グーグルニュース次の一手
米国のブログ「google blogoscoped」が入手したとされる米国グーグルの内部文書によると、グーグルはグーグルニュースの新バージョンのプロトタイプを第4四半期にテストするらしい。
「劇的な改良」を加えるということなんだけど、具体的には、記事中に出てきた他のニュースソースや組織、個人が特定の問題について議論できるようにする、ということらしいが、一体全体なんのこと???
記事中に取り上げられた企業や個人が、「それは事実と異なる!」というように反論できるようになる、ってことなんだろうか。
One more specific objective Google outlined as company goal earlier this year in another paper** available to me was to internally test a Google News prototype
during the fourth quarter. This “radically improved” prototype should allow “other news sources, and organizations and individuals mentioned in news stories to debate specific points.”
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ニュースのインテグレートということでしょうね。
ただ、議論というのは、ちがうのではないか。
つまり、Aという記事(事実)にBという事実が並置されるのであって、Aという事実に対して、Bという解釈とCという解釈が対照されるのではない。
JANJAN、ライブドアPJ、オーマイニュース日本版など、ニュースサイトといいながら、言論の場となっている。そういうのは、まったく違うでしょうね。
既存の市民ジャーナリズムたちは、なんらかの論調(解釈・結論)をメディアが主張する。だが、googleニュースは特定の論調を形成することを嫌う。したがって、複数のリファレンスを提示することによって、googleが固有の論調にまみれることを排除する。
(スポンタの言葉でいえば、野党的ジャーナリズムも与党的ジャーナリズムも拒否する)
たとえば、募金夫婦でいえば、マスコミの報道があり、2ちゃんねるの分析があり、トリオジャパンのインタビューがある。
それぞれに固有の論調を持っている。しかし、3つが並んで提示されれば、どこの論調を我が物にするかは読者次第である。
*
大統領選に向けて、トラッカーという動画撮影者たちが対立候補の演説を録画して、揶揄的な編集をこらしてYouTubeに載せることが流行っているという。そんな時期、googleニュースは、特定の論調に巻き込まれる危険性を感じて、先手を打とうとしているのではないでしょうか。
(投稿: スポンタ | 2006/10/31 22:45:03)