちょっとエゴサーチしてみたけど、何も出てこなかった。Bingのリアルタイム検索のように、まだ米国限定なのかもしれない。価値あるサービスかどうかの判断はまだできない。
Real-time Searching with Leapfish

グーグル自身も、検索技術の改良を続けており、新しい検索技術は「カフェイン」というコード名で、よりリアルタイムに近い検索結果がdるという。

http://bbcindex.novarising.com/whatis/
TwitterJobSearch
ツイッターの情報の中から、ノイズを排除し求人に関する情報だけを見つけてくるというサービス。
 「writer」で検索してみたら、いろいろ出てきたけど、採用担当者のつぶやきというより、人材あっせん業のサイトがツイッターを使ってフィード情報を流しているできのものしか出てこなかった。

Aardvark


人力によるリアルタイム検索。Aardvark社が運営するvark.comというサイトにアクセスし、そこで140文字の質問をすると、それを見た人から答えが返ってくるというもの。これはYahoo!知恵袋のtwitter版みたいなもの。

Sound Index for the BBC
FacebookやMyspace、iTunesなどでの音楽利用の動向をリアルタイムで把握し、リアルタイムのランキングを出す。
これは確かに面白そう。

ツイッター情報のランク付けに関しては、twitterrankとかがある。サイトがダウンしているので、よく分からなかったが、グーグルのベージランクのように多分follower数などを考慮して、誰にRTされた情報か、とかで情報のランク付けをするようになるのだと思う。

こうしてみると、いろいろな仕組みは出来てきているものの、まだこれはというものがない。まあグーグルを含め各社非常に熱心に開発を続けているので、そのうちおもしろいリアルタイムサービスが出てくるんだろう。

実はYouTubeは既に黒字なんだと思う

グーグルCEOシュミット氏が語る5年後のウェブ--大きく変化するインターネット」という記事を読んで。

Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏が調査会社Gartnerのインタビューに答えているもの。さらっと流した記事なんだけど、実は興味深い点が幾つもある。自分が興味を持ったことを中心にいろいろ調べていきたい。

「われわれは、『Youtube』から相当の利益を上げ始めている」。コンテンツは今よりもさらに動画に移行していくだろう。

 YouTubeはグーグルにとって高い買い物だった、というのがこれまでの一般的な見解。YouTube買収は失敗だった、という声も上がっていた。
 でも僕自身、非常に不思議だったのが、赤字ならばなぜ配信を制御しないのか、解像度を落とさないのか、アップロードを制限しないのか、ということ。にこにこ動画みたいに、プレミアム会員制度を設ければいいのに、相変わらず「アップロードじゃんじゃんやってね」、「高解像度のビデオでもいいよ」というスタンス。幾らグーグルでも、変じゃないか。これは実はもう既に儲かってるんじゃないかって、思っていた。
 で、Schmidt氏のこの発言、「相当の利益を上げ始めている」。相当じゃない利益ならもう出てるってことじゃないの。もう既に黒字ということじゃないのか。

 でもまだ一般的には、YouTubeは赤字が続いているという認識のほうが多いみたい。どうやらYouTubeの運営のどの部分をコストとして計上するかによっても見解は異なるようで、YouTube cashes in on one billion weekly viewsという記事の中で、Enders Analysisという調査会社は次のように語っている。


“It is difficult to model out YouTube’s costs accurately, so knowing how close it is to profit is near impossible. However, I think its revenues are growing ahead of expectations and pretty rapidly in a tough advertising market.
YouTubeの運営のどの部分をコストにするのか難しいので、正確なコスト計算や、いつ黒字になるかを推測するのは非常に難しいが、広告市場が厳しい中でも売り上げは予測以上に急速に増加している。

また同調査会社によると、年内には売り上げが4億ドルになる見通し。これは去年の2倍。

Enders Analysis’s head of Internet Ian Maude, predicts that the site will generate $400m (£243m) by the end of this year, which is double his estimates of 2008 turnover.

