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Joostってたいしたことないように思う

Joostが大量にユーザーを招待したため、あちらこちらで話題になっているけど、Joostってそんなにすごいのかなあ。

まあユーザーインターフェースはカッコイイけど、それがなにか。

日本にいながら米国のテレビ番組をみられるのはうれしいけど、米国にいれば放送でも見れるしCATVでも見れるものがネットに乗っただけじゃないんだろうか。オンデマンド・コンテンツがあるといっても、CATVでもオンデマンドやってるし・・・。画質がいいということだけど、PC向けサービスにしては、ということだけ。CATVや普通のテレビとの比較ではない。

P2P技術を使っているとこがすごいのかもしれないけど、ユーザーにとってはそんなことどうでもいい。画質のいい動画がとぎれることなく送られてくればいいだけのことだ。
ダウンロード型のP2Pなら、とぎれることなく動画を見ることができるけど、Joostのようなストリーム型P2Pならかなりバッファを用意しないといけなくなる。それなら今までのようなダウンロード型でいいじゃん。スカイプで成功したから、P2P技術を過信しているんじゃないのか?
と思うんだけど、この辺りは専門家の意見を聞きたいところです。だれか教えてください。

テレビ局の出資を受けるなど、コンテンツホルダーの信頼を得ているところがすごい、ということなんだけど、コンテンツホルダーはJoostと独占契約を結んでいるわけではない。コンテンツホルダーはより多くの配信事業者と組みたい。もっと言えば、できるだけ多くのコンテンツ量、広告料を支払ってくれる配信事業者と組みたいと思っている。
今、バイアコムなんかがJoostを支援しているのは、単にYouTubeを持つGoogleへのあてつけじゃないのか。本当はA社と契約したいんだけど、条件をよくしたいので、あえてB社と仲のいいふりをする、というのは交渉術の基本。Googleがコンテンツホルダーにより有利な条件を提示すれば、すぐにYouTubeにもテレビ局のコンテンツが配信されるようになるだろう。

つまり、競争の核になっているのは、配信技術やコンテンツホルダーの取り込み方じゃなくて、広告テクノロジーのようなマネタイズの手法なんだと思う。コンテンツホルダーが納得するような収益があがる仕組みを開発したところの勝利になるのだ。
とまあ、「メディアは広告テクノロジーとともに変化し続ける」といういつもの持論につながるわけです。チャンチャン。

でも初めに書いたように、アメリカの番組が日本で見られるのは非常にうれしい。

5月 23, 2007 |
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