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ビデオ!IT潮流-ブレイナースポット小野陽介氏


[小野陽介]
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by tsuruaki

 広告マーケットプレース「ブレイナースポット」を開設した株式会社ブレイナーの小野陽介さんのビデオポッドキャストです。

「ブレイナースポット小野陽介氏映像ファイル」

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広告マーケットプレース-ブレイナー小野陽介氏

ブレイナースポットという名前の広告マーケットプレースのα版を運営する株式会社ブレイナーの小野陽介さんに話を聞いた。

「小野陽介氏音声ファイル」

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岡田斗司夫さんとダイエット

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)を読了。タイトルが気にいった。楽してやせるという方法も気に入った。要は、楽しくやせなければ、結局リバンウドするということだ。
その方法論は、非常に論理的で、なっとくできた。納得できたので、僕もがんばろうと思う。
いつまでもデブと思うなよ!!
現在timelogを使って、日々の食事を記録中。

ちなみに岡田氏は、僕と中学の同級生らしい。らしい、というのは、通った中学がマンモス校(1学年22クラスもあった!)だったので、同級生のほとんどを知らない。別の同級生から岡田氏も同級生だと教わった。ほんとかどうかは定かでない。
カワムラさんのブログのエントリーが「岡田斗司夫」「ダイエット」と検索すると上位に表示されるとカワムラさんが自慢していたので、カワムラさんよりも上位に表示されるようになるのかどうかのチンケなプライドをかけたテスト。器の小さい男、湯川鶴章。スンマセン。
カワムラさん、僕も村上春樹が大好きです。「ノルウェーの森」は「上」「下」3セット持ってます。ハードカバーのセットは永久保存版。文庫の1セットは手元に常に置いて読むため。もう1セットは、友達に貸すためのものです。
 

SearchとShareがシナジーを生む 2007年後半のSEM新戦略ーアイレップ紺野俊介氏

 セミナー「爆発するソーシャルメディア」でのアイレップ紺野俊介さんの講演です。

「紺野俊介氏・爆発セミナー講演音声ファイル」

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クチコミのチカラ

 吉田賢さんの「クチコミのチカラ―ビジネスに生かすクチコミ・マーケティング」を読了。口コミマーケティングに関する本はこれまでに何冊か読んだが、仕掛ける側、つまりPR会社や広告会社の担当者にとってはこの本が最適と思われ。米国の動向も追っているし、体系的に情報を扱っている。実際の事例も紹介されている。

セカンドライフのビジネスチャンス-博報堂グループ相川雅紀氏、飯野正樹氏

 博報堂DYメディアパートナーズの相川雅紀さん、スパイスボックスの飯野正樹さんによるセカンドライフ進出支援事業に関する講演です。

「相川雅紀氏、飯野正樹氏セミナー講演音声ファイル」

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セカンドライフ内で世界陸上、スキージャンプ・ペア

 電通が3D仮想空間セカンドライフ内に「バーチャル東京」を構築中であることは過去にも取り上げた(例えばこちらこちら)。そのバーチャル東京プロジェクトが本格的に始動し始めたようだ。
 そのバーチャル東京内で、電通、TBS、株式会社プレゼントキャストが共同で、陸上イベントを開催する。25日から行われる世界陸上大阪大会に合わせて行うイベントだ。
Hougan5  開催場所は、バーチャル東京内の陸上競技場「バーチャル東京(VT)スタジアム」で、24日正午から9月1日正午まで砲丸投げが行われ、一般ユーザーもアバターを使って参加可能らしい。9月1日は20時から22時までの間、マラソンが行われ、一般ユーザーが参加し他のユーザーと競い合えるそうだ。
 まあビデオゲームの1種のようなものだ。ただみんなが同じ条件で戦うのではなく、ユーザーのマシンスペックやアバターの肉体的な違いから優劣に大きく影響するらしい。

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 また9月中旬には、あの伝説の競技「スキージャンプ・ペア」が開催される。
 スキージャンプ・ペアは、2人の選手が一組のスキー板に乗ってスキージャンプを行うという、リアルの世界ではありえない設定の映像作品。3Dクリエーターの真島理一郎さんがデジタルハリウッド大学の卒業制作作品として作り上げた映像で、世界最大のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭に入選。DVD化すると、累計50万本を売った大ヒットとなった作品だ。
 それをセカンドライフ内で再現しようというもので、ユーザーは他のユーザーとペアを組んで、スキージャンプに挑戦できる。その飛び方やフォームなどで競い合うようになっている。
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住太陽さんが文学賞受賞!