なので、そう遠くない将来に黒字化するかもしれないって、トーンの記事になっている。

10月16日の決算発表の際の報道「Google on YouTube: We finally got all the pieces in place」という記事でも 「YouTube is on the path to profitability(黒字に向かっている)」という中見出しになっていても、その中の引用文をみれば「now on a trajectory that we're very pleased with... we actually see a very profitable and good business for us(大変喜ばしい方向に向かっている。非常に収益性の高い事業になりそうだ)」と言っているだけで、いまだに赤字だとは言っていない。

 まあ現在、黒だと赤だと、近い将来に収益性の高い事業になるという見通しでだれも意義がないんなら、どっちでもいいんだけど。
 ただ少し前に関係者と食事をしたときに、「実はYouTubeは既に黒字なんです」と語っていた。なんでもここ1年半ほどで、映像配信技術が急速に進化し、配信コストが大幅に低下しているのだそうだ。
 それにこの映像配信に関する技術って非常にすばらしくて、グーグルの大黒柱でもある検索技術の改良にも大きなプラスの影響を与えているのだそうな。だから「YouTube買収はぜんぜん失敗ではないんです」ということらしい。

 Schmidt氏は次のようにも語っている。

5年以内に、通信速度が100Mbpsを遙かに超えるブロードバンドが登場するだろう。そして、テレビやラジオ、ウェブといった配信方法の違いは消えてなくなるだろう。

YouTubeはお荷物でもなんでもないんだし、今後グーグルがYouTubeを核に、映像ビジネスに力を入れてくることは間違いないと思うよ。

android vs iPhone 中長期的に見てアプリ市場を制するのはどっちだ

アプリ経済の時代になってきた。
 情報が無料になる流れの中で、一部コンテンツ保持者が再び情報を有料にしようとトライし始めたが、恐らく大きな川の流れを食い止めることは困難だろうし、ましてや河口付近にきてようやく腰を上げたところで、大きな川の流れを反対にすることなど不可能。その一方で、コンテンツに機能を追加したアプリは有料で売買されるようになってきた。
 情報化社会の中で、情報は無料、機能を付加したコンテンツは有料という方向に動きだしたようだ。
 もちろんこの動きの最先端を行くのが、アップルのアプリ市場であるAppStore。このあとをIT各社が追いかけているわけだが、中でも最も有望な2番手がグーグル。モバイルOSのandroid用にもAndroid Marketというアプリ市場を開設している。
 Android Marketにはアプリが既に1万タイトルと急成長を続けているが、とはいうもののiPhoneのAppStoreには既に10万タイトルあるともいわれる。
 人が多く集まるので、商品が増え、商品が増えるので人が集まる、というネットワーク効果で、アップルが逃げ切るのか。
 それとも、アップルよりも審査基準が自由なグーグルが追いつき、追い越すのか。
 米BusinessWeekの記事のコメント欄に、開発者などのコメントが多数寄せられているので、おもしろそうなものを幾つか紹介しよう。

Justaさん

In the next year or two, its pretty much a certainty that Android and iPhone will have very similar app libraries, both in quantity and variety. Quality, however, is another matter entirely due to Apple's (a) ham-fisted micromanagement of the approval process, (b) curiously casual, last-century pace of OS updates and (c) reluctance to allow (developers) access to native apps/APIs. Already, we're seeing devs who choose to introduce their new apps on Android _first_ and then often with functionality not offered in the iPhone version.

2年以内に、アンドロイドもiPhoneも数、質とも同じようなアプリが揃うと思うよ。ただアンドロイドの審査基準のほうが自由なんで、iPhoneにないようなアプリがアンドロイド用に出てくると思う。

hundreds of iPhone apps are being ported to Android, right now. In fact, Google have gone out of their way to make this process easier, by offering both SDK and NDK...and in a timely manner, to boot.
何百というiPhoneアプリがアンドロイド用に書き換えられている。グーグルもそれに必要なツールを大急ぎでそろえているし。

Kevinさん

Finally a little bit of common sense. The "they'll never catch up to Iphone's lead" argument was getting a little old.

常識で考えても分かる。iPhoneの独走は止められないという議論は時代遅れ。

I work on some android apps, and my brother is focusing primarily on IPhone. We're talking about collaborating on different apps, and the conclusion we had was the same. 97% of the effort is in the app design and functionality. Porting from one language and platform to another, assuming they're largely equivalent, isn't that big of a deal. As soon as there are sizable Android numbers, expect the best of the apple store to show up in the android mart

.
僕はアンドロイド向けに、兄弟はiPhone向けにアプリを開発しているが、開発労力の97%はデザインと機能を作ることに費やされる。それを別のプラットフォーム向けに書き換えることなんて、たいした仕事じゃない。アンドロイド端末が増えれば、iPhoneの売れ筋アプリは、アンドロイド向け市場にも出てくるようになると思っていていいよ。

I think the number of Android apps will skyrocket and surpass the number in apple's app store within a year. Android is a pretty compelling OS to write to, especially for anindependent developer. It's open source, it'll not only run on multiple
phones but multiple devices (Barnes&Noble's newly announced nook runs on Android), and there is no fear that google will reject an app from being in their store.  A developer can spend a substantial amount of effort on an app but still have it rejected by apple for any (or no) reason.
Also there is a much bigger pool of java/linux programmers than objective-c programmers so the learning curve for android isn't that steep.

