さてGPSで位置を測定する原理というのは、簡単にいえば複数の人工衛星からGPSケータイまでの距離を測って決める。距離を測るのは、人工衛星からの電波が届くのにかかった時間で判断する。
でもPlaceEngineは、GPSとはまったく違った考え方で位置を測定する。無線LANのスポットが増えてきているけど、無線LANの基地局というのはビーコンと呼ばれる電波を常に発信している。無線LAN搭載パソコンを持っている人なら知っていると思うが、都会の中で無線LANスポットを探そうとすると、近くに5、6個以上の無線LAN基地局を察知することができる場合が多い。この複数の無線LANの電波の強弱のパターンというものは、ちょっと場所を移動しただけでも異なってくる。つまり特定の場所における電波パターンは独特であり、同じようなものはほとんどないのだそうだ。
そうした独特のパターンと、そのパターンの電波を受けることのできる場所の情報を、データとしてデータベースに蓄積することで、同じパターンの情報で位置をたずねてきたユーザーに対して現在地情報を教えることができる、という仕組みのようだ。
気になった発言のメモは以下の通り。一語一句正確なメモではありません。
- 無線LANの電波で位置を測定する
- ソニーの研究所のプロジェクトを事業化
- 複数の無線LANから配信されているビーコン情報のパターンを多く集め、データベースに蓄積を位置を推定する。
- 電波パターンの情報の集積が必要。
- ユーザー参加型で、電波パターンの情報を集めている。
- 何階にいるのか、という情報までをユーザーがタグづけすることによって、より正確な情報になる。
- オフィスビルの場合でも間に鉄板一枚あるだけで電波パターンが異なってくる。
- PlaceEngine対応のサービスが増え、位置を問い合わせる件数が増えれば、データが増える。
- 最初の一歩が難しい
- 無線LAN搭載のウィンドウズパソコンやマック、ウィンドウズモバイル、PlaceEngine採用ゲームを搭載したゲーム機などで利用可能
- GPSで位置情報が取れない地下街などでの位置情報サービスというニーズもあるのだろうが、まだ無線LAN搭載のケータイが少ない
- 一方で、デジタルカメラなどのデジタル家電機器で無線LAN搭載機種が増えてきている。最初の普及は、そうした機器から始まるのではないか。
- 据え置き型パソコンでも、例えばスカイプと連携して、自分の位置情報を発信できる。自分の友人リストの中で、場所が近い順に並べてみたりできる。コミュニケーションと位置情報は相性がいい。
- リアルな人と空間を結ぶようなロケーションウエアをやっていきたい。その最初がPlaceEngineという無線LANの位置測定技術。
- 電器売り場の特定の製品の前でその製品に関する情報や、ショッピングセンターの中で「このレストランはまだ行ってないよ」とかいう情報を出せたりする。
- 地下鉄を降りた出口などで迷うことが多いので、こうした場面にも活用できるかも
- 基になるエンジンに付加価値をつけてソリューション提供していきたい
- よく行くお気に入りのエリアを把握して、そのエリアのきめ細かな情報を提供できる。
- 山の手線での実験。端末をカバンに入れているだけで、走る電車の位置が測定できる。都市部では人の動きが分かるので、こういった情報を用いたアプリケーションを開発できる。
- ライフログにも。モバイル端末を身につけているだけで、位置と時間を記録できる。
- いろいろなアプリケーションが出てくる可能性がある
- 無線LANは日本ではまだまだ面でカバーするまでにはなっていない。
- ホットスポットを探すためにPlaceEngineを使うこともできる
- WiMaxは情報送受信、WiFiは位置測定と、すみ分けが進む。
- ユーザーが参加したいと思う仕組みを作ることが大事。試行錯誤中。
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