 「ブログをやっていて一番よかったことは」と聞かれると、迷わず「すばらしい人たちと出会えたこと」と答えるようにしている。住太陽(すみ・もとはる)さんは、そんな会えてよかったと思える人物の一人である。
 見た目は暴力団関係者かヤンキーの兄ちゃん(失礼!)。こちらがちょっとドキドキしながら話すと、非常に温和な話し方をする。気弱にも映る。
で、「なんだコイツ。ヘタレ(大阪弁で度胸のない人のこと)か」(失礼!)と思っていると、芯の通った発言に驚かされる。
 しばらく話しているとそのまっすぐな人間性に心動かされてしまう。2度会っただけだが、すっかりファンになってしまった。尊敬していると言ってもいい。
 その住さんが、第19回堺自由都市文学賞を受賞した。小説など書いたこともない住さんが、である。高校卒業後、職を転々とし、「職業は?」と聞くと、「なんでしょうね。自分でもよく分からないんです」と答える風来坊のような住さんが、である。いや、さまざまな体験を経た住さんだからこそ、受賞できたのだろう。
 住さんのmixiの日記で、文学賞に応募したこと、1次審査を通ったことを知ったとき、なぜか「住さんなら絶対に受賞するだろうな」という確信に近い思いを抱いた。
 そして予想通りの快挙である。

 「洗濯屋 他人の垢で 飯を食い」。自虐の川柳を口にし、鬱々(うつうつ)と過ごすクリーニング店の二代目。父は手仕事を守り続けるが、需要の落 ち込みと格安店に客を奪われ、先が見えない。そんなある日、客の一言に希望を見いだす。「ええ仕事や。腕のいい店には、いずれ客が戻る」
(中略)
「人生は想像もつかない展開を見せる。希望はある。だからあきらめず、固定観念にとらわれず」。自らに重ねて語る言葉は、書き続けたいという小説のテーマでもある。

 「人を取り巻く環境は、とらえ方次第で明るくも暗くもなることを伝えたかった」と言う。

僕も住さんのように、人に希望を与える仕事をしたいなあ。
進め!住太陽!!


住さんをインタビューしたビデオポッドキャストはこちら

音声版ポッドキャストはこちらこちら




ソーシャルメディア時代の広報術-ニューズ・ツー・ユー神原弥奈子氏

 セミナー「爆発するソーシャルメディア」から神原弥奈子さんの講演のポッドキャストです。

「神原弥奈子氏セミナー講演音声ファイル」

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米マイクロソフトの広告戦略①

 米マイクロソフトが広告ビジネスに本気になり始めた。同社のビル・ゲイツ会長は、7月26日に行われた金融アナリスト向けのイベントの中で講演し、家電の製造事業と広告事業を、同社の新しい収益の柱に育てていくと明言している。