アンドロイド向けアプリの数は1年以内に急増すると思う。アンドロイドはすぐれたOSだし、ケータイだけじゃなく電子ブックリーダー向けのOSでもある。せっかく開発したアプリが、グーグルによって却下されることを心配しなくてもいいし。アップルだと、せっかく作っても、よく分からない理由で却下されることもあるし。Javaとlinuxのプログラマーの数のほうが、objective-cのプログラマーの数より多いので、アンドロイド向けに開発の方法を学ぶほうが簡単という人が多い。

NormMさん

Android is a generic OS that will wipe out Windows Mobile. But since it will support so many form factors and hardware types the market for Android software will be very fragmented. And each vendor will have their own customizations, to differentiate themselves. As long as all this is the case, Android can't compete effectively with the iPhone.

アンドロイドは、汎用OSとしてウィンドウズ・モバイルを駆逐するだろう。でも汎用OSとして、非常に多くの形状のハードウェアに使われるので、OSとして分断されたものになるだろう。メーカーも競争力をつけるために、独自の改良を加えるだろうし。幾つもの派生OSに分断されていけば、iPhoneには勝てないだろう。

graphthisさん

I think platform fragmentation is an overstated concern.
Android helps you write your app to run on different screen sizes and resolutions (as any good OS should).
Device independence is hardly a new concept.  For example, microsoft does a good job of it with their directx Libraries.

OSが幾つもの派生ソフトに分断されるということは、それほど心配しなくてもいいと思う。よくできたOSがそうであるように、異なる画面サイズや解像度でも動作するアプリケーションが開発できるようになっている。マイクロソフトだって、directxを使って、この問題をとっくの昔に解決している。

wowlfieさん

Droid Does; Iphone don't. Android will rule by 2012. Android is open source and free and apps will be plentiful within 2 years. I can imagine google's new wave making a huge impact when installed on Android phones. Not that will be great!

2012年にはアンドロイドが勝利する。特にGoogle Waveがアンドロイドケータイで利用できるようになると、大きい影響を与えると思う。

なんかこうしてみると、ウィンドウズvsマックの構図に似ているなあ。ウィンドウズvsマックも、一時期ほどウィンドウズの勝利という見方はされていないし、2強時代の中で、iPhoneが勝ったり、アンドロイドが勝ったりというフェーズを続けていくのかもしれない。んーよく分かんないけど。

ただ2強時代になる、という見方だけは、今のところ支配的。シンビアン、パーム、ブラックベリー、マイクロソフト、それにソフトバンクは、これをなんとか自分たちを含む三つ巴の戦いにしたいところなんだろうけど。

twitter専用機TwitterPeek、米で発売

米softpediaによると、Twitter社の働きかけで、twitterのモバイル専用機TwitterPeekが発売されらしい。
Softpediaによれば、Twitter社は数ヶ月前から、twitterを楽しむことを主目的にした安価な専用機の開発をハードメーカーに働きかけていたらしく、ついにPeek社というところから発売になったようだ。

TwitterPeek comes with a full QWERTY keyboard and a 2.7-inch-by-4-inch
screen. It doesn't have any WiFi capabilities, but it connects to an
unrevealed mobile network in the US to provide it with Internet access
everywhere. ハードキーボードと2.7インチx4インチのスクリーンを搭載。無線LANはないけど、ケータイのネットワークを利用できる。
 PeekPeekの専用サイトによると、
 If you bought TwitterPeek for $99, you're set up with a free 6 months of unlimited nationwide service (no wifi necessary). After your 6 months end, you can continue service for $7.95 per month with no contract. If you have a TwitterPeek with lifetime service ($199), you've got service for the lifetime of your device – no bills, ever!
1台99ドルで6ヶ月間の通信料

