« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

メーカー、流通業者とのコラボ-クックパッド森下満成氏

 クックパッドの広告事業部長の森下満成さんに、食材メーカーや流通業者との協業の話を聞いた。

  • クックパッドは食卓に大きな影響力を持つ。ユーザー9割以上が食材の意思決定に関しクックパッドの影響を受けている
  • 流通業者は店頭でクックパッドのレシピを使って販促
  • ミツカンは酢の需要の底上げに成功。オンラインの料理教室を開き、お酢マスターを育成し、レシピを投稿してもらうというイベントを開催し、酢の売り上げが2割増
  • 料理研究家の料理は「自分には無理」。自分と同じ主婦が作ったレシピだから共感。投稿するユーザーは、「これおいしい」という評価コメントがうれしい。口コミで広がる
  • コンビニの惣菜にも、クックパッドのレシピ
  • メーカーとの協業が増えてきている。

p>「森下満成氏音声ファイル」

 

「湯川鶴章のIT潮流」の登録は、以下のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップして下さい。

岩手の猛者、上路健介さん

「これからのメディア企業はどうすればいいんでしょう」という質問を受けることがよくある。

僕の答えは決まっている。

「地方紙はネット上でも地方紙である必要はない。若く優秀な技術者を一人雇用するだけでいいんです。裁量権を与えてメディア企業ならではの新しいネットサービスを開発させればいいんです」。

そんな理想的な技術者に会った。IBC岩手放送の上路健介氏だ。

岩手放送には以前から注目していた。まだツールバーが珍しかったころに、岩手のテレビ局がツールバーを開発していた。衝撃的だった。
僕もブログやポッドキャストなど新しいツールに次々と挑戦しているのだが、岩手放送のポッドキャストの開始は、この「IT潮流」よりも早かった。
「岩手放送に猛者がいる」。ずっと気になっていた。

その猛者が、上京を機に会いにきてくれた。
初めて会う人間同士がこれほど話が合うことがあるものかと思うほど、意気統合した。ネット時代におけるマスメディア企業の可能性から新しいサービスが普及する条件まで、考えていることはほとんど同じだった。
違いは僕のアイデアは机上の空論として社内でほとんど相手にされないのに対し、上路氏のアイデアは同氏自らがコードを書き実際に形になることで、実際に業界を変えようとしていることだ。

 コードはペンよりも強し。

上路氏はマスメディア企業の強みを生かしたネットサービスを次々と考え出している。
意気統合した結果、上路氏が講演するINTEROPIMCのカンファレンスのパネル討論会に急きょ参加することになった。これこそマスメディア企業の進むべき道、というものを二人で熱く語り合いたいと思う。

“放送+ネット”本当の連携はこれから始まる
6月15日 13:15~14:45
結構人気みたいだから、興味のある方は早めに申し込んだほうがいいかも。

次に生まれ変わったら記者じゃなくプログラマーになろうっと。

実は世界最大レシピサイト?-クックパッド佐野陽光氏

Photo_12  日本最大の料理サイトクックパッドの佐野陽光さんに、サイト自体の話を聞いた。サービス開始が1998年。これまでにITバブルの崩壊など、いろいろあったようだ。ようやく累積損失がなくなったのが昨年前期という。ネット業界は浮き沈みが激しく新しい企業が出ては消えていくが、昔聞いたことのある企業が最近またまた名前をよく聞くようになった。やはりブロードバンドが普及しネット常時接続の利用が広がったおかげで、多くのネット企業がここにきて羽ばたき始めたということだろうか。

  • 月間ユニークユーザー250万人
  • レシピ数22万品目。ひょうっとすると世界一。
  • 月間ページビューは1.5億。
  • 主婦の集まるサイト、女性系サイトとしてもNo.1。
  • 食の多様性を重視し、ランキングをあまり多用しない。
  • お気に入りのレシピ作者数人をマークし、その新作を試す、というのが上手な使い方

「佐野陽光氏音声ファイル②」

 

「湯川鶴章のIT潮流」の登録は、以下のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップして下さい。

分かっちゃった。料理は人を幸せにする-クックパッド佐野陽光氏

 日本最大の料理サイトクックパッドの佐野陽光さんに、なぜ料理のサイトを立ち上げたのかを聞いた。クックパッドは料理レシピの投稿サイト。CGMやWeb2.0などという言葉ができる以前から、これこそCGM的なサイトを立ち上げていたわけだ。
 なぜ男性の佐野さんが料理サイトを立ち上げたのか。それは「すかっとした笑顔を作りたかいから」・・・。こうした前向きなテーマで、ビジネスを推し進められるって、本当にうらやましい。今回のポッドキャストは、「笑顔を作りたい」という佐野さんの熱い思いが伝わるお話になっています。

  • すかっとした笑顔を作りたい。料理が生活の楽しみになれば、そうなる。
  • 食文化を次の世代に伝えたい。

「佐野陽光氏音声ファイル①」

「湯川鶴章のIT潮流」の登録は、以下のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップして下さい。

友人の脱サラ農家

 ポッドキャストの更新ができていません。ちょっとバタバタしてまして、ゴメンナサイ。2、3日前にCOOKPADを取材してきましたので、来週初めにもアップできると思います。
 さて久しく会っていない友人から、メールがきました。彼とはシリコンバレーで知り合いました。10年来の友人です。バリバリのエンジニアだったんですが、脱サラして長野でブドウ農家を始めたんです。スゴイっ!
 自分にはできないことかもしれないけど、なんかうらやましい。カッコいい。彼のブログを読む限り、生き生きしているのが伝わってくる。ガンバレ、新米農家!中川くん、応援してます!

収穫期の前に一度遊びにいきたいと思っています。
かれのホームページはこちら

爆発するソーシャルメディア

 季節外れの休暇をもらっていました。更新止まってスミマセン。さて新書を出したというお知らせをしていませんでした。いろいろなところで書評を書いてもらっているのに、自分のブログでは一言も触れていないのはおかしいかなと思い、新書の紹介のエントリーを・・・。
 「爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまでグーグルを超えるウェブの新潮流」という長いタイトルです。明らかにSEOを意識したタイトルになってます(笑)。
 内容についてはいろいろご意見があるとは思いますが、著者としては結構いい本ができたと喜んでいます。自分の思いのたけを一冊に詰め込みました。
 一番主張したいところは、「表現欲求というのは人間の基本的な欲求であり、日本人だろうとアメリカ人であろうと、この欲求には変わりはない」というところです。だから表現のツールが次々と登場、改良される中で、人々のクリエイティビティは爆発するようになる、と考えています。
 今はウェブを図書館のように利用する時代です。だからgoogleがチカラを持つ。でも図書館としての利用よりも、集いの場所、表現の場所としての利用の仕方が今後はメインになるだろうと思うわけです。だからソーシャルメディアはグーグルを超える、としました。
 同じタイトルでセミナーも計画しています(開催日が7月10日に変更になりました)。
 また書籍とセミナーのプロモーションのためのサイトも立ち上げました(まだα版、プレオープンの状態です)。

4月 6, 2007 |