▼広告で経済の「接続の組み換え」を

 しかしなぜ広告なのか。

それは今、ビジネスの仕組みが大きく変わろうとしているからだ。
 ゲイツ氏は、「経済のリワイヤリング」という表現を使う。事業のいろいろなプロセスのつながり方を、1から組み直す時代にきているという意味だろう。
これまではテレビで広告を打ち、販売促進のキャンペーンを展開し、あとは店舗に消費者が来て商品を買ってくれるのを待つというのが、宣伝から販売までの典型的な流れだった。
 ところがテレビで宣伝しても、これまでのようには売れなくなった。広告が効かなくなったという話をあちらこちらで耳にするようになった。
 代わりに、インターネット上で消費者に関するいろいろな情報を入手できるようになった。特定の製品に関するブログの書き込み、mixiのコミュニティー 内での消費者の生の意見、各種レビュー、バナー広告のクリック履歴など、消費者が何を考えているのかをつかむことのできるデータがネット上に溢れ始めた。 こうした情報を製品開発や、広告、販売活動に、どう生かせばいいのだろうか。
 広告もマス向けの1種類ではだめだ。インターネット上では、特定の層だけに向けた広告を表示することも可能だ。
 販売する製品の数も、販売ルート、販売手法も、消費者ニーズの多様化に伴って増えていくだろう。
 情報、広告、販売。これら消費者とのコンタクトポイントの数が激増している。これらコンタクトポイントのつなぎ合わせ方、ワイヤリングの組み合わせも、 幾何学的に増える。 とても人手だけでまかなえるものではない。コンピューターの出番だ。経済は今、ワイヤをつなぎかえる試行錯誤を続けていると言ってい いだろう。
 ゲイツ氏は言う。「われわれは、今後10年間で広告がどのように変わるのかに関して幾つものビジョンを持っている。少なくとも若者はデジタル双方向環境に入り、多くのお金がそこに流れ込む。その分野には非常に大きなチャンスが待ち受けているんだ」。
 しかし、チャンスが待ち受けているのはオンライン広告市場だけじゃない、とゲイツ氏は言う。「オンライン広告市場は、広告市場全体から見ればまだまだ小 さい。でもテレビ視聴はどんどんインターネットベースになりつつある。読書だってどんどんスクリーンベースになってきている。双方向のターゲット広告は今 はまだ(オンラインの)小さな領域にしか存在しないが、やがて完全に主流になるんだ」と主張している。
 今ネット上の広告の現場に押し寄せている技術革新の波が、いずれテレビ、ラジオ、新聞といったあらゆる媒体にまで波及する。それはマイクロソフトにとっても非常に大きなビジネスの領域になる。だからこそ、そこに全力を傾けるというのだ。
 マイクロソフトのCEO(最高経営責任者)であるスティーブ・バルマー氏は同じ金融アナリスト向けのイベントで、より熱い思いを込めて広告事業に向けた 展望を語っている。「必要な人、物、金、技術革新を投資し、どんなことがあっても広告業界のキープレーヤーになってみせる」-。
 広告業界ではまだわれわれは小さなプレーヤーに過ぎない、とバルマー氏は言う。しかし小さなプレーヤーであるということはチャンスでもある。これまで築 き上げたものを失う心配がない分だけ、新しいことにチャレンジできるからだ。「広告のあり方を変えるような再定義するような新しいことを手がけてみたい」 とバルマー氏の思いは熱い。

▼マイクロソフトの広告戦略

 ではマイクロソフトは「広告のあり方」をどのように変えたいと考えているのだろうか。
ゲイツ氏や、バルマー氏の発言を総合すると、マイクロソフトの考える新しい広告のあり方は、次のようなものだと思われる。
 1つは、広告は消費者一人ひとりの情報ニーズに合った形で配信されるべきだということ。いわゆるターゲット広告である。
 2つ目は、双方向、インタラクティブであるべきだ、ということ。ただ表示する、というだけの広告ではない、ということだ。広告をクリックすることで情報 の内容が代わったり、ゲームを楽しめたり、コミュニケーションが成立したり、など、いろいろな機能が追加された広告になる、ということだろう。
 3つ目は、仲介なく広告枠の売り手と買い手のマッチングを可能にすべきだ、ということ。広告枠のオークションということで、いわゆる広告マーケットプ レースの構築が必要だということだ。ただのオークションではなく、非常にタイムリーに広告を出せる仕組みを考えているようだ。
 4つ目は、媒体社にとっても広告主にとってもより収益の上がる広告であるべきだ、ということ。ネットビジネスは儲からないー、広告収入だけでサイト運営 は困難だ。長い間、そう言われてきた。しかしそのうち儲かるサイトが出て来た。日本の場合はヤフーである。ヤフーの一人勝ち、といわれた時代が続いた。次 に儲かるようになったのがグーグルである。検索連動型広告で大きな収益を得るようになった。そしてブログも広告「儲かる」ようになってきた。もちろん1つ ひとつのブログの収益は、こずかい程度。しかし、無数のブログの広告収入を集めれば、それこそ「チリも積もれば山となる」。オンライン広告市場の一角を占 めるようになっている。
 つまり大手ネットメディアであるヤフー、グーグル、それにマイクロメディアと呼ばれるブログは広告で儲かるようになってきた。しかしその中間に位置する ミドルメディアであるところの大多数のサイトは、いまだに思うように広告収入があがらいのが現状である。そのミドルの部分のサイトが儲かるような仕組みを 作り上げることができれば、それは非常に歓迎されるだろう。
 さてマイクロソフトが目指す5つ目の広告のあり方は、広告の各種業務がより効率化されるべきだということである。キャンペーンの企画から、メディアプラ ンニング、広告枠の売買、キャンペーンの実施まで、統合されたシステムを利用することによって、まだまだ効率化できるワークフローがあるはずである。マイ クロソフトはそう考えているようだ。