が無料。7ヶ月目からは月額7ド

ル95セント。もしくは最初から

1台199ドルで購入すると、通

信料は通信料は永遠に無料。


 ハードのキーボードを搭載したProntという安価なメール専用機にTwitterクライアントを搭載しただけのものらしい。通話はできないし、ウェブは閲覧できない(将来のバージョンでは添付URLのプレビューができるようになるらしい)。添付写真は見ることができる。
電池は1回充電すると、普通の利用なら3、4日はもつという。スゲー!でもまあ、Twitterだけなら、それくらいもつかも。
普通の電子メールの送受信もしたい場合は、通信料が月額15ドルかかるようだ。
問題のツイッターの機能なんだけど、PCのツイッタークライアントでできるようなことはだいたいできるようだ。

それくらいならiPhoneでいいじゃん、と思う人もいるだろう。
 でもiPhoneユーザーのほとんどはtwitterを既に使っているし、Twitter社としてはiPhoneユーザー以外の人たちにもモバイル環境でTwitterを使ってもらいたい、ということろなんだろう。
 1台2万円払えば、Twitter使い放題というのは、確かに手ごろ。iPhoneは少々高額というイメージがあるので、これくらいのデバイスならTwitterユーザーの裾野が広がる可能性はある。
 米国のアマゾンでは販売が既に始まっているようだ。


本日および週末のつぶやきから

時間と能力があれば、もっと書きたいことはあるんだが・・・。@tsuruakiのツイートから、最近のIT関連の動向をご覧ください。


Mon, Nov 02



  • 08:50  メディア・パブ - メディア分野の有望なスタートアップ企業とは。 (Hulu,Huffington Post,Federated などが新しいメディアの1つの形なんだろう。まだまだ出てくるとは思うけど) Mediahttp://bit.ly/2hx6FJ

  • 12:45  INTERNET Watch - 米Ustream、Twitterなどへの一斉つぶやき機能「Social Stream」 http://bit.ly/4dIxYB

  • 12:46  CNET Japan - ミクシィやリプレックスと組む日本郵便の狙い--ウェブとアナログの連携、「しっくりきた」 http://bit.ly/3mpLc7

  • 12:49  CNET Japan - クリエイティブ、電子書籍端末市場に参入の可能性 http://bit.ly/4qTLGn

  • 12:50  モバイルマーケティングニュース - 「mixiアプリ」モバイル版公開 キャリア以外の“ゲームポータル”誕生 http://bit.ly/3yd54e

  • 12:56  ITmedia -ソニーの「LIBRIe」はなぜ“日本のKindle”になれなかったのか (1)ケータイ文化(2)出版業界の違い、新刊がなかなか電子書籍化できない  http://bit.ly/7Dyue

  • 13:21  INTERNET Watch - 美人時計の男性版「美男時計」公開、iGoogle用ガジェットも http://bit.ly/4r3pzT

  • 14:35  CNET Japan - エキサイト、黒を基調としたサイトデザインに一新 (うーん、それで?) http://bit.ly/1cWifE

  • 14:37  INTERNET Watch - 日本初? iPhone単体でのUSTREAM動画中継に成功した日 (でかした)  http://bit.ly/OAOb7

  • 14:44  404 Blog Not Found - ビジネスが終わり、エコノミーが始まる -- ネットビジネスの終わり (切込隊長の本にダンコガイ氏が切り込んでる。おもしれー。僕にはダンさんの主張に近い) http://bit.ly/3liqIP

  • 16:25  ソフトバンクモバイルが新商品発表会をYouTubeとツイッターでも中継するらしい。10日9時半から。@softbank


Sun, Nov 01


  • 11:25  RT @shumai: ブログにスバツイ2で発表したことを載せました!当日見ることの出来なかった方も是非ご覧ください!★スバツイ2登壇全内容:Twitterで変わったワタシ http://shumai.seesaa.net/article/131695159.html

  • 12:04  全日本大学駅伝のツイッター中継で朝日新聞の@asahi_eventの評判がいいけん件

  • 15:35  iPhoneのライバルDroidの最大の長所はカーナビらしい http://bit.ly/2GKPnK

  • 22:32  久しぶりにmixiのぞいたらTwitter や外部ブログとダブルポスト以外、ほとんどもぬけのから状態。僕のマイミクさんたちはどこへ行ったんだろう。

  • 22:39  Google waveを埋め込めWordPress のPlugin あとで調べる http://ow.ly/yk4A

  • 23:06  「ケータイには2種類しかない。iPhoneか、それ以外」と書いた米ブロガーがDroidを触って「もう一種類あった」って書いている。音声カーナビしながら音楽を青歯でカーステに飛ばすマルチタスクにしびれたみたい。 http://is.gd/4K55o



  • Sat, Oct 31


    • 06:57  中国でiPhone発売。模倣品と密輸品で市場飽和といわれたが、雨の中長蛇の列 Silicon Alley Insider - Chinese Chant "iPhone, iPhone!" http://bit.ly/4NJa7

    • 07:43  Twitter Lists機能を使えるクライアントtweenky登場。まだ使ってないけど。でもそのうちすべてのクライアントで使えるようになるとは思う。 http://new.tweenky.com/

    • 07:44  RT @ucchy: Twitter 上で、詳しい人を探してくれるbot。人検索&会話で検索。楽天の研究所の作品だって。 http://bit.ly/18MDD2

    • 07:44  RT @ryu1: 「コエポッド」がβリリースしました 「ノッキングオン、携帯GPS活用し最寄駅周辺の人につぶやく「コエポッド」β」 http://bit.ly/4n6r7J

    • 07:50  予想通りリスト使えるクライアントが続々でてきた http://talkingpuffin.org/

    • 07:53  このツイッタークライアントもリスト使えるんだって。あとでどれがよさげか調べてみよう。でもiPhoneアプリがあるのがいいなと  http://dabr.co.uk/

    • 09:58  「ケータイのハードは作りません」グーグル、うわさを否定 Techmeme - Google: We're not making Android hardware (Tom Krazit/CNET News) http://bit.ly/1zYdAC

    • 10:05  シリコンバレー地方版 - 今年もSFカストロでのハロウィンイベントは中止 【昔はすごいイベントだったのに】 http://bit.ly/1bqPXk

    • 10:05  シリコンバレー地方版 - 子供の泣き声がうるさいと、飛行機から母子が降ろされる http://bit.ly/1pMCbj

    • 10:19  WADA-blog(わだぶろぐ) - 「東海道53次ウォーク」ゴールインしました 【すげえ、おめでとう】http://bit.ly/1s8Nt1

    • 17:20  CNET Japan - JR九州、位置ゲー「コロニーな生活☆PLUS」用周遊切符を発売--タイアップゲームも登場 【コロプラ流行ってきてるなあ。いまだにドコモじゃないと使えないのかなあ】 http://bit.ly/2o1sIl

    • 17:34  CNET Japan - グーグル、日本で初のデザインコンテスト開催 http://bit.ly/3XHYm7

    • 17:36  CNET Japan - ECナビ、アジア展開のオンライン調査子会社--第1弾は中国向けサイト http://bit.ly/3MKFyS

    • 17:38  CNET Japan - ジー・モード、「Gモード みんなのミクゲー」4日間で100万人達成 http://bit.ly/2I3w1c

    • 17:41  ITmedia TOP STORIES 最新記事一覧 -“安かろう”では済まない――Google本格参入でカーナビ市場はどうなる? http://bit.ly/1MC8u

    • 19:43  メディア・パブ - アジアのバーチャルグッズ市場,米国の7倍の約70億ドル規模に http://bit.ly/1Pr0G3



    Fri, Oct 30


    • 08:33  今日はちょっと体調が優れず会社休んでるんだけど、それでも原稿は書かなくちゃいけない

    • 08:44  +D Mobile - iPhone販売台数「前年から数百%伸びている」――ソフトバンク孫社長 http://bit.ly/3ZN3Yv

    • 08:47  インターネットは40年前の今日始まったらしい。おめでとう、そしてありがとう。Softpedia News - Happy 40th Birthday, Internet http://bit.ly/2NthSX

    • 09:08  発売後1週間での「Windows 7」のパッケージソフトの販売本数は「Vista」に比べて2.15倍。BCN調べ

    • 09:15  先日のU2のコンサート1000万人が見たんだって Silicon Alley Insider - U2 Concert Draws 10 Million Live Streams http://bit.ly/2rdSDd