では具体的には、どのようなシステムを作っていくつもりなのだろう。マイクロソフトは、広告関連のシステムを総合し「広告プラットホーム」という名前で呼んでいる。
マイクロソフトによると、同社の広告プラットホームは次の4つの技術的要素から構成される。
 1つは、広告枠の売り手と買い手も結びつける仕組み。広告マーケットプレースのことだ。
 2つ目は、広告配信の仕組み。広告を必要とする媒体枠に、その枠に合った広告を的確に配信するシステム、いわゆるアドサーバーのことだ。
 3つ目は、キャンペーンの企画から実施までのワークフローを効率化するための各種ツールである。広告主向けツール、媒体社向けツールの両方が必要。
 4つ目は、以上3つのことがパソコン向け広告だけではなく、ケータイ向け広告、カーナビ向け広告、街頭メディア向け広告など、ネットに接続されたあらゆる電子機器向けの広告に利用できるようなシステムだ。

▼広告プラットホーム

 こうした広告プラットホーム確立という目標に向けて、マイクロソフトはどの程度進んでいるのだろう。

マイクロソフトは、同社運営のポータルサイト「MSN」上の検索連動型広告の配信を、ヤフー傘下のオーバーチャーから受けていた。それを2006年に独自開発の広告配信システム「アドセンター」に切り替えた。
 検索連動型広告とは、ユーザーが検索した際に、検索キーワードと関連する広告を表示する広告配信の仕組み。検索連動型広告ではグーグルのアドワーズが有名だ。
 またこの種の広告は、広告主が特定のキーワードの広告枠に入札できるようになっている。広告配信の仕組みである一方で、広告枠の売り手(この場合はMSN)と買い手を結びつける仕組みでもあるわけだ。
 検索結果ページに表示される広告枠に関しては、広告プラットホームを構成する4つの要素のうちの2つを実現していることになる。
 マイクロソフトは、さらにアドセンターで、コンテンツ連動型広告も配信していくことにしている。コンテンツ連動型広告とは、各種ウェブページの記事の本 文の内容を把握して、それに合った広告を表示するというもの。取り扱い広告枠を、検索結果ページに加え、一般的なウェブページの広告枠にまで拡大したわけ だ。
 また今後は、マイクロソフト運営のウェブサイトだけではなく、他社運営のウェブサイトにもアドセンターで広告を配信していくという。他社の広告配信を請け負うわけだから、マイクロソフトが広告会社になるわけである。
 同社の広告を担当するプラットホームズ・アンド・サービシズ部門のプレジデント、ケブン・ジョンソン氏によると、オーバーチャに委託していたMSNの広 告配信を自社開発のアドセンターに蔵替えすることは、「大きな賭けだった」と語っている。果たして広告主を獲得できるのか、オーバーチャに委託していたほ うが広告売上が大きいのではないか、といった声が社内にはあったようだ。それでも自社システムに切り替えたのは、広告大手になるという戦略があったから だ。
 またこの戦略に向けて広告関連会社の買収を進めている。その1つが大手広告会社アクアンティブ社の買収である。
 ジョンソン氏によると、アクアンティブ買収でマイクロソフトは4つの武器を得たという。1つは、広告枠の売り買い機能を持つ広告ネットワーク「DRIVEpm」である。
 2つ目は、「Atlas」と呼ばれる広告配信サーバーと、それが持つデータ、アルゴリズム(計算プログラム)、広告主である。
 3つ目は、媒体社と広告主向け各種ツールである。このツールのおかげで、アクアンティブは、媒体社にも広告主にも幅広い影響力を持っている。
 4つ目は、アクアンティブ傘下の広告代理店アベニューAレーザーフィッシュ社である。アベニュー社は、世界最大のデジタルメディア広告代理店。日本では電通と合弁会社を設立している。
 マイクロソフトが目指す広告プラットホームの要素である、売り手と買い手を結びつける仕組み、広告配信の仕組み、媒体社・広告主向けツールなどを、強化する買収というわけだ。
ただ売り手と買い手を結びつける仕組みで重要なことは、仕組みを作るだけではなく、その仕組みを多くの人に利用してもらうことである。過去に多くの電子 マーケットプレース事業が失敗したのは、オークションシステムという仕組み、「箱」だけを作り、その「箱」の中に、売買される物という「中身」を入れるこ とができなかったことにある。「箱」はできたが「中身」がないという状態から、売りに出ている物があるので人が見に来る。人が多く来るから、売りに出る物 が増える。物が増えるから、よけいに多くの人がくる・・・。こういう好循環に持っていくことが難しいのである。
 手っ取り早く、この好循環を生み出すのにはどうすればいいか。人や物を既に多く抱えている会社を買収し、マーケットプレースを利用させることである。そういう意味でマイクロソフトはアクアンティブの買収を決めたのだろう。
ただ買収金額が予想を超えて大きかった。それほどの価値のある買収だろうか、という声が多く寄せられたようだ。ジャクソン氏は、2、3年後には800億ド ル市場になると見込まれる広告市場は非常に魅力的だし、数年後にはさらに大きな市場に拡大すると見られるので、買収金額は決して高くないという見方を示し ている。またマイクソフト以外にも、アクアンティブ社をあと2社と競っていたことを明らかにしている。あと2社とは、グーグルだろうか、ヤフーだろうか。 それともほかの広告会社だろうか。