    • 09:22  メディア・パブ - ソーシャルゲームのスタートアップ企業が目白押し http://bit.ly/1yCclJ

    • 09:23  ITmedia -ヤマダ電機のすべてを注ぎ込んだヤマダ電機「日本総本店」池袋にオープン http://bit.ly/1xPmHu

    • 11:43  TechCrunch Japan - Twitter、リスト機能を全面公開へ。キミにも入ったかな? http://bit.ly/4gxdfq

    • 13:44  今度はFoo Fightersのライブストリームらしい。TechCrunch - Facebook To Stream Foo Fighters Concert Tomorrow Night, Powered By Livestream http://bit.ly/zsBrZ

    • 13:47  TechCrunch Japan - Ustreamがビデオの口コミ宣伝を強化–ユーザのコメントをWeb全体に(!?)ばらまく http://bit.ly/1rj5yu

    • 17:24  同意 RT @gclue_akira: こうして考えると、Androidで日本メーカーが3年後に世界で1億台携帯電話を出荷というのも可能性があると思う。韓国のLGEやSamsungにできたんだから、日本メーカーだってきってできるはず。

    Powered by twtr2src.

ツイッターでメディアを作る= Huffington Postの場合

 ツイッターにリスト機能が搭載されたので、同じテーマのつぶやきを集めることでメディアができるなと思っていたら、米政治ブログメディアのthe Huffington Postが作っていた。早っ!
Healthcare Debate LIVE on Twitter

Healthcare_debate_live_on_twitter


ヘルスケアの専門家のつぶやきを左コラムに、真ん中には動画があって、その下に民主党、共和党議員のつぶやきをそれぞれ並べている。
 例えば動画の部分に、ヘルスケアに関する大統領の演説があり、それに対する両党議員と専門家のリアルタイムつぶやきがみれればどうだろう。絶対面白いと思うよ。「にこにこ生放送・ヘルスケア専門家、議員版」みたいな感じ。
 こうした見せ方にすると、両党がどんな考え方か、どの議員がどんな考え方か、はっきり分かってくる。

 これこそが、ニュースサイトのあるべき形だと思う。
 報道って何のためにあるのか。ニュースって何のためにあるのか。有権者に賢明な投票行動をしてもらうためにあるんじゃないのか。それを考えないでやってると、特ダネ合戦ってというゲームに成り下がりはしないか。
 そういう意味でニュースサイトは、時事問題に関しどの議員がどのようなスタンスなのかを明らかにするようなサイトに進化していくべきだと、ずっと思ってきたし、報道機関はそうしたニュースサイトを目指すべきだと、ずっと主張してきた。
 ようやくそうしたサイトが出てきたことは非常にうれしい。

iPhoneアプリ数で書籍がゲームを超えた


 サンフランシスコのモバイル分析業者Flurryによると、iPhoneのAppStoreへの出品数で、電子書籍アプリがゲームアプリを初めて抜いた。10月は全アプリの2割が、電子書籍らしい。そういえば、ソフトバンク・クリエイティブもいろいろと電子書籍アプリにしているというニュースをどこかで読んだし。
 iPhoneのゲームアプリの売れ行き好調が、任天堂業績悪化の一因といわれるんだけど、今度はアマゾンのキンドルの業績に大きな影響を与えかねないかも。アップルが音楽の次に狙っているのが、ビデオの市場で、書籍、新聞の市場にはあまり興味がないという話だけど、アップル自身が興味を持っていようと、持っていまいと、そのアップルのプラットフォームを利用しようというサードパーティは、電子書籍販売に興味を持っているということ。
 うーん、恐るべし、アップル。

iPhoneアプリ中毒者増加中


サンフランシスコのモバイル分析業者Flurryによると、 iPhone アプリ中毒者が増えているという。
Flurryよると月に100回以上アプリを使う人が8月から9月にかけて急増しているという。同社は、月に100回アプリを利用する人をリ中毒としている。
 同社が追跡調査している4000万人のうちの50万人、つまり約1.2%が1月に100回以上アプリにアクセスしている。
 でも月に100回というと1日3回強でしょ。僕なんか一日数時間iPhone使ってるんだけど、ほとんどがアプリ使っている時間。 アプリでツイッターして、原稿書いて、メール確認している。中毒どころじゃないな>自分。廃人だな。

iPhone廃人・・・、とほほほ。

twitterをベースにした口コミグルメ情報Tabetieっていいんじゃね

Twitterのつぶやきで作るグルメ情報サイトTabetie
うおっ、こういうサービスいいんじゃないかって、以前つぶやいたことがある。別に僕のつぶやきをみてサービス開発したわけじゃないだろうけど、ブログ書くより手軽だし、「今この辺りでいい店ないかな」って探しているときに、ブログなどの長い記事を読む時間もない。
ツイッターのつぶやきくらいが一番いいと思うんだけど。

同サイトによると、

つぶやきたいお店があるかどうか検索してみましょう。 店舗名や、ラーメン、カレー、焼肉といったジャンル、また住所の一部からも検索することができます。
結果は、Tabetieに既に登録されているショップが表示されます。
また、リクルートFooMoo(Web版ホットペッパー)とも連動しているので、
FooMooに登録されているお店もキーワードにヒットすれば表示されることになっています。

お店を登録

つぶやきたいお店がTabetieから見つからなければ、 新規にお店を登録してみましょう。 登録は非常に簡単です。 店舗名、住所、ジャンル、もしあればお店のURLを入力するだけで登録は完了です。 登録したらいつでも編集することが可能です。

お店についてつぶやく

お店を発見、もしくは登録したら、いよいよそのお店についてつぶやいてみましょう。 つぶやきの文字数は90文字以内となっています。
つぶやくと同時に自分のTwitterのアカウントにも投稿される仕組みになっています。また、つぶやきはユーザーページにも蓄積されていくのでグルメつぶやきログが作れます。


 あとは、モバイルアプリに期待。非常に使い勝手のいいiPhoneアプリやケータイサイトができれば、レストランの口コミメディアとして結構いい線行くんじゃないかなあ。
それと自分のfollowしている人の書き込みを検索できればなおよし。グルメレビューアーのオススメより友人のオススメのほうが自分の嗜好に合ってると思うもの。

Tabetieは  @yusukebe 個人によって開発、運営されています


って、早く出資してもらわないと、個人でやってるとすぐ抜かれちゃうよ!

Twitterであっと言う間に既に650万リスト。リストでウェブはどう変わるのか

日米でツイッター周辺のやり取りを見ていると、リスト機能でいろいろ盛り上がりをみせている。もうほとんどお祭りだね。リスト数ももう650万を超えているようだ。
http://twitter.com/marshallk/status/5332853472

 さてここまでリストが盛り上がってくると、いろいろ思うんだけど、そのユーザーの影響力ってfollower数より、どれだけリストに追加されているか、またそのリストをどれだけの人が利用しているか、によって示されるようになるんじゃないだろうか。
  だってこれまでtwitterお勧めユーザーリストなるものがあって、twitterにアカウントを開設したら自動的にfollowするようになっている 人がいて、そういう人たちのfollower数ってとんでもないことになっている。でもそういうfollowerって、試しにtwitterアカウントを 開設したけど、実際はまったく利用していないって人も含まれていたりする。そういう意味では幾つのリストに名前が挙がっているか、それかどういったリスト に名前が挙がっているかが、その人のインフルエンサーとしての力とみなされるようになるのかもしれない。

 ということでマーケティング的な観点から言うと、今後このリスト機能を使ってどのようなサービスが開発され、それによってどのようなデータが取得できるようになるのか、という点が興味深い。

 twitterの共同創業者のBiz Stoneさんは自分のブログで次のように語っている。

We’ve been taking our time rolling out the lists feature to make sure things go smoothly and developers have a chance to begin experimenting with our Lists API. For example, TLISTS will provide tools to efficiently build, measure and distribute Lists, while Listorious hosts a directory of 'awesome lists' on Twitter
リスト機能がスムーズにスタートするように十分に時間をかけて準備してきた。リスト 機能のAPIを使って開発者がいろいろ実験できるようにもした。例えばTLISTSは、リスト作成、測定、配信用のツールを提供するし、 Listoriousは、スゲえリストのディレクトリーを提供する。

 これからいろいろなツールやサービスが出てきそうだ。
 中でも、このTLISTSというのが気になる。サイトにアクセスしたら、まだ準備中だった。

http://tlists.com/


Tlists - Create, Manage, and Distribute Twitter Lists
Tlists is a platform for media businesses, advocacy organizations, research firms and subject-matter experts of all kinds to efficiently leverage Twitter Lists.
TLISTSは、ツイッターリストを作成、管理、配信する。TLISTSは、メディアビジネス、社会活動団体、リサーチ会社、特定の分野の専門家が、ツイッターリストを効率的に活用するためのプラットフォームです。