▼広告関連技術のメーカーを次々買収

 マイクロソフトはこのほかにも広告マーケットプレースのアドECNの買収を発表した。
 アドECNは2006年に開設された広告マーケットプレースで37の広告ネットワークが参加している。
 広告マーケットプレースは、ちょうど証券取引所NASDAQのようなものだ、とジャクソン氏は指摘する。NASDAQという中立機関のところに売り手と 買い手が集うことで、商品の流動性が高まる。同様に必要な広告枠に広告たタイムリーに配信されるので、媒体社にとっても広告主にとってもハッピーな関係が 結べるということらしい。
マイクロソフトは2007年5月に、フランスのモバイル広告技術を持つスクリーン・トニック社を買収したと発表している。スクリーン・トニック社は、モバ イルの広告主200社の広告を配信している。モバイル広告は、急成長が期待される市場である。スクリーン・トニック社は、現在広告主200社の広告を14 億ページ分の広告枠に向けて配信している。.
またゲーム内広告のマッシブ社も2006年5月に買収している。マッシブ社は、野球ゲーム内の野球場の広告枠や、ストリートファイトゲーム内のビルボード の広告枠などを、実際に大手企業に広告枠として販売している会社だ。コカコーラの広告など本物の広告を3次元ゲーム内に表示することで、ゲームのリアル感 が増すと評判だ。
 マイクロソフトが2007年3月に開催したウェブセミナーで同社は、マッシブ社がこれまでに100社以上の大手企業の200件以上の広告キャンペーンを これまでに展開したと発表している。また7月の金融アナリスト向け会合で、マッシブ社が広告を掲載しているゲームは50本を超えており、年内にはゲーム会 社40社以上の協力を受け、広告掲載ゲームの本数が100本以上になる見通しを明らかにしている。
 ゲームを楽しむのは13歳から29歳までの若者層。テレビなどほかの媒体に触れることが少なく最もリーチしずらい消費者層の1つだ。日本ではまだまだこれからの感があるが、米国の広告主はゲーム内広告に熱い視線を送っているようだ。。
 マイクロソフトはまた、インターネット回線技術を使ったテレビ(IPTV)の分野にも力を入れている。IPTVではマイクロソフトは、メディアルームという製品を発表しているが、この分野にもアクアンティブ社のオンデマンド動画広告技術などを取り入れていく考えだ。
 ちなみのマイクロソフトは、オフラインの広告媒体に手を出す考えはなさそう。マイクロソフト主席広告ストラテジストのユスフ・メーディ氏は、雑誌やラジ オの領域で買収に手を出していないのは、マイクロソフトが出遅れているからではない、と説明する。メーディ氏は「われわれのビジョンは非常にはっきりし ている。インターネット上で強力なプレーヤーになることだ」と語っている。マイクロソフトは、ネット接続されたメディアにしか興味がない。広告を特定の層 にターゲティングでき、広告効果を測定できる媒体にしか興味がないということだ。もちろんテレビがネット接続され、ターゲティング広告、効果測定が可能に なれば、テレビというメディアの広告領域でも強力なプレイヤーになることを目指すのだろうが・・・。メーディ氏は、モバイル、ゲーム、そしてまだ発表して いないもののネット上のビデオの、3つの領域で積極的に動いていくとしている。
アドセンター、アクアンティブ社、アドECN社、スクリーン・トニック社、マッシブ社・・・。マイクロソフトが構築を目指す広告プラットホームの基本的な 要素は手に入れた。ケブン・ジョンソン氏は、「明確な戦略もある。基本的要素の組み立ては終えた。今は統合を進めている」「これまでは基礎固めの時代。こ れからは実施モードに入る」と宣言している。マイクロソフトは、戦闘モードに入ったわけだ。(湯川鶴章)

出版に向けての資料原稿です。引用にはご注意ください。
誤字脱字、事実誤認などのご指摘、大歓迎です。

参考記事・ネット覇権争いの主戦場は「広告マーケットプレース」に

http://www.microsoft.com/msft/speech/FY07/GatesFAM2007.mspx

http://www.microsoft.com/presspass/exec/yusuf/05-08-2007MSNSAS.mspx

http://www.microsoft.com/msft/speech/FY07/JohnsonFAM2007.mspx

http://www.microsoft.com/msft/speech/FY07/BallmerFAM2007.mspx

ソーシャルメディアの時代だぜっ!

 「検索」の時代から「ソーシャルメディア」の時代に変わろうとしているんだよって、爆発するソーシャルメディアって本も出したし、ここ半年ばかりあちらこちらで話てきたんだけど、反応はどちらかといえば今いち。「へー」「ふーん」「ま、そういう見方もあるかもしれないね」って感じが多く、「そうだったんですか!目からうろこが落ちました!」ってな反応はまったくなかった。トホホ・・・。おれって単なる変人?
 でもまあ自分の主張を裏書するようなデータが出たので、気を取り直してご紹介。download squad経由、Online Publishers Associationの調査結果がこれ。

過去3年間でユーザーがコンテンツの利用する時間が増えている。その理由は、今までオフラインにしかなかった情報がどんどんネット上に載ってきているから、が1つ。新聞社もネット事業に本腰を入れているもんね。

もう1つの理由は、SNSなどのソーシャルメディアの利用者が増えてから
なんだってさ。ねっ。

反対にコミュニケーションの時間が減っているのは、メールよりもインスタント・メッセンジャーの利用が増えたからだとか。

で、ソーシャルメディアの利用が増えているので、それをどうマネタイズするかの競争が始まっている、ということで「広告マーケットプレース」をテーマに取材、調査、執筆を開始したわけ。(関連記事:ネット覇権争いの主戦場は「広告マーケットプレース」に)

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何がきっかけで炎上するか分からないという話

タレント、吉野紗香さんのブログ「吉野紗香の黄色いお家」が炎上したらしい。(関連記事)
アニメ映画を絶賛したエントリーらしいが、それがアニメファンを刺激したらしい。記事曰く、

芸能人がブログを書くのはいまや珍しくないが、何がきっかけで炎上するか分かりにくいブログ特有の危うさを改めて露呈した格好だ。

だってさ。ふむふむ。自分用メモ。

 

セカンドライフが問い掛けていること-電通・粟飯原健氏

 セミナー「爆発するソーシャルメディア」から電通の粟飯原健さんの講演です。

「粟飯原健氏講演音声ファイル」

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「次世代広告テクノロジー」無料PDFで読める!

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著者の一人、織田浩一さんのブログで、わたしが書いた「なが~いはじめに」と織田さんの書いた第1章のPDFを無料配布してくださっています!わたしの「はじめに」では、この本を読む上でのポイントをまとめています。

もちろんベストセラー「テレビCM崩壊」を監修した織田さんや、博報堂、電通、グーグルと移籍した伝説の広告マン、高広伯彦さん、サイバーエージェントの知恵袋、スダシンさんといった「3賢人」の文章を読みたい!、という人は多いと思う。でもそのほかの著者の原稿も大変、読み応えがあります。ぼちぼちと出始めたブログの書評を読んでも、3賢人以外の著者の原稿を評価する声が幾つかありました。

今後ウェブの世界の変化のけん引役は、広告テクノロジーになることは間違いありません。ぜひお手に取って読みください。

コンテンツ・フューチャー

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)を読了。コンテンツの未来はどうなるのだろうと疑問に思う人は多いと思う。僕のいる業界なんかの関係者もそういう人は多いし、僕自身、ここ数年そのことばかりを考えていた。 だから立場こそ違え、この本の中でインタビューを受けた人たちの迷いや不安、チャレンジ精神のようなさまざまな思いはよく分かる。僕がインタビューされたとしても「よく分からないヨー」って言うしかないと思う。
でも本当にコンテンツの将来の姿を見たいのであれば、コンテンツ制作の現場でがんばっているクリエーターや関係者に聞いても無理なんだと思う。コンテンツの将来は、そうした現場の人たちとは無縁のところで形成されるからなんだ。 それはどこかと言うと、コンテンツビジネスをマネタイズするような技術を開発する領域だと思う。コンテンツのマネタイズ技術がネット上のコンテンツのありようを変えていくのだ。 コンテンツの将来を見たければ、技術動向のその先を読むしかないのだと思う。
マネタイズ技術が確立しなければ、ネット上のコンテンツはアマチュア作品であふれかえる。コンテンツの未来はアマチュア作品の未来になる。
マネタイズ技術が確立されれば、プロのクリエーターは生き残る。それだけのことだ。
で技術動向を見たうえで、僕がどう考えるかというと、2、3年後には今のプロのクリエーターたちが生活できるだけの収益を得ることのできるマネタイズ技術が確立されるのではないかと思っている。ヒントは広告の新技術にあるのだと思う。