どうやら簡単にリストをつっくれて、リアルタイムのダッシュボードで何百というリストを管理し、有力ツイッターアプリにも配信できる、というものらしい。
まあ出来上がってからのお楽しみです。

Listoriousもまだ準備中なんだけど、いろいろ面白そうなリストが集まりつつあるようだ。
アメリカでは実名で情報発信する専門家が多いので、リストも読み応えがありそう。

iPhoneのライバルDroidの最大の長所はカーナビらしい

 物書きとしては、絶対に物理キーボードがほしい。そう思い続けてきたので、物理キーボード搭載でandroid搭載のモトローラDroidがアメリカで 発売されるということで、がぜん興味シンシン。手にとってiPhonwと比較できないのが残念なんだけど、アメリカのブログ周辺のDroidレビューとか を読みまくった。
 で、結果はどうだっていうと、TechCrunchJapanのレビューにある通り。ほとんど差はなく、個人的な好き嫌いになる感じ。大きな違いはナビ機能にあるみたいだ。

地図や方向の機能では両者はほぼ互角だが、音声ガイド付きのいわゆるナビ機能になると話は全然違う。

iPhone 3GSでもGoogle Mapsは使えるが、それには今のところ音声ナビはない。App Storeにはそのためのアプリがいろいろあり、お値段は数ドルから99ドルまでさまざまだ。

DroidにもGoogle Mapsはあるが、しかしそれは

ナビ付きのGoogle Mapsだ。そしてこいつが実にすごい。iPhoneのMapsアプリにできることはほとんどできるし、そのほかのいろんな設定もできる(交通量を見せる/隠す、航空写真、Wikipediaの項目、公共交通機関)し、位置共有サービスGoogle Latitudeをサポート、そして極めつけは完全無料の音声ガイド付きナビだ。

というようにナビに対する評価が高いレビューが多い。日本人からすると変な感じがするんだけど、先日シリコンバレー在住のiPhoneユーザー二人と話し ていたら「iPhoneのGPSがうまく認識しないことがある」って話になった。それは日本でiPhoneを使っていてもそうなんだけど「別にGPSって そんなに使わないでしょ」て僕が聞くと、「いやアメリカの車ってカーナビついてないからさ、みんなiPhoneをカーナビの代わりとして使うんだよね」と か言う話。確かにアメリカにはカーナビのない車が多いような気がする。それはカーナビがついていると、窓ガラスを割られて盗まれるからだと僕は思うんだけ ど、僕の友人でカーナビを売ってる会社のやつに言うと「そんなことはないよ。カーナビ載せてても盗難に遭うことなんてほとんどない。僕なんてずっとカーナ ビ載せてるけど、窓ガラス割られたのなんて1回しかないよ」。
1回しかないって。
1回あれば十分だよ!
さて、ケータイをカーナビの代わりに使う人がいるとすれば、確かに今回のDroidのナビ機能って、大きなプラスになるのだろう。
で も日本では関係ないかなあ。ケータイのナビはどこまでいってもケータイのナビ。やっぱりカーナビ専用機のほうが使い勝手はいい。しかしカーナビの地図のソ フトは陳腐化する。4年も同じ地図ソフトを使っていると、地図に載っていない道路やお店が結構増えてきた。地図ソフトだけを買い換えようと思ったら、約2 万円もする。高過ぎる。もし日本のカーナビの地図ソフトの更新版がこれからも2万円以上もして、一方でandroidケータイのナビの性能が向上すれば、 ひょっとするとナビ目的でandroidケータイを買うかもしれないなあ。
物理キーボードも欲しいし。と思っていたら、最近はiPhoneの画面上のキーボードでも結構上手に入力できるようになってきた。ひょっとして物理キーボードいらないかも。

あとTechCrunchの記事で、メモメモ。アプリ市場の比較について。

両方のストアで長時間過ごした感想としては、率直に言って、アプリケーションの揃いぐあいや全体的な質ではApp Storeが相当上だ。いまのところ、どこを見ても、どこから話を聞いても、大手のデベロッパたちはAndroidよりもiPhoneのアプリケーションに大きく注力している。

だから量でも質でもiPhoneのリードはとてつもなく大きいが、Andoroid機がフィーチャーフォン(feature phone, 低価格の多機能機)でなく本物のスマートフォンで市場を席巻したら、そういううんと遠い将来なら、iPhone App Storeに追いつくかもしれない。