媒体社向け広告マーケットプレース

 米オンライン広告会社aQuantiveの1部門であるAtlasが、大手媒体社向けの広告マーケットプレースを始めた。(英語の発表文)
 トップページのバナーとか、価格の高いバナー以外の広告枠を売買するためのオークションで、広告主が入札する形。広告主を競争させることによって価格が釣りあがり、媒体社にとっては売り上げ増につながる。

 aQuantiveって、マイクロソフトが買収したんだよな。マイクロソフトはAdECNという広告マーケットプレースの会社も買収している。まあいろんな形のマーケットプレースを運営していこうということなんだろうけど。

 aQuantiveがどんな会社かは、織田さんのブログから

aQuantiveはAvenue A/Razorfish、Atlas、Driveという3つの会社から成り立っているが、MSN、XboxやadCenterなどメディア側のサービスや 広告配信用のツールが主なマイクロソフトが、顧客となる広告会社と競合となるAvenue A/Razorfishを長期的に持ち続けることは考えにくいし、マイクロソフトには今まで全く経験のない分野だ。
     ということで、Avenue A/Razorfishがどこに行くのかを今楽しく考えているところだ。

でこのうちのAvenue A/Razorfishは電通と資本提携していて日本では電通アベニューAレイザーフィッシュという会社を作っている。社長の渡邊竜介さんのブログ。もう少し勉強してから取材してみたい。

関連記事:これから本の執筆始めます

 

佐々木俊尚氏講演②-「爆発するソーシャルメディア」セミナーから

 「爆発」セミナーでの佐々木俊尚氏の講演の後半。最後部分が途切れています、ごめんなさい。

「佐々木俊尚氏講演音声ファイル②」

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パソコン時代の表計算、3D時代のアプリとは

 「表計算ソフトがない時代には、いったいどうやってビジネスをやっていたんだろう」と思えるほど、ビジネスの世界では、表計算ソフトというかexcelは不可欠なものになっている。パソコンが普及したことで、表計算ソフトというアプリケーションは後戻りできないほどビジネスの現場を変えてしまったのだ。
 逆の言い方をすると表計算ソフトは、パソコンなくしては誕生しなかったアプリケーションだ。パソコンのない紙の時代の表計算を真似たものではなく、パソコン普及後の世界ならではの新しい計算のやり方である。現実を超える新たな計算手法を、パソコン普及後の世界が作り出したのである。

 同様に3Dインターネットが普及することで、「それがなくては話にならない。あって当たり前のサービス」というものが生まれるのだと思う。そしてそれは現実社会にあるサービスを単純に3D空間で真似たものではなく、3D空間ならではのサービスになるのだろう。現実を超えるまったく新たなサービスが、3Dインターネットが当たり前に普及するころには生まれてきているのだろう。
 それこそが3Dインターネットの最大の可能性ではないだろうか。
 具体的には、やはりミーティングと教育、訓練になるんだろうけど。
 このブログ(英語)を読んでいて、そんなふうに感じた。

佐々木俊尚氏講演-「爆発するソーシャルメディア」セミナーから

 時事通信テクノロジーセミナー「爆発するソーシャルメディア」から、佐々木俊尚さんの講演の前半です。

「佐々木俊尚氏講演音声ファイル①」

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フラット革命

 「言論は相対化する」「社会はフラットになる」・・・。佐々木俊尚さんと話をしていて、ときどき「?」となってしまったことがあるが、そうか、こういうことを言いたかったのね。
 やはりさすがの文章力で、抽象的な話を分かりやすく、おもしろく、一気によませてしまう本だ。
 どこかに帰属し安心である一方で窮屈な社会。それが反対に、自由だけれど精神的に不安になる社会に移行しようとしている。その辺の感覚って、僕は実によく分かる。僕は人生の半分近くを米国で過ごしたんだけど、米国はまさに自由だけど精神的に不安になる社会だった。日本もそんな不安定な社会になっていくんだろうなあ。
 これまで国家のになってきた「公共性」を自律分散的なシステムによって再建する必要があるとのべているが、その見通しが立たないってことなんだけど、米国ってまさに「公共性」を自律分散的なシステムで担ってるんだよね。要は、人々の意識は自律分散的なコミュニティーに属していて、それらのコミュニティーを「自由」という概念や「星条旗」というシンボルでまとめあげているのが米国だと思う。
 で日本人も会社というコミュニティーから別のコミュニティーに帰属意識を移していく。別のコミュニティーは地域的なものではなく、mixiのコミュニティーだったりするかもしれない。そうした多くのコミュニティーを国家として1つにまとめ上げる概念が、日本の場合、まだなんだか分からない。でもいずれ語られるようになる気がするので、僕はそう心配していない。
 そう考えるとインターネットって、米国的なもんなんだね。恐らく米国ではこの本のような論調は出てこないと思う。だって既に自律分散で公共性を作り上げているんだもの。

 過去に佐々木さんの本を何冊か読んだけど、この本は間違いなく彼の代表作になるだろう。執筆に当たり大変な思いをしたみたいだけど、ご苦労さまでした。すばらしい本になっています。
 それにしてもスポンタ君。本を読まずに書評を書くという、びっくりするような言論活動はやめてね(笑)。君のほかの言説まで相手にされなくなってしまうよ(もう既に相手にされていないという説もあり・・・汗)。共著者としてが売れなくなっては困りますので・・・(笑)。

追記:米国は確かに自己の確立した自律分散的システムなんだけど、それをとりまとめる公共性の部分で米国マスコミが果たしている役割は日本以上に大きいと思う。大統領選挙なんて政治ショーそのものだし、PR会社が米国の大統領選に果たす役割も大きい。
 では、そのマスコミが弱体化していけば、公共性はどのように担保できるのだろうか。
 やはり答えは、佐々木さんが「理想論かもしれないけれど」というところの「公共性はわれわれ全員が分散して担う」ということになるんだろうなあ。繭に守られたような社会は確かに安全だけど、それでは自己の確立は難しい。あぶなっかしくて恐いけど繭を破って浮遊することに挑戦して初めて蝶になって飛べるようになる。つまり自己が確立するわけだ。もちろん浮遊できずに鳥の餌食になるケースだって多いとは思うけれど。

これから本の執筆始めます

 去年もおととしも、夏の間に本の構想が固まり、秋から取材、調査、執筆し、春ごろ出版するというパターンだった。今年も次の単著の構想が固まった。これから調査、取材し、年末までに脱稿したいと思っている。やっぱり僕って、この仕事が好きなんだと思う。次の本のことを考えるようになってから、非常に機嫌がいい。なんだかうれしくてたまらないんだ。

ちなみに次の本は、こんな感じのテーマでいきたいと思っています。

聞きながら読む「次世代広告テクノロジー」

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 ついに「次世代広告テクノロジー」が本屋に並び始めました!新書と違ってそれほど部数が多くないので、すべての本屋に配本されるわけではないですが・・・。編著者として、結構思い入れのある本になりました。本の内容は、昨年秋の時事通信広告テクノロジーでの講演録がベースになっていますが、著者のほとんどがかなりの部分、加筆修正してくれていますので、旬な内容になっています。
 ウェブの歴史を見てみると、ポータルの時代、検索の時代ときて、今はソーシャルメディアの時代に入りつつあります。新しい時代を形成するのに不可欠なのが、広告テクノロジーです。次の広告テクノロジーを制した者が次の時代の覇者になれるのだと思います。この本の中では次の広告テクノロジーの中核の1つは広告マーケットプレースになるのではないかと予測していますが、マイクロソフトが広告マーケットプレースのAdECNを買収すると発表したり、グーグルがダブルクリックを買収して広告マーケットプレースの構築を計画していたり、米ヤフーが広告マーケットプレースのライトメディアを完全子会社化したり、広告マーケットプレースをめぐる動きが実際に活発になってきています。

 さて「次世代広告テクノロジー」を購入してくださったみなさんのために、それぞれの著者の講演の音声ファイルへのリンクを以下にまとめました。講演の音声を聴きながら、本を読んでもおもしろいかもしれません。

    Part 1
織田浩一「その広告は届いているのか?」
高広伯彦「なぜ、僕は”広告マン”としてGoogleにいるのか?」
須田伸「ソーシャルメディアが広告媒体になるための条件」

 Part2
川村佳央「ゲーム内広告の市場と手法」
田中弦「コンテンツ連動型広告の現状と展望」
永松範之「日本の行動ターゲティング広告」
紺野俊介「リスティング広告+αとしてのSEM」
神原弥奈子「PR2.0」
羽柴秀彦「行動ターゲティングを活用した広告評価」
武智清訓「SEOからLPOへ」

Part 3
パネル